クスリのいらない健康法
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「食べ過ぎ」が招く血の汚れとは
クスリのいらない健康法(4)吸収をやめれば排泄が始まる
石原結實(医学博士/イシハラクリニック院長)
断食をすると排泄物のオンパレードになる。人間の身体は、吸収によって排泄が阻害されるため、吸収さえやめれば、本来の排泄がどんどん行われる。だから断食をすれば、排泄する力を強められる。断食道場を主催する医師・石原結實氏が、豊富な体験談を踏まえて、断食のススメを語る。「クスリのいらない健康法」シリーズ第4回。
時間:10分50秒
収録日:2015年6月14日
追加日:2015年10月12日
カテゴリー:
≪全文≫

●「食べ過ぎ」が招く血の汚れ


 そういうことで問題は、食べ過ぎです。皆さんが食べられたものは、胃腸を通して血液に入っていきます。この血液が、全ての臓器を養っているわけです。脳、心臓、肺、胃腸、肝臓、腎臓、骨、筋肉です。全てに支給し、全てを養っているわけですよ。だからこれらの臓器には、この血液からしか栄養が来ないので、血液が健康か病気かということが全部を決めるというのは当たり前のことなのです。もう当たり前なのですよ。だからそれを漢方では、血液の状態が分からなかった2000年も前から、「万病一元、血の汚れから生ず」と言っていたわけです。

 でも汚れと言っても、分からないでしょう。もうこれは哲学的な概念です。西洋医学は、血液も全部把握していますよ。でも、血は汚れませんと言うのです。腎臓が普通に動いていれば、老廃物は尿から9割出ていきますと説明します。また、水で溶けない老廃物もあり、いわゆる油性、揮発性の老廃物ですが、それは肺から呼気で出てきますと言います。だから肺と腎臓が普通に動いてれば、血は汚れませんと言うのです。


●断食すると「排泄物のオンパレード」になる


 今日、断食3日目か4日目の方はいらっしゃいますか。

 皆さん、断食中にはコケが出てきます。先ほどの人は取ったと言っていましたが、これは取らないでください。空腹感とコケが出る量は反比例するのですよ。断食は、1日やっても、それなりの効果があります。2日でも、それなりの効果はありますよ。ただ、もし1週間やるとすると、1日目や2日目には舌苔があまりないのですよ。普通ならば、空腹感だけがちょっとあります。2~3日目から少し舌苔が出てきまして、空腹感が少し減ってきて、4日目になると舌苔がだいたい最盛期になります。そうなると、空腹感がなくなるのです。

 どうしてかというと、人間の身体では、吸収が排泄を阻害するという生理的な鉄則があるからです。食べれば食べるほど、排泄力は弱るのですよ。どうしてか分かりますか。食べて消化すると、胃や小腸に血が集まるでしょう。排泄と臓器、例えば大腸とか直腸とか腎臓に行く血の量は比較的少なくなります。だから排泄力が弱るのです。だから、私はあまり食べた覚えがないのにと言いながら、どんどん太っていくのです。(食べれば)だんだん排泄が悪くなりますから。

 逆もまた真なり。食べないと...

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