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DATE/ 2023.09.17

ダサい?男性が持っていると「残念」な小物

 おしゃれな人は服だけでなくファッション小物のセレクトも上手です。女性ほどは服装の選択肢が多くない男性ファッションでは、ファッション小物が「おしゃれ」の印象の分かれ目になることも。小物選びを間違えると「残念」「イケてない」「ダサい」と思われてしまうこともあるのです。

「イケてない」と思われがちなファッション小物とは

 どんなファッションアイテムが「残念」な印象になってしまうのか、項目別に見ていきましょう。

<足元>
 まずは「おしゃれは足元から」と言われるように、足元篇からご紹介します。

・先端の尖った靴、カラフルで派手なボリュームスニーカー
 仕立てのいいスーツを着ていても先のとんがった靴を履いてしまうと「品が悪い」「勘違いしている感じでダサい」と感じる女性は多いよう。また、何色も色を使っているような重量感のあるハイテクスニーカーは「子どもっぽくてダサい」「靴だけ目立って残念な感じ」と思われてしまうことも。

・悪目立ちする派手な靴下、いつも白の靴下
 見えないおしゃれのつもりで個性の強い靴下を選ぶ男性もいますが、靴下は自分よりも他人から見えやすく、違和感を感じやすいポイント。チラッと蛍光色や派手な柄が見えると「残念感」が出るものです。また、無難さ重視でいつも白い靴下というのも「ダサい」印象に。服との親和性が大切。

<バッグ>
 続いては女性からの言及の多いバッグ選びです。

・いつでもバックパック(リュック)
 男性に意外と多いのが、ビジネスシーンやフォーマルな場でもいつでもバックパックを使っている人。便利ではありますが「せっかく正装をしたのにリュックで台無し」と思われている可能性も。

・セカンドバッグや、タブレットをバッグ代わりにする
 荷物が少ないのがカッコいいと思っている男性も一定数いて、そんなタイプはセカンドバッグやタブレットを愛用しがち。「カッコいいだろ感がダサい」「いきなりオジサンくさくなるアイテム」とどちらもイケてないイメージを持たれることも多いです。

・レディース物のような華美なバッグ
 ブランドロゴがモノグラム的に全体に配されたデザインや、デコラティブなデザイン、ビビッドカラーなどのバッグは「女性物を持っているみたい」「男性なのにオバさんぽい」と、おしゃれには見えないという声も。バッグが浮いて見えると「イケてない」印象になります。

<ビジネス小物>
 続いてビジネスシーンで気をつけたいアイテムです。

・キャラクター物や、個性の強すぎるネクタイ
 スーツ着用時に自分なりのおしゃれを表現しようとして失敗するのがネクタイ。キャラクター柄やカラフルなポップすぎる柄など、「おもしろい」とは思われてもおしゃれに見えることは少なく、「イタい」「趣味が悪い」と言われてしまうことが多いです。

・派手カラーのベルト、バックルの大き過ぎるベルト
 スーツのジャケットを脱ぐシーンで意外と目立つのがベルト。パンツからあまりに浮く色だとウエストマークをしているように見えてしまいます。また大き過ぎるバックルも悪目立ちしカジュアル感も強いので、スーツに合わせるとダサくなってしまうことも。

<プラスアイテム>
 その他、以下のような小物使いにも注意しましょう。

・高校生の息子から借りたようなマフラー
 学生が好むチェックやボーダーなど、子どもっぽい若い印象の柄マフラーを大人の男性が巻くのは難易度高め。「急に安っぽく見えるのが派手マフラー」「手編みっぽいマフラーは痛い」という声もあり、マフラー1枚でも慎重に選んだ方が良さそうです。

・アクサセリーをゴロゴロ、ジャラジャラ
 結婚指輪や、シンプルなアクセサリーを単一でさらりと着けているくらいならアリですが、重ね付けや複数個で装飾するのは「やり過ぎてダサい」と思われがち。ファッションテイストやスタイルにもよりますが、男性がアクセサリーをプラスして「おしゃれ」と思われるのはおしゃれ上級者だけ。

小物を選ぶ時に意識したいこと

 小物選びに苦労している男性は多く「おしゃれはしたいけれど、頑張って残念になるくらいなら…」と無難なアイテムで自分を納得させてきた人もいると思います。あながちそれも間違いではないですが、以下のようないくつかのことに気をつけておしゃれを楽しむこともできるはずです。

・シンプルをベースに、身に付けて安っぽく見えない物を選ぶ
・複数色が使われている物は難易度が高いので、色数を抑え目に考える
・装飾やロゴが大きく、目立つ物はできるだけ避ける
・アイテム単体がおしゃれでも、TPOや季節感に合うかを検討する

 頑張って「おしゃれをしよう」と思わずとも、小物もファッションの一部として、まずはその日の服装と馴染むもの、違和感のないものでコーディネートしてみてください。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
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西野精治
スタンフォード大学医学部精神科教授