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しつこい迷惑電話の対策方法6選
固定電話、携帯電話、スマートフォンに限らず、今では着信時、相手先を確認してから電話に出ることができます。知っている相手なら問題ないですが、非通知や見知らぬ電話番号からの着信、みなさんはどのように対処されていますか?その多くは、営業であったり、詐欺といった悪質な迷惑電話だったりします。
2022年における警視庁の特殊詐欺認知件数は17570件、被害総額は370億超えとのこと。
見知らぬナンバーや非通知についてはでなければよいのですが、会社で受ける電話には、ビジネスチャンスにつながるものや大事なお客様であったりすることもあるので、でないで済ませることは難しいでしょう。また、個人においても、連絡のとれなくなった友人や家族といった心当たりがあると、迷惑電話の可能性を看過しつつも、ついつい出てしまうことになります。
詐欺電話など犯罪につながる電話は、一度でもでてしまえばトークや騙し方といった手口が年々巧妙化しているため、気がつかないうちに個人情報がぬかれていたりすることもあります。
1.着信情報を確認
固定電話ではナンバー・ディスプレイ機能のある電話機を使用。相手先の電話番号を事前に把握することができるので、電話に出る前に心の準備ができるのはもちろん、相手によって対応者や対応方法を変えることができます。見知らぬ電話番号は、インターネット検索することで、どんな相手なのかを知ることができます。詐欺やしつこい営業電話である場合は、その口コミ情報も知ることができます。
2.留守番機能を活用
固定電話では留守番電話機能付きの電話機を使用し、見知らぬナンバーからの着信には出ないで、留守電に録音された相手の声や内容から判断し、必要な内容の電話にだけ応答。
3.未知の着信を直接受けない機能を活用
未知の着信を拒否する機能を活用する方法もあります。非通知拒否機能の付いた固定電話の着信拒否設定は、3つの方法があります。
・ナンバー・リクエストを活用
非通知の相手に、番号を通知してかけ直すように自動音声を伝えることができる機能です。着信音も鳴らないので、不審な電話に対応する必要がなくなります。
・「非通知拒否機能」を活用
電話機に「非通知拒否機能」が設定されていれば、前述のナンバー・リクエストを契約することなく非通知からの電話を着信拒否することができます。
・迷惑電話おことわりサービスを活用
迷惑電話を受けた直後に、電話機からダイヤル操作で拒否設定をすることで、次回から同じ電話番号から着信があった場合に受電を断る自動音声を流すことができます。
4.迷惑電話対策機能を利用する
電話機やキャリアのサービスにある迷惑電話対策機能を利用するのも一つの方法です。
・指定番号着信拒否機能
着信したくない番号がわかっている場合は、着信拒否リストに登録しておくことで、拒否したい電話番号からの着信に対してお断りメッセージを流し、着信音を鳴らさないようにする機能です。
・迷惑電話切断きっかけ音
しつこい営業電話など、話中にできるだけ相手に失礼のないように迷惑電話を切断するために、「迷惑電話切断きっかけ音」を送出する機能です。ドアホンの音や通話途切れ音を流し、来客や通信の途切れを装い、自然に電話を切るきっかけを作ることができます。
・通話録音機能
「この通話は録音されています」と流れる自動音声メッセージを活用すれば、迷惑電話やいたずら電話に対する牽制にもなります。加えて、通話録音があれば迷惑被害の証拠にもなります。
5.電話番号を変える
あまりにも迷惑電話がひどい場合は、最終的な対策として電話番号を変更するのも手段の一つです。
詐欺グループに限らず、営業先として、一度でも有効な対象として電話番号がリストアップされてしまうと、しつこく着信するようになります。そうした場合は、コストや知人へ周知という問題もありますが、電話番号を変えることも検討したいところです。
6.迷惑電話対策の専門サービスやアプリを活用
迷惑電話対策の専門サービスやアプリがさまざまな企業から提供されています。日々情報が更新されているので、そうしたサービスからご自身にみあったサービスやアプリを活用するのも一つの方法です。
社会問題としての迷惑電話
オレオレ詐欺などがよく知られていますが、電話を起点にした特殊詐欺やしつこい営業電話など、悪質な迷惑電話は社会問題となっています。2022年における警視庁の特殊詐欺認知件数は17570件、被害総額は370億超えとのこと。
見知らぬナンバーや非通知についてはでなければよいのですが、会社で受ける電話には、ビジネスチャンスにつながるものや大事なお客様であったりすることもあるので、でないで済ませることは難しいでしょう。また、個人においても、連絡のとれなくなった友人や家族といった心当たりがあると、迷惑電話の可能性を看過しつつも、ついつい出てしまうことになります。
