OpenAI創業者サム・アルトマンとはいかなる人物なのか
サム・アルトマンの成功哲学とOpenAI秘話(1)ChatGPT生みの親の半生
ChatGPTを生みだしたOpenAI創業者のサム・アルトマン。AIの進化・発展によって急速に変化している世界の情報環境だが、今その中心にいる人物といっていいだろう。今回のシリーズでは、サム・アルトマンの才能や彼...
収録日:2024/03/13
追加日:2024/04/19
生命情報・社会情報・機械情報と本居宣長「もののあはれ」
ChatGPT~AIと人間の未来(8)シンギュラリティと「もののあはれ」
AIに関する議論では、シンギュラリティのような悲観論も多い。未来が暗くならないために必要なことは何か。重要なのは、アメリカ的な考え方をそのまま受け入れるのではなく、日本の伝統と文化を尊重した日本なら...
収録日:2023/03/15
追加日:2023/07/06
サイバネティック・パラダイムと仏教…「空-縁起」の共鳴
ChatGPT~AIと人間の未来(7)大乗仏教とコンピュータ
多元的な価値観に基づくポストモダニズムは、実は日本人が古くから親しんできた大乗仏教の「空-縁起」の考え方にも通じる。デジタルやコンピュータを考える場合、「コンピューティング・パラダイム」と「サイバ...
収録日:2023/03/15
追加日:2023/06/29
「ネット集合知」に対する性善説を覆したQアノン的現実
ChatGPT~AIと人間の未来(6)「ネット集合知」の理想と現実
インターネットの創成期は、性善説的な「ネット集合知」に対する楽観主義に満ちていた。「皆で意見をあわせていくと、かなり正確な答えが出てくる」という理論もあり、インターネットの集合知が社会を良くしてい...
収録日:2023/03/15
追加日:2023/06/22
ポストモダニズムとコンピュータ…相対主義とデータ科学
ChatGPT~AIと人間の未来(5)コンピュータと哲学の連関
コンピュータの発達の歩みは哲学と関連してきた。たとえば、1960年代に、それまでのマルクス主義やサルトルなど、近代主義(モダニズム)をベースとした哲学ではなく、レヴィ=ストロースらの「構造主義」「ポス...
収録日:2023/03/15
追加日:2023/06/15
AIはヒット商品を予測できるか…人間の真の創造性とは?
ChatGPT~AIと人間の未来(4)AIは未来を読めるか
AIはヒット商品を予測できるのだろうか。これは論争的な問いだが、ヒット作品に一定の傾向はあるだろうから、「そこそこのもの」はできる可能性がある。だが、AIに丸投げしてしまったら、人間の芸術は破壊されて...
収録日:2023/03/15
追加日:2023/06/08
統計とパターン認識と深層学習…論理主義だったAIの変容
ChatGPT~AIと人間の未来(3)第3次AIブームの特徴
第2話で見てきたように、AIは「身体的経験」や「母語」を持たないので、理解を間違えてしまいかねない部分が、どうしてもある。だが人間は、そんなAIを「賢い」と思ってしまう。それはなぜなのか。西垣氏は、「コ...
収録日:2023/03/15
追加日:2023/06/01
アウシュヴィッツの悲劇をAIは理解できるか…母語の有無
ChatGPT~AIと人間の未来(2)AIは意味を理解しているのか
第2話では、「AIが意味を理解しているのかどうか」を、深掘りしていく。そもそも「意味」とは何だろうか。AI研究者からは、「AIはそれなりに意味分析も行なっている」という声も挙がる。しかし西垣氏は、人間とAI...
収録日:2023/03/15
追加日:2023/05/25
ChatGPTは考えてない?…「AIの回答」の本質とは
ChatGPT~AIと人間の未来(1)ChatGPTは何ができて、何ができないか
オープンAI(マイクロソフト)の「ChatGPT」やグーグルの「Bard」は、“対話型の生成AI”と呼ばれ、私たちの質問に対して分かりやすい文章で答えてくれる。一見すると、ChatGPTも「考えて」答えを返してきているよ...
収録日:2023/03/15
追加日:2023/05/18
男性脳と女性脳の違いから分かる「子育てのトリセツ」
黒川伊保子先生に学ぶ「子育てのトリセツ」(1)男性脳と女性脳はどこが違うのか
「男性と女性では、とっさに見る場所が異なる」――。まだ男女の脳が違うということが社会的に話題にならなかった頃から人工知能開発に携わってきた黒川伊保子先生。その過程で気づいた「男女の脳の特性の違い」と...
