社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
スマホの充電でやってはいけないこと
どれだけ高性能なスマホでも、バッテリーの劣化からは逃れられません。時間が経過すればバッテリーは劣化します。保障プランなどに入っていれば無料で交換できたりもしますが、サポートを付けていない場合、1万円程度の料金がかかるのが一般的です。ただしバッテリーは、使い方によっては長持ちさせることも可能です。特に長持ちするか早く劣化するかは、充電時の環境によるところが大きいようです。ではどういった充電方法がバッテリーの劣化につながるのでしょうか。
この点について、iPhoneであれば[設定]→[バッテリー]→[バッテリーの状態と充電]→[バッテリー充電の最適化]のチェックを入れておく(iOS13以降)といいでしょう。この機能はiPhoneが日ごろどのように充電されているかを学習し、充電容量が80%程度になったところで充電を保留し、充電を終了すると思われるタイミングで満充電にするように調節します。
またAndroidでもバッテリーを長持ちさせる機能が充実してきています。たとえばXperiaには「いたわり充電」という機能があり、満充電を80%や90%に設定することができます。これは時間帯で指定したり、システムにお任せしたりすることもできます。またGalaxyの一部の機種には充電を85%でとどめる「バッテリーの保護」という機能があるようです。
もちろん同じ理由で日差しのある場所など、気温が高くなる状況での使用や充電もバッテリーを劣化させます。さらに同様に気温が低すぎる状況での使用(充電)も劣化の原因となります。NTTdocomoによると、スマホは「周囲温度0度~35度の範囲で使用するのが理想的」とのこと。これは充電する際にも同様のことが言えそうです。
また湿気のあるところでの充電はバッテリーを傷めるだけでなく、発火事故につながるリスクがあります。たとえば夜に寝ている枕元で充電している場合、布団の中にスマホが入ってしまうとバッテリーは損傷を受けるかもしれません。布団の中は熱が逃げにくい状態であり、かつ身体から出た水分で多湿状態です。
放電しきってからの充電、100%状態の継続
バッテリーはどのくらいの頻度で充電すればいいのでしょうか。キャリア4社のコメントで共通しているところは「20%程度になったら充電し、80%程度になったら充電を終える」というものです。バッテリーを使い切ってしまったり、満充電の状態で充電し続けたりすることはバッテリーに負荷を与えるようです。この点について、iPhoneであれば[設定]→[バッテリー]→[バッテリーの状態と充電]→[バッテリー充電の最適化]のチェックを入れておく(iOS13以降)といいでしょう。この機能はiPhoneが日ごろどのように充電されているかを学習し、充電容量が80%程度になったところで充電を保留し、充電を終了すると思われるタイミングで満充電にするように調節します。
またAndroidでもバッテリーを長持ちさせる機能が充実してきています。たとえばXperiaには「いたわり充電」という機能があり、満充電を80%や90%に設定することができます。これは時間帯で指定したり、システムにお任せしたりすることもできます。またGalaxyの一部の機種には充電を85%でとどめる「バッテリーの保護」という機能があるようです。
熱と湿気のある環境
もうひとつやってはいけないことは「ながら充電」です。「ながら充電」とは充電しながらスマホを操作すること。特に充電しながらゲームをするといった高付加な作業はバッテリーを確実に劣化させます。「ながら充電」の問題点はスマホが発熱して高温になることです。この時には処理そのものの発熱と、充電による発熱が重なります。この状態はバッテリーにとってたいへん過酷な状況です。もちろん同じ理由で日差しのある場所など、気温が高くなる状況での使用や充電もバッテリーを劣化させます。さらに同様に気温が低すぎる状況での使用(充電)も劣化の原因となります。NTTdocomoによると、スマホは「周囲温度0度~35度の範囲で使用するのが理想的」とのこと。これは充電する際にも同様のことが言えそうです。
また湿気のあるところでの充電はバッテリーを傷めるだけでなく、発火事故につながるリスクがあります。たとえば夜に寝ている枕元で充電している場合、布団の中にスマホが入ってしまうとバッテリーは損傷を受けるかもしれません。布団の中は熱が逃げにくい状態であり、かつ身体から出た水分で多湿状態です。
<参考サイト>
iPhone の「最適化されたバッテリー充電」について|apple
https://support.apple.com/ja-jp/HT210512
スマホの充電で気を付けたい5つのポイント|NTTdocomo dアプリ&レビュー
https://apprev.smt.docomo.ne.jp/news/news-840830/
「ながら充電」や「100%のまま充電」はNG? スマホのバッテリー寿命を延ばす方法|ITmedia Mobile
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2108/19/news070.html
スマートフォンの充電でやってはいけないこと|ITmedia Mobile
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2211/04/news072.html
iPhone の「最適化されたバッテリー充電」について|apple
https://support.apple.com/ja-jp/HT210512
スマホの充電で気を付けたい5つのポイント|NTTdocomo dアプリ&レビュー
https://apprev.smt.docomo.ne.jp/news/news-840830/
「ながら充電」や「100%のまま充電」はNG? スマホのバッテリー寿命を延ばす方法|ITmedia Mobile
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2108/19/news070.html
スマートフォンの充電でやってはいけないこと|ITmedia Mobile
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2211/04/news072.html
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
“社会人学習”できていますか? 『テンミニッツTV』 なら手軽に始められます。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
深刻化する中国の人権問題…中国共産党の思惑と人権の本質
中国共産党と人権問題(1)中国共産党の思惑と歴史的背景
チベット、内モンゴル、新疆ウイグルなど、少数民族に対する深刻な人権侵害をめぐって欧米諸国から強い批判を浴びている中国。しかし、こうした人権問題は今に始まったことではない。中華人民共和国建国の経緯と中国共産党の思...
収録日:2021/10/15
追加日:2021/12/24
ジャパン・アズ・ナンバーワンで満足!?学ばない日本の弊害
内側から見たアメリカと日本(7)ジャパン・アズ・ナンバーワンの弊害
高度成長のために頑張った日本は「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の評価を得たが、その後の日本企業の凋落、競争力の低下を考えると、その弊害を感じずにはおられない。読書人口が減っている現状をみると、いつのまにか「世界...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/12/01
プロジェクトマネジメントとは?国際標準から考える特性
プロジェクトマネジメントの基本(1)国際標準とプロジェクトの定義
プロジェクトマネジメントが世界的に普及し始めたのは1990年代。ソフトウェア産業の発展とともに拡大を続け、時代のニーズを受けて多くのシーンに定着してきた。今回は、その基本に立ち返り、国際標準をもとに、プロジェクトと...
収録日:2025/09/10
追加日:2025/12/03
質疑編…司馬遼太郎の「史料読解」をどう評価する?
歴史の探り方、活かし方(7)史料の真贋を見極めるために
歴史上の出来事の本質を知るには、その真贋を見定めなければいけない。そのためにはどうすればいいのか。記述の異なる複数の本がある場合、いかにして真実を見極めるか。また、司馬遼太郎の作品が「歴史事実」として認識されて...
収録日:2025/04/26
追加日:2025/12/02
ブルーライトは悪者か?近年分かった「第3の眼」との関係
熟睡できる環境・習慣とは(2)酒、コーヒー、ブルーライトは悪者か
お酒やコーヒーなど世の中には睡眠に良くないのではないかといわれるものがある。また、現代においては特に、スマホの「ブルーライト」が睡眠には大敵だといわれているが、それらは本当に悪者なのか。一般に良い睡眠を妨げると...
収録日:2025/03/05
追加日:2025/11/30


