スタートアップ流イノベーション
この講義は登録不要で無料視聴できます!
▶ 無料視聴する
この講義の続きはもちろん、
6,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
右肩下がりの時代にこそスタートアップが必要
スタートアップ流イノベーション(2)未来への変革
鎌田富久(LPIXEL Inc. 代表取締役CEO/TomyK Ltd. 代表/株式会社ACCESS共同創業者)
人口減少とマイナス経済成長が日本社会の未来を襲う。このようなときこそ、スタートアップ流イノベーションが重要となる、とTomyK Ltd.代表で株式会社ACCESS共同創業者の鎌田富久氏は説く。人工知能やロボットといったテクノロジーは、人生100年時代に必要不可欠なのだ。(全5話中第2話)
時間:11分16秒
収録日:2018年5月14日
追加日:2018年9月22日
≪全文≫

●これからは人口減少とマイナス成長の時代


 それでは、2回目は「未来へ向けて大きな変革が必要」というテーマでお話ししたいと思います。

 最初に厚生労働省のグラフをお見せします。こちらは日本における人口の推移を示したグラフで、これを見ていただくと、ちょうど今年(2018年)は明治維新から150周年ですが、明治からほぼ一直線に右肩上がりで人口増加が続いてきたことが分かります。具体的には、日本の人口が約3000万人から1億2000万人へ急増したということです。その間、歴史的には真ん中あたりに戦争がありましたが、総じて右肩上がりです。

 基本経済というのは人口×消費で、人口が増えているときは自然と経済も伸びていくのですが、その間に高度成長時代がありました。

 ところが、2008年を境に人口が減っています。グラフにあるように、厚生労働省の予測でも今後はかなり急激に人口が下がっていくことになっています。

 その意味で、今の若い世代は、今まで経験したことがない右肩下がりの時代に新しいことを起こしていくことになります。われわれの世代や、今の若い世代の人たちにとっての両親や学校の先生は、右肩上がりの時代しか経験していませんので、その人たちの言うことはほぼ当てになりません。自ら新しいことを考えていかなければいけないのが、これからの時代ということになります。

 次のグラフは GDP等の推移を表したものです。「高度成長時代」といわれていましたが、やはり人口が増えている時は右肩上がりで、日本でも7、8パーセントという、少し前の中国の急成長のような時期が過去にあり、非常に伸びていました。本来なら、人口が減ってきている状況でも生産性が向上すれば経済は伸びるのですが、この20年ほど生産性はあまり向上せず、ずっと横ばいが続いているというのが日本の状況です。

 この先どうなるかですが、予想では2パーセントの経済成長という話があったり、数パーセントの成長という計画が出てきたりしてします。ただ、実際には人口が減っていく状況で経済を伸ばすのは、非常に大変なことです。われわれの消費を考えれば、1日3食しか食べませんし、服も急に二倍は買わないでしょう。また、家も他にもう一軒買うという...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
ソニー流「人的資本経営と新規事業」成功論(1)人を真に活かす人事評価とは
ソニー流の「人材論」「新規ビジネス論」を具体的に語ろう
水野道訓
「ものがたり」のあるコンプライアンス(1)その本質とは
なぜ企業はコンプライアンスの本質から外れてしまうのか?
國廣正
Microsoft Copilot~AIで仕事はどう変わるか(1)「生成AI」の画期性
「生成AI」実装の衝撃…人工知能の歴史と特長
渡辺宣彦
営業から考える企業戦略(1)成功するブランド戦略とは?
ブランド力を高めるために「自社の強み」を徹底的に聞け
田村潤
野獣の経営、家畜の経営(1)経営センスが育つ土壌
ファーストリテイリングで経営者が育つ理由
楠木建
「逆・タイムマシン経営論」で磨く経営センス(1)人口問題の本質
「逆・タイムマシン経営論」は本質を見抜くための方法論
楠木建

人気の講義ランキングTOP10
編集部ラジオ2026(35)鶴見太郎先生の公開収録を振り返る
【10min紹介】鶴見太郎先生の公開収録を振り返る・・・お寄せいただいた声
テンミニッツ・アカデミー編集部
『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(1)物語の構造を読み解くおもしろさ
『オデュッセイア』の面白さの秘密を神話の構造から読み解く…なぜ波乱万丈の神話が人間の創作の源泉になったか
松村一男
高齢者のフレイル・認知症とその予防対策(4)認知症と共生社会の実現に向けた対策
その物忘れ、認知症かも…加齢による物忘れとの違いと一番大事なこと
小川純人
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ
鶴見太郎
小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作
小澤俊夫
「満洲」から考える日本とアジア(8)日貨排斥と満洲事変の原因
なぜ満洲事変が起きたか…激烈な日本排斥と朝鮮人迫害、さらに一方的な条約無効化に直面した日本人の決断と失敗
宮脇淳子
プラトン『ポリテイア(国家)』を読む(1)史上最大の問題作
全米TOP10大学の必読書1位が『ポリテイア(国家)』
納富信留
「進化」への誤解…本当は何か?(1)進化の意味と生物学としての歴史
実は生物の「進化」とは「物事が良くなる」ことではない
長谷川眞理子
現代人に必要な「教養」とは?(1)そもそも教養とは何か
教養とは…本質を捉える知、他者を感じる力、先頭に立つ勇気
小宮山宏
国際地域研究へのいざない(7)明治維新の評価と人材の蓄積
幕末・維新の歴史から学ぶ「人材の蓄積の重要性」
島田晴雄