クスリのいらない健康法
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
病気の原因は「ビタミン・ミネラル不足、食べ過ぎ、冷え」
クスリのいらない健康法(11)生姜と自然塩の効能
石原結實(医学博士/イシハラクリニック院長)
生姜の幅広い効能を先駆的に紹介してきた医師・石原結實氏によれば、その辛味成分に秘密がある。生姜は、血流促進やがん予防にも効果があるのだ。さらに石原氏は、100種類あるミネラルは、自然塩さえあれば補うことが可能だという。塩分の取り過ぎは良くないという医者もいるが、しっかり出してから取れば問題はない。
時間:7分20秒
収録日:2015年6月14日
追加日:2015年11月30日
カテゴリー:
≪全文≫

●生姜は英語で「元気を与える」という意味を持つ


石原 鉄が不足すると貧血になります。銅が不足すると成長不良になります。亜鉛が不足すると味覚や嗅覚に障害が起きます。その他に、亜鉛は体のいろいろな酵素の原料になっているといいます。亜鉛が多く入っている食べ物は何かというと、牡蠣(かき)です。山の柿、海の牡蠣といいますね。海の牡蠣には亜鉛が入っています。

 陸上の植物で亜鉛が多く入っているのは、生姜です。生姜は、英語でジンジャーといいます。ジンジャーを英語の辞書で引いてください。ショウガの他に、意気、健康、元気、気骨、ピリッとしたところ、生姜で味付けする、元気づける、活気づける、鼓舞するといった意味が書いてあります。

 イギリス人も生姜の効能を知っていたのです。14世紀にペストがはやり、ロンドン市民の3分の1が死んだそうです。3分の1はすごい数ですね。その時に生姜を食べることができた貴族階級の人は1人も死にませんでした。そういうことが分かって、16世紀になって、ヘンリー8世が、イギリス人はもっと生姜を食べなさいということで作らせたのが、今でもあるジンジャーブレッドです。


●生姜の辛味成分には多くの効能がある


石原 漢方薬は、生姜がいっぱい入っています。私も、学生時代からこういう話をしているのですよ。約50年前です。当時、こういう話をするのは早すぎますから、同級生の皆に変人扱いされるわけですよ。また言い始めた、という感じでした。その同級生も医者なのですが、多くががんになったり、死んだりするのです。そうすると電話がかかってくるのですよ。どういうものを食べたらいいかとか、どうしたらいいかとかを聞いてきます。

 それで33年前に開業した時、あまり化学薬品を出したくなかったものですから、漢方を自分で勉強したのですよ。そうしたら、風邪薬の葛根湯、これには生姜が入っています。胃の薬の安中散、肝臓の薬の小柴胡湯、腸の薬の桂枝加芍薬湯、全部生姜が入っているのですよね。生姜というのは不思議だなと思って、生姜の研究論文を読みました。日本にはあまりなかったのですが、アメリカとデンマークにはたくさんありました。そうしたら、生姜の効能がたくさん出てきました。

 面倒くさいからまとめますと、生姜の中に辛味の成分があるでしょう。ジンゲロン、ジンゲロール、ショウガオール、これらが主...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「健康と医療」でまず見るべき講義シリーズ
健診結果から考える健康管理・新5カ条(1)血管をより長く守ることが重要な時代
健康診断の結果が悪い人が絶対にやってはいけないこと
野口緑
オートファジー入門~細胞内のリサイクル~(1)細胞と細胞内の入れ替え
ノーベル賞受賞「オートファジー」とは?その仕組みに迫る
水島昇
うつ病治療最前線(1)うつ病の身体症状と治療の実際
隠れたうつ病を確定診断するポイントとは
渡部芳德
「人生100年時代」の抗加齢医学と前立腺ガンの予防
前立腺ガンの進行を止めるための三次予防
堀江重郎
最新の腰痛医療(1)導入された二つの医療と慢性腰痛
高齢者だけじゃない! 若年層にも腰痛が増えている
菊地臣一
歯科の健康づくり(1)「噛める」ようになると人が変わる
噛み合わせや歯の健康が人間の健康にとっていかに大事か
河原英雄

人気の講義ランキングTOP10
編集部ラジオ2026(12)自転車の青切符と「法と自粛」
【10minで考える】自転車の青切符と「法と自粛」
テンミニッツ・アカデミー編集部
お金とは何か?…金本位制とビットコイン(5)ゴールドや暗号通貨への評価
ゴールドやビットコインへの評価は?…現代社会の写し鏡
養田功一郎
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ
鶴見太郎
イラン戦争とトランプ大統領の戦争指導(1)米軍式戦略リーダーシップによる評価
イラン戦争…トランプ大統領の戦争指導のどこが問題なのか?
東秀敏
インフレの行方…歴史から将来を予測する(1)インフレの具体像を探る
270年の物価の歴史に学べ…急激な物価上昇期の特徴と教訓
養田功一郎
小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作
小澤俊夫
もののあはれと日本の道徳・倫理(1)もののあはれへの共感と倫理
本居宣長が考えた「もののあはれ」と倫理の基礎
板東洋介
『「甘え」の構造』と現代日本(1)「甘え」のインパクト
『「甘え」の構造』への誤解…甘えはダメなものなのか?
與那覇潤
新撰組と幕末日本の「真実」(序)『ちるらん 新撰組鎮魂歌』の魅力と史実の絶妙さ
新撰組と『ちるらん 新撰組鎮魂歌』…群像劇としての魅力の源泉に迫る!
堀口茉純
高市政権の進むべき道…可能性と課題(1)高市首相の特長と政治リスク
歴史的圧勝で仕事人・高市首相にのしかかるリスク要因
島田晴雄