詐欺電話など犯罪につながる電話は、一度でもでてしまえばトークや騙し方といった手口が年々巧妙化しているため、気がつかないうちに個人情報がぬかれていたりすることもあります。
迷惑電話の対策法
時間泥棒ともいえるしつこい勧誘や営業から犯罪につながる詐欺まで、迷惑電話については、固定電話、スマホともに対策機能があるので、それぞれ知っておくとよいでしょう。1.着信情報を確認
固定電話ではナンバー・ディスプレイ機能のある電話機を使用。相手先の電話番号を事前に把握することができるので、電話に出る前に心の準備ができるのはもちろん、相手によって対応者や対応方法を変えることができます。見知らぬ電話番号は、インターネット検索することで、どんな相手なのかを知ることができます。詐欺やしつこい営業電話である場合は、その口コミ情報も知ることができます。
2.留守番機能を活用
固定電話では留守番電話機能付きの電話機を使用し、見知らぬナンバーからの着信には出ないで、留守電に録音された相手の声や内容から判断し、必要な内容の電話にだけ応答。
3.未知の着信を直接受けない機能を活用
未知の着信を拒否する機能を活用する方法もあります。非通知拒否機能の付いた固定電話の着信拒否設定は、3つの方法があります。
・ナンバー・リクエストを活用
非通知の相手に、番号を通知してかけ直すように自動音声を伝えることができる機能です。着信音も鳴らないので、不審な電話に対応する必要がなくなります。
・「非通知拒否機能」を活用
電話機に「非通知拒否機能」が設定されていれば、前述のナンバー・リクエストを契約することなく非通知からの電話を着信拒否することができます。
・迷惑電話おことわりサービスを活用
迷惑電話を受けた直後に、電話機からダイヤル操作で拒否設定をすることで、次回から同じ電話番号から着信があった場合に受電を断る自動音声を流すことができます。
4.迷惑電話対策機能を利用する
電話機やキャリアのサービスにある迷惑電話対策機能を利用するのも一つの方法です。
・指定番号着信拒否機能
着信したくない番号がわかっている場合は、着信拒否リストに登録しておくことで、拒否したい電話番号からの着信に対してお断りメッセージを流し、着信音を鳴らさないようにする機能です。
・迷惑電話切断きっかけ音
しつこい営業電話など、話中にできるだけ相手に失礼のないように迷惑電話を切断するために、「迷惑電話切断きっかけ音」を送出する機能です。ドアホンの音や通話途切れ音を流し、来客や通信の途切れを装い、自然に電話を切るきっかけを作ることができます。
・通話録音機能
「この通話は録音されています」と流れる自動音声メッセージを活用すれば、迷惑電話やいたずら電話に対する牽制にもなります。加えて、通話録音があれば迷惑被害の証拠にもなります。
5.電話番号を変える
あまりにも迷惑電話がひどい場合は、最終的な対策として電話番号を変更するのも手段の一つです。
詐欺グループに限らず、営業先として、一度でも有効な対象として電話番号がリストアップされてしまうと、しつこく着信するようになります。そうした場合は、コストや知人へ周知という問題もありますが、電話番号を変えることも検討したいところです。
6.迷惑電話対策の専門サービスやアプリを活用
迷惑電話対策の専門サービスやアプリがさまざまな企業から提供されています。日々情報が更新されているので、そうしたサービスからご自身にみあったサービスやアプリを活用するのも一つの方法です。
<参考サイト>
・NTT東日本:迷惑電話対策
https://web116.jp/shop/benri/meiwaku-k.html
・NTTdocomo:迷惑電話でお困りの方へ
https://www.docomo.ne.jp/info/malicious_call/
・au:迷惑電話でお困りの方へ
https://www.au.com/support/service/mobile/trouble/forestalling/phone/
・NTT東日本:迷惑電話対策
https://web116.jp/shop/benri/meiwaku-k.html
・NTTdocomo:迷惑電話でお困りの方へ
https://www.docomo.ne.jp/info/malicious_call/
・au:迷惑電話でお困りの方へ
https://www.au.com/support/service/mobile/trouble/forestalling/phone/
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