収録日:2021/06/28
追加日:2021/08/23
AIによる運用自動化で人手不足の解消を目指す
Beyond5G・6Gで進む情報通信の民主化(9)今後のローカル5G予測その3
ローカル5Gの運用に関して、AIによって自動化できれば、コストの削減と同時に人手不足の解消にもつながると中尾氏は話す。そこで、通信領域でのAI活用研究としてコンテストを実施するなど、いろいろな取り組みが...
収録日:2021/01/27
追加日:2021/05/12
予測が困難な社会現象を読み解くためにAIに期待すること
社会はAIでいかに読み解けるのか(8)社会現象の予測
社会現象は複雑な相互作用によって成り立っているため、予測するのは困難である。そんな中、今後AIによるディープラーニングが進めば、ミクロなデータ分析を蓄積させつつ、マクロモデルとしての重要な切り口を提...
収録日:2020/03/03
追加日:2020/06/09
代替が難しい経営者の「直感力」はAIにとって重要なテーマ
社会はAIでいかに読み解けるのか(7)経営者的嗅覚
金融市場の面白さは、ずっと勝ち続けるのは難しいということだ。2、3年ほどで潮目が変わってしまうため、過去データが使えなくなってしまうからだ。そうした中、優れた経営者は表面的な現象だけでなく、その背後...
収録日:2020/03/03
追加日:2020/06/02
現地現物という考え方は日本語の言語構造上、向いている
社会はAIでいかに読み解けるのか(3)「分かる」と日本語
多数パラメータモデルのなかでは、それによって何かを理解することが困難である。そのためには、そのモデルを常識的に理解できる手続きの系列に分解する必要がある。日本語は、これを可能にするための有効な手段...
収録日:2020/03/03
追加日:2020/05/05
AIやディープラーニングによって社会分析の方法が変わる
社会はAIでいかに読み解けるのか(1)経済学理論の役割
AIやディープラーニングの登場によって、従来の社会科学はどのように変容していくのだろうか。これまで特定の仮説に基づいて行われてきた経済学の理論モデルは、「多数パラメータの科学」の導入により、転換して...
収録日:2020/03/03
追加日:2020/04/21
鄧小平の時代から中国のマクロ経済はどう変化してきたのか
中国、驚異の情報革命(2)新常態経済と国家戦略
中国における情報経済躍進の背景には、マクロ経済の変化がある。鄧小平の時代に高度成長を続けた中国は、経済成長率に陰りが見えるや否や「新常態経済」への移行とイノベーション重視を国策に掲げ、その促進を進...
収録日:2019/11/11
追加日:2019/12/01
「イノベーション大国」に劇的に変化した中国の現在地
中国、驚異の情報革命(1)中国DXの躍進
中国といえば、昨今「富裕層」や「爆買い」のイメージが定着しているが、一方で中国の情報技術がどれほど急速に革新されてきたか、日本のなかでどれくらい認識があるだろうか。2012年尖閣列島の騒動以来、私たち...
収録日:2019/11/11
追加日:2019/12/01
AI人材育成に向けて高専生に注目した「高専DCON」とは
日本のAI人材育成に向けた取り組み
日本のAI人材育成の課題とその解決のための取り組みについて語る松尾豊氏。ディープラーニングという新しい技術を伝達、活用するための仕組みづくりが重要だと説く。そこで注目しているのが高専生だ。2019年、ビ...
収録日:2019/08/28
追加日:2019/11/24
ディープラーニングを取り巻く3つの動きに注目
2019年ディープラーニングの最新事情
近年、画像認識の精度が非常に上がっているディープラーニングだが、現状はどうなっているのか。「世界モデル」「AutoML」「多数パラメータの科学」といったキーワードを挙げて、ディープラーニングの最新の動向...
収録日:2019/08/28
追加日:2019/10/03
AIがどうしても人間に敵わないのが「混沌」
読書と人生(7)人間は、「混沌」を持つ存在である
第5回で、「読書の根本は、神秘に対面すること」と説いたが、この「神秘」はすなわち「混沌」でもある。「混沌」とは、「理論では解明できない1つの持続した思考」である。そのような「混沌」があることが、人間...
収録日:2019/05/14
追加日:2019/09/27
『ホモ・デウス』を読んで長谷川眞理子氏が投げかけた問い
『サピエンス全史』と『ホモ・デウス』(5)人類の未来
『ホモ・デウス』という本には、人類の未来の話として、AIの発展と人類のさらなる欲求の形としての不老不死を求める動きが書かれている。現在に至るまでの発展の歴史の中で、戦争や飢饉、感染症を通じた死の確率...
