テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
ログイン 会員登録
テンミニッツTVは、有識者の生の声を10分間で伝える新しい教養動画メディアです。
すでにご登録済みの方は
このエントリーをはてなブックマークに追加

現代人の生活に朝食は不要

クスリのいらない健康法(5)現代人は「食い」改めよ

石原結實
医学博士/グルジア共和国科学アカデミー長寿医学会名誉会員
情報・テキスト
医師・石原結實氏が、自身の食生活を紹介しながら「断食」の効用を語る。夜遅くまで仕事をし、そこからお酒を飲み、胃に食べ物が残ったままで眠る。そんな状態が続く現代人は、朝食など食べる必要はない。朝は紅茶やジュースのみ、昼も軽く、夜だけしっかり食べれば充分なのだ。そうすれば、たいていの人は健康になれるはずだ。「クスリのいらない健康法」シリーズ第5回。
時間:08:14
収録日:2015/06/14
追加日:2015/10/19
ジャンル:
キーワード:
≪全文≫

●現代人の生活に朝食は不要だ


 断食を意味する“fast”をやめるのが、“breakfast”、すなわち朝食です。夜に寝ているときには食べないので、朝食はそれをやめる食事です。夜、寝ているときは断食しています。だから、朝に吐く息は臭いし、目ヤニも出ているし、お小水も濃くなります。つまり朝というのは、身体の老廃物の浄化時間帯なのです。でもそのときに食べると、排泄が止まりますから、血が汚れたままになって病気をするのですね。

 だから昔のように、日の出とともに起きて、朝飯前の一肉体労働をして、そこで食べるごはんと味噌汁には、このくらい(の食事には)意味があったと思うのです。ところが今の僕らは、遅くまで仕事をして、お酒を飲んで、夕食を食べて、それから2次会でラーメンなどを食べて、12時前後に寝て、朝5~6時に起きて。でもまだ胃袋に食べ物が残っているのです。そんなときに朝から食べろなんて、それは無理です。よく健康番組などで偉い先生が出てきて、朝食は必ず必要だとか言いますが、とんでもないです。食べ過ぎだから、高脂血症、高血糖、高体重になるのですから。

 だから、今の生活では朝食は必要ないです。ただ、3食しっかり食べて、よく噛んで、腹八分にして、運動もして、健康診断で一つも異常がない人には、私は何も言いません。3食どうぞ。でも、今の日本人の健康診断で異常なしの人は7パーセントしかいないのですよ。93パーセントが、高脂血症、高血糖、高体重、高血圧で異常ありです。ですからそういう人は、まず食べないことです。

 私ども人間も動物も、命とともに備わっている、病気を治す力というのは「食べない」か「熱が出る」かのどちらかです。猫や犬が病気をすると、じーっとして食べないでしょう。3~4日じーっとしていたと思うと、5日目ぐらいにぽんと起きだして元気になります。この二つしかないのです。今の皆さんは、高脂血症、高血糖、高体重など、どこかの調子が悪いでしょうから、まず朝食を食べないことです。


●「石原式基本食」とはどんなものか


 ただ60兆個の細胞のエネルギー源は全部糖分ですから、食べないと糖分がなくなって、力が出ません。その場合は、血糖を補ってあげればいいのですね。ごはんも糖分ですが、あれを食べて胃腸が動いて消化をし始めると排泄が悪くなります。だから胃腸を動かさないで、そーっと糖分を吸収するには、紅茶に黒砂糖かはちみつ、これが一番です。すりおろしショウガを入れると、体が温まります。ショウガを取ると代謝が良くなりますから、さらに良いですね。

 昼は軽くおそば、うどんかパスタぐらいに軽くして、夜は何を食べてももいいというのが、私の「石原式基本食」です。ずいぶん本が売れたのですよ。震災前までは、もうお金はいらないというぐらい印税が入ってきました。ところが震災後、ぱったり売れなくなりました。おかしいのです。今は書いても書いても売れないのです。なぜかといろいろ分析してみたら、原因が分かりました。内容が同じなのですね。うん、買うはずないです。だからもう書かないというのに、出版社が来るのですよ。内容は同じですよと言っても、切り口を変えてと言います。前の部分を後ろの方に持っていって、後ろを真ん中に持っていく。そんな感じですから、みんな分かりますよね。愚かではないですからね。

 そういうことで、今はほとんど貧乏になってきたのですが、一時は印税がすごかったのですよ。半分はもう完全に税金で持っていかれますが。1年間の印税が、何千万円の時代がありました。今は全然駄目ですよ。そういうことで、本はずいぶん売れたのです。朝はニンジン、もしくはショウガ紅茶、昼おそば、そして夜。ただ、もうある程度の病気をしたとか、がんをしたとかなどの人は、朝のショウガ紅茶にプラスして、ニンジン2本とリンゴ1個でジュースを作って、それを飲んでください。それを1~2杯とショウガ紅茶です。そうすると、大体の人は調子が良くなりますよ。

 ここに来られたことのある、横浜の大きな病院の院長先生は糖尿病でした。インシュリンを打っていたから、もう打たないでくださいと言いました。それで、ここにいらしたときにニンジンジュース3回でしょう。それからよく歩いてくださいと言いました。帰るときに、朝はニンジンとショウガ紅茶、昼おそば、夜は和食にして、しっかり歩いてくださいと言ったら、2カ月後に「インシュリンが全部はずれました」という速達が来ましたね。

 そういうことで、そういう(石原式基本食で体調が良くなる)人たちがもう続出しています。だから皆さん、朝はニンジン、ショウガ紅茶、昼おそば、夜和食というやり方でやると、だいたい7割ぐらいの人は体調が良くなります。それでも痩せない、調子が改善しないときは、朝昼ともジ...
テキスト全文を読む
(1カ月無料で登録)
会員登録すると資料をご覧いただくことができます。