社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
夏場に気になる顔のテカり…実はコレが原因だった!?
夏が始まります。汗ばむこの時期、肌のべたつきが気になりますよね。「脂性肌」の人には厳しい季節。脂取り紙を持ち歩いて、まめに脂をとり、クレンジングの後にがっちり洗顔、という人はいませんか?
実はそれ、ますます皮脂の分泌を増やしているのです。
しかし、なかなか生活習慣を急に変えるのは難しいですし、ホルモンバランスや体質によるところも大きい。いつまでも悩んでしまう人も少なくないと思います。
「脂が出たら取り除けばいい」という発想から、クレンジングも洗顔もしっかり行う、うるおいは極力与えない、常に脂取り紙で油分を除く。と、色々気をつかっているのに、朝起きてみたらひどくなっている!こんな経験、一度はあるのではないでしょうか。
原因はずばり、がんばって脂を落としていたことだったのです。不快を取り除こうとさまざまな方法で皮脂を落としていることこそが、症状の悪化につながっていたということです。
これを取り除きすぎてしまうと、体は油分が足りない、もっと必要だと感じ、余計に皮脂を出してしまい、一時的な乾燥状態から、また「脂性肌」へ逆戻り。それどころか、もっとひどくなっている、ということもよくあるそうです。
脂取り紙が悪いというわけではありませんが、しょっちゅう使うのは控えましょう。テッシュで抑えるだけでも肌をすっきりさせることができるということです。
無添加の、やさしい洗顔料(ミノンやNOVなどがおすすめ)で、たっぷり泡立て、こすらずに洗いましょう。そして、しっかりと保湿すること。栄養分の多いクリームなどは必要ないので、保湿化粧水とその成分を閉じ込める乳液を使って、肌のうるおいを保つようにするといいでしょう。
私たちはついつい不必要だと思い込んだものを全部とってしまおうとしてしまいます。でもその前に、なぜあるのか、ということを考えてみる。その上で行動すれば、きっと上手なスキンケアができるはずです。
実はそれ、ますます皮脂の分泌を増やしているのです。
「脂性肌」って何?
「脂性肌」とは、皮脂の分泌量が多い肌のこと。顔のテカりはかっこわるいし、せっかくのメイクも落ちてしまう。朝のべたつきや夕方の疲れ肌ににじんでくる脂を見ると、げんなりします。ビタミンBをとったり食生活に気をつけたりして、改善することは可能です。しかし、なかなか生活習慣を急に変えるのは難しいですし、ホルモンバランスや体質によるところも大きい。いつまでも悩んでしまう人も少なくないと思います。
皮脂を落としていることが症状の悪化につながっていた
世の中にはそんな人たちのために、皮脂を落とすための商品がたくさん売られています。「脂が出たら取り除けばいい」という発想から、クレンジングも洗顔もしっかり行う、うるおいは極力与えない、常に脂取り紙で油分を除く。と、色々気をつかっているのに、朝起きてみたらひどくなっている!こんな経験、一度はあるのではないでしょうか。
原因はずばり、がんばって脂を落としていたことだったのです。不快を取り除こうとさまざまな方法で皮脂を落としていることこそが、症状の悪化につながっていたということです。
脂を出すことで天然のバリア機能を果たしている
私たちの体は、皮脂が必要だから出すのです。脂というと、血管について病気を招くもの、においの元となるもの、というようにイメージが悪いのですが、それは実は体の防御反応だそうです。脂のない状態の肌はつるつるできれいに見えますが、紫外線や汚れ、菌などに弱くなっています。つまり、脂を出すことによって、天然のバリア機能を果たしてくれているということです。これを取り除きすぎてしまうと、体は油分が足りない、もっと必要だと感じ、余計に皮脂を出してしまい、一時的な乾燥状態から、また「脂性肌」へ逆戻り。それどころか、もっとひどくなっている、ということもよくあるそうです。
脂取り紙が悪いというわけではありませんが、しょっちゅう使うのは控えましょう。テッシュで抑えるだけでも肌をすっきりさせることができるということです。
「優しい洗顔」を心がける
とはいえ、放っておけばよいのかというと、そうではありません。肌の脂は酸化して、悪いものへと変わり、肌疲れや老化の原因になるとのこと。なので、「優しい洗顔」を心がけるといいでしょう。無添加の、やさしい洗顔料(ミノンやNOVなどがおすすめ)で、たっぷり泡立て、こすらずに洗いましょう。そして、しっかりと保湿すること。栄養分の多いクリームなどは必要ないので、保湿化粧水とその成分を閉じ込める乳液を使って、肌のうるおいを保つようにするといいでしょう。
「やりすぎない」精神が大事
過ぎたるは及ばざるがごとし。やりすぎることはやらないことと同じほど、悪い結果をもたらしてしまうことがあります。ちょっと不快に思っても、これは肌を守るために必要な油分だ、と思うことです。私たちはついつい不必要だと思い込んだものを全部とってしまおうとしてしまいます。でもその前に、なぜあるのか、ということを考えてみる。その上で行動すれば、きっと上手なスキンケアができるはずです。
<参考サイト>
http://www.skincare-univ.com/article/000084/
http://www.skincare-univ.com/article/000084/
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
「学ぶことが楽しい」方には 『テンミニッツTV』 がオススメです。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
トランプ政治と民主主義の危機…カント哲学から考える
編集部ラジオ2025(9)デモクラシーの危機と「哲学」
いま、世界各国で「デモクラシーの危機」が高まっています。これまでの常識を超えたドラスティックな政策を次々と打ち出す第2次トランプ政権はもちろん、欧州各国の政治状況もポピュリズム的な面を強くしています。また、ロシア...
収録日:2025/04/03
追加日:2025/05/22
日本のインテリジェンスは大丈夫か…行政機関の対応に愕然
医療から考える国家安全保障上の脅威(4)国家インテリジェンスの課題
「日本のインテリジェンスは大丈夫なのか」という声が海外から聞かれるという。例えば北朝鮮のミサイルに搭載されている化学剤について、「エイジング」と呼ばれる拮抗薬投与までの制限時間の観点からはまったく見当違いの神経...
収録日:2024/09/20
追加日:2025/05/22
イヌ、ネコ、ニワトリ…弥生時代の役割と縄文時代との違い
弥生人の実態~研究結果が明かす生活と文化(10)弥生人と動物
われわれにとって馴染み深いイヌやネコなどの動物。縄文時代や弥生時代は、その役割、位置づけはどうなっていたのか。また、現代との違いはどこにあるのか。出土品から見えてくる動物との関係について、当時の食生活にも触れな...
収録日:2024/07/29
追加日:2025/05/21
メタボリックシンドロームを単なる肥満と侮ってはいけない
健診結果から考える健康管理・新5カ条(6)メタボを侮ってはいけない
「メタボリックシンドローム」を単なる肥満と侮ってはいけない。内臓脂肪が蓄積すると、血糖値や血圧の上昇を招き、さまざまな健康リスクを高めることになってしまう。自覚症状のないまま血管障害が進行するリスクの上昇を防ぐ...
収録日:2025/01/10
追加日:2025/05/20
デモクラシーは大丈夫か…ポピュリズムの「反多元性」問題
危機のデモクラシー…公共哲学から考える(1)ポピュリズムの台頭と社会の分断化
ショーヴィニズム(排外主義)、反エリート主義、反多元性を特徴とする政治勢力が台頭するなどポピュリズムと呼ばれる動きが活発化する中、「デモクラシーは大丈夫なのか」という危惧がかなり強まっている。アメリカのトランプ...
収録日:2024/09/11
追加日:2025/03/28