社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
掃除ができない、捨てられない人はどうすればいい?
きれいにしたいのに、できない。掃除をしているのに、整理整頓されていない。こんな方は多いと思います。その原因はシンプルです。部屋の面積は同じなのに、ものがどんどん増えていくからです。ものがたくさんあると、どれをどこに置くのか困るということも出てきます。そんなとき無造作に置いてしまう……これを繰り返して、部屋は汚くなっていくのです。
すべてをきれいにしないと、とプレッシャーを感じるのではなく、とりあえず一区画を綺麗にして、お気に入りの場所をつくるとよいそうです。また、何を整理すればいいか迷ったら、種類別にものを分けていくという作業から入ると効率的に掃除ができるそうです。
どんどん買ってしまうという行為は人間の本能なのだといいます。これが好き、というものをたくさん身近に置いておくと安心感が得られるからです。持つことは悪いことではないと思いますが、自分の手に負えなくなってきたら、今集めているものが本当に必要なのか、と立ち止まって考えてみるといいのかもしれません。
人は一度ものを持つと、「授かり効果」といって、今持っているもののほうが他のものよりもよいと思い込む傾向にあるそうです。すると、所有しているものを何としても失いたくない「喪失回避」が行われてしまうのだとか。得られないことよりも怖いのが、失うことなのですね。
そんな方ができることは、むやみにものを捨てるのではなく、きれいな状態で管理できるだけのものを持つ、と心がけることだといいます。ものは大事にしなくちゃ、というのが口癖の方は、ものを持ちすぎて逆に管理ができず状態を悪くしてしまうという危険性もあるとのこと。そうでなければ、おのずと執着心がなくなっていくのかもしれません。
整理できない
掃除ができないという方は、整理できないのだといいます。一度散らかりだすとどこから手をつけていいのかわからなくなってしまいます。使ってそのままにしてしまったものが増えていって床の上に散らかりだすともうだめになってしまうのです。すべてをきれいにしないと、とプレッシャーを感じるのではなく、とりあえず一区画を綺麗にして、お気に入りの場所をつくるとよいそうです。また、何を整理すればいいか迷ったら、種類別にものを分けていくという作業から入ると効率的に掃除ができるそうです。
ものを持ちすぎる
家の中がものであふれていませんか。ものを持ちすぎる方は、どんどんものを買ったりもらったりして、それを処分できないまま置き場に困ってはとりあえずの場所をつくって、またものが増えて、の繰り返しで汚くなってしまいます。どんどん買ってしまうという行為は人間の本能なのだといいます。これが好き、というものをたくさん身近に置いておくと安心感が得られるからです。持つことは悪いことではないと思いますが、自分の手に負えなくなってきたら、今集めているものが本当に必要なのか、と立ち止まって考えてみるといいのかもしれません。
ものを捨てられない
さて、ものを手に入れたいという欲求以上にやっかいなのが、ものを捨てられない心理。これが掃除する上で一番のネックと思われます。人は一度ものを持つと、「授かり効果」といって、今持っているもののほうが他のものよりもよいと思い込む傾向にあるそうです。すると、所有しているものを何としても失いたくない「喪失回避」が行われてしまうのだとか。得られないことよりも怖いのが、失うことなのですね。
そんな方ができることは、むやみにものを捨てるのではなく、きれいな状態で管理できるだけのものを持つ、と心がけることだといいます。ものは大事にしなくちゃ、というのが口癖の方は、ものを持ちすぎて逆に管理ができず状態を悪くしてしまうという危険性もあるとのこと。そうでなければ、おのずと執着心がなくなっていくのかもしれません。
何事もきっかけが大事
掃除する、綺麗にするということに特化して研究している方たちがいます。書店でも、さまざまな掃除本を目にしますね。買ってもやらなきゃ意味がない、荷物が増えるだけという方も、自分の気持ちや弱点に気づかせてくれる本に巡り合えれば、掃除を始める気力や、ものを捨てる勇気がうまれるかもしれません。何事もきっかけが大事ということですね。~最後までコラムを読んでくれた方へ~
「学ぶことが楽しい」方には 『テンミニッツTV』 がオススメです。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,500本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
各々の地でそれぞれ勝手に…森林率が高い島国・日本の特徴
「集権と分権」から考える日本の核心(5)島国という地理的条件と高い森林率
日本の政治史を見る上で地理的条件は外せない。「島国」という、外圧から離れて安心をもたらす環境と、「山がち」という大きな権力が生まれにくく拡張しにくい風土である。特に日本の国土は韓国やバルカン半島よりも高い割合の...
収録日:2025/06/14
追加日:2025/09/15
地球上の火山活動の8割を占める「中央海嶺」とは何か
海底の仕組みと地球のメカニズム(1)海底の生まれるところ
海底はどうやってできるのか。なぜ火山ができるのか。プレートが動くのは地球だけなのか。またそれはどうしてか。ではプレートは海底の動きの全てを説明できるのか。地球史規模の海底の動きについて、海底調査の実態から最新の...
収録日:2020/10/22
追加日:2021/05/02
「国際月探査」とは?アルテミス合意と月探査の意味
未来を知るための宇宙開発の歴史(9)宇宙開発を継続するための国際月探査
現在の宇宙開発は「国際月探査」を合言葉に掲げている。だが月は人類の移住先にも適さず、探査にさほどメリットがない。にもかかわらずなぜ「月探査」が目標として掲げられているのか。それは冷戦後、宇宙開発の目標を失った各...
収録日:2024/11/14
追加日:2025/09/16
成長を促す「3つの経験」とは?経験学習の基本を学ぶ
経験学習を促すリーダーシップ(1)経験学習の基本
組織のまとめ役として、どのように接すれば部下やメンバーの成長をサポートできるか。多くの人が直面するその課題に対して、「経験学習」に着目したアプローチが有効だと松尾氏はいう。では経験学習とは何か。個人、そして集団...
収録日:2025/06/27
追加日:2025/09/10
狩猟採集生活の知恵を生かせ!共同保育実現に向けた動き
ヒトは共同保育~生物学から考える子育て(3)共同保育を現代社会に取り戻す
ヒトは、そもそもの生き方であった狩猟採集生活でも子育てを分担してきた。それは農業社会においても大きくは変わらなかったが、しかし産業革命以降、都市化が進み、貨幣経済と核家族化と個人主義が浸透した。ヒトが従来行って...
収録日:2025/03/17
追加日:2025/09/14