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一生に一度は訪れたい「世界の絶景秘境」7選
		        	    
 世界各地には観光名所といわれる場所がたくさんありますが、どこか旅をするならいっそのこと、地球の神秘に触れられる「秘境」といわれる場所に行ってみたくはありませんか。
今回は世界各地にある「絶景秘境」を、有名どころからマイナーなエリアまで6つ、厳選してご紹介します。
湖の水は、太陽の光を浴びるとブルー、オレンジ、イエローとさまざまな色に変化。周囲の自然美の豊かさも相まって、幻想的な世界を生み出します。その美しすぎる景観から、たびたび神話や童話の舞台ともなりました。
終着駅のユングフラウ・ヨッホ駅はヨーロッパで最も標高の高い駅で、展望台からはヨーロッパ最大の氷河・アレッチュ氷河を臨むことができます。しかし氷河は温暖化の影響で年々縮小しているとされ、今しか見られない絶景ともいえます。
鉄分が多く含まれる真っ赤な砂、海から吹き込む霧によって生み出された砂丘群、「デッドフレイ」と呼ばれる干上がった沼地に数千年前の枯れ木が点在する風景、一定でない流れの川などが渾然一体となり、その地に立てばまるで別の惑星の地に降り立ったかのような錯覚を起こすでしょう。地球の神秘をダイレクトに感じられる秘境です。
この都市は、父を殺害し、弟を追放した末に即位したシンハラ王国のカッサパ1世によって築かれました。カッサパ1世は、親兄弟を追い落とした罪の意識から逃れようと、この空中都市を築いたといわれています。
シーギリヤには、高さ数十mにもなる「獅子の門」や、「シーギリヤ・レディ」と呼ばれる天女たちの壁画が残されています。深い森の中、まるで世間から隔絶するように築かれたこの空中都市は、華やかでありながらどこか暗い影が感じられます。
セノーテ・イキルはマヤ文明時代に聖地として崇められていた地底湖で、石灰が浸食してできた地下空洞のような場所に、透明度の高い水がたたえられています。
泉の青と植物の緑が、地底に差し込む光を浴びてキラキラと輝くさまは、まさに聖地と呼ぶにふさわしい光景です。泉に向かって長く垂れ下がるツタやツルも光のカーテンのようで、より幻想的な世界を生み出しています。観光客は泳ぐことも可能です。
テカポの街自体は人口300~500人程度と小さく、「善き羊飼いの教会」や湖畔に咲くルピナスの花畑が主な見どころですが、最大の目玉はなんといっても、世界一美しいといわれる星空です。周囲一帯はユネスコの星空保護区とされているため最大限に明かりが抑えられており、南十字星や天の川をはじめ、南半球の満天の星空を一年中見ることができます。
しかも、条件が合えばオーロラも観測可能。北半球のオーロラと違い、南半球のオーロラは赤っぽい色が特徴です。赤いオーロラと世界一の星空の共演は、まさしくここでしか見ることのできない絶景となっています。
一生に一度は訪れたい世界の絶景秘境、いかがでしたか。ご紹介したのはまだまだほんの一部ですが、ぜひ旅先の候補に入れてみてくださいね。
		        今回は世界各地にある「絶景秘境」を、有名どころからマイナーなエリアまで6つ、厳選してご紹介します。
九寨溝(中国)
中国でよく知られる絶景秘境といえば、四川省にある世界遺産・九寨溝(きゅうさいこう)です。滝と湖沼で形成される中国屈指の景勝地で、なかでも「五花海(ごかかい)」と呼ばれる湖沼の水は有名です。湖の水は、太陽の光を浴びるとブルー、オレンジ、イエローとさまざまな色に変化。周囲の自然美の豊かさも相まって、幻想的な世界を生み出します。その美しすぎる景観から、たびたび神話や童話の舞台ともなりました。
ユングフラウ(スイス)
国土の4分の3を山地が占める、世界有数の山岳国・スイス。その代名詞ともいえるのが、標高4,158mの雪山・ユングフラウです。険しい山ですが登山鉄道で登ることが可能で、車窓から眺める光景は、まさしく我々がよく知る『アルプスの少女ハイジ』の世界。ユングフラウのそばにはメンヒ、アイガーという秀峰も並び、雄大でのどかな、アルプスの大自然を心ゆくまで堪能できます。終着駅のユングフラウ・ヨッホ駅はヨーロッパで最も標高の高い駅で、展望台からはヨーロッパ最大の氷河・アレッチュ氷河を臨むことができます。しかし氷河は温暖化の影響で年々縮小しているとされ、今しか見られない絶景ともいえます。
ナミブ砂漠(ナミビア)
アフリカ大陸南西部に位置する国・ナミビアに広がるナミブ砂漠は、誕生が約8,000万年前と世界最古、かつ世界的にも非常に珍しい海岸砂漠です。その景観美から「世界で最も美しい砂漠」とも呼ばれています。鉄分が多く含まれる真っ赤な砂、海から吹き込む霧によって生み出された砂丘群、「デッドフレイ」と呼ばれる干上がった沼地に数千年前の枯れ木が点在する風景、一定でない流れの川などが渾然一体となり、その地に立てばまるで別の惑星の地に降り立ったかのような錯覚を起こすでしょう。地球の神秘をダイレクトに感じられる秘境です。
シーギリヤ・ロック(スリランカ)
スリランカ中部、ジャングルの中に屹然とそびえる高さ200mの巨大な岩山が、世界遺産・シーギリヤ・ロックです。頂上には5世紀に築かれた古代都市・シーギリヤがあり、広大な宮殿や庭園、貯水池跡を見ることができます。この都市は、父を殺害し、弟を追放した末に即位したシンハラ王国のカッサパ1世によって築かれました。カッサパ1世は、親兄弟を追い落とした罪の意識から逃れようと、この空中都市を築いたといわれています。
シーギリヤには、高さ数十mにもなる「獅子の門」や、「シーギリヤ・レディ」と呼ばれる天女たちの壁画が残されています。深い森の中、まるで世間から隔絶するように築かれたこの空中都市は、華やかでありながらどこか暗い影が感じられます。
セノーテ・イキル(メキシコ)
南米大陸といえばボリビアのウユニ塩湖やチリのイースター島などが有名ですが、ここではメキシコにある神秘の湖・セノーテ・イキルをご紹介します。セノーテ・イキルはマヤ文明時代に聖地として崇められていた地底湖で、石灰が浸食してできた地下空洞のような場所に、透明度の高い水がたたえられています。
泉の青と植物の緑が、地底に差し込む光を浴びてキラキラと輝くさまは、まさに聖地と呼ぶにふさわしい光景です。泉に向かって長く垂れ下がるツタやツルも光のカーテンのようで、より幻想的な世界を生み出しています。観光客は泳ぐことも可能です。
テカポ湖(ニュージーランド)
ニュージーランドの南島にあるテカポ湖は、南島の中心都市・クライストチャーチから車で3時間という場所にあります。テカポの街自体は人口300~500人程度と小さく、「善き羊飼いの教会」や湖畔に咲くルピナスの花畑が主な見どころですが、最大の目玉はなんといっても、世界一美しいといわれる星空です。周囲一帯はユネスコの星空保護区とされているため最大限に明かりが抑えられており、南十字星や天の川をはじめ、南半球の満天の星空を一年中見ることができます。
しかも、条件が合えばオーロラも観測可能。北半球のオーロラと違い、南半球のオーロラは赤っぽい色が特徴です。赤いオーロラと世界一の星空の共演は、まさしくここでしか見ることのできない絶景となっています。
一生に一度は訪れたい世界の絶景秘境、いかがでしたか。ご紹介したのはまだまだほんの一部ですが、ぜひ旅先の候補に入れてみてくださいね。
<参考文献・参考サイト>
・『すべてがわかる世界遺産大辞典<上>・<下>』(監修:NPO法人世界遺産アカデミー 著作者:世界遺産検定事務局)
・HIS首都圏版 絶景
https://www.his-j.com/tyo/zekkei/
・【メキシコ】100m先まで見える透明度! 神秘の泉セノーテ・イキルはマヤ文明の贈り物(トラベルブック)
https://www.travelbook.co.jp/topic/96
・テカポってどんな場所?(エスティーワールド首都圏版)https://stworld.jp/feature/NZ/glamping/place.html
			            
		            ・『すべてがわかる世界遺産大辞典<上>・<下>』(監修:NPO法人世界遺産アカデミー 著作者:世界遺産検定事務局)
・HIS首都圏版 絶景
https://www.his-j.com/tyo/zekkei/
・【メキシコ】100m先まで見える透明度! 神秘の泉セノーテ・イキルはマヤ文明の贈り物(トラベルブック)
https://www.travelbook.co.jp/topic/96
・テカポってどんな場所?(エスティーワールド首都圏版)https://stworld.jp/feature/NZ/glamping/place.html
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