収録日:2019/04/03
追加日:2019/08/09
「筋電義手」が日本で普及していない理由
生活支援ロボットと人の共生(3)筋電義手
ロボットを活用したリハビリの相談窓口として、かながわリハビリロボットクリニックでは3つのテーマを掲げている。その筆頭である筋電義手は、脳からの命令が発する微弱な電流(筋電)を感知して動く義手である。...
収録日:2018/12/06
追加日:2019/07/19
ロボットが人間の道徳次元を高める未来も近い?
AIに善悪の判断を教える方法~新しい道徳論(8)道徳のアルゴリズム化
道徳次元の高いロボットが家庭で、人間の道徳を高めることにつながる―鄭雄一氏が予測するのはこのような近未来である。少子高齢化社会では地域、国境を越えた仲間づくりが必要であり、そのための道徳のアルゴリズ...
収録日:2018/06/20
追加日:2019/07/17
道徳次元の計測、可視化のためのロバストな方法
AIに善悪の判断を教える方法~新しい道徳論(7)道徳次元の計測・可視化
道徳の次元が高いか低いかは、どのように計測できるのだろうか。鄭雄一氏は、これを可能にするために「異質・未知だが危害のない対象」を見せる方法を生み出している。具体的にどのようなものか、道徳次元が計測...
収録日:2018/06/20
追加日:2019/07/10
道徳は違う側面から見ると異なって見える円柱だ
AIに善悪の判断を教える方法~新しい道徳論(3)仲間と道徳の関係
見方を変えると道徳の意味が異なると、鄭雄一氏は指摘する。宗教では人を殺してはならないとされているのに、なぜ戦争は否定されないのか。鄭氏はここで、人とは仲間の意味だと見方を変えて考えるという斬新な議...
収録日:2018/06/20
追加日:2019/06/14
イノベーションに必要な多様性を実現するには?
AIに善悪の判断を教える方法~新しい道徳論(2)2つの道徳モデル
今の道徳には、個人に重点を置くモデルと、社会に重点を置くモデルがある。だが、鄭雄一氏は、いずれのモデルも、多様性と道徳をうまく両立させることができないと言う。グローバリゼーションの進む現代において...
収録日:2018/06/20
追加日:2019/06/09
行動変容戦略…個人が各々の行動を変えていく方法とは?
AIに善悪の判断を教える方法~新しい道徳論(1)自分で守る健康社会
少子高齢化に伴って、自分で守る健康社会が必要となる、というのが鄭雄一氏の見立てである。そのためには、健康リテラシーをあげ、仲間をつくり、個人の行動が変わっていくことが重要である。鄭氏が、そのために...
収録日:2018/06/20
追加日:2019/06/03
自動運転中の車室空間をどのように利用するか
自動運転が社会を変える(6)自動運転車の車室空間の活用
自動運転車の車室空間は利用者のみのプライベート空間になるが、ここにおける不安を取り除きこの空間をうまく利用することが重要となる。そこで注目されているのが「VTuber」という技術、そしてVRとの融合である...
収録日:2018/10/23
追加日:2019/03/04
地球上におけるヒトの歴史と生命科学の発展
生命科学の現状と課題~生物研究と再生医療(1)地球上でのヒトの立ち位置
生命の歴史からみれば、ヒトは歴史が非常に短く、地球上では新種であると理解しておくことが必要だと、浅島誠氏は語る。ではヒトの歴史はどのように進んできたのか。地球上でのヒトの立ち位置について、最近の生...
収録日:2018/07/30
追加日:2018/12/30
自動運転の実用化に向けた課題と3つの実験
自動運転が社会を変える(2)自動運転実用化に向けた実験
自動運転の実用化に向けてはまだ多くの課題が残っている。その課題を克服するため、さまざまな実験が行われているが、具体的にはどのような実験が進められているのか。加藤真平氏が東京大学、あるいは共同研究機...
収録日:2018/10/23
追加日:2018/12/02
AIやビッグデータを活用した車が自動運転の中心になる
自動運転が社会を変える(1)自動運転の民主化
自動運転の実用化は既定路線だが、加藤真平氏によると、その目安は2020年の東京オリンピック前後になるだろう。では実際に実用化されると、そのような社会になるのだろうか。そのポイントについて解説する。
収録日:2018/10/23
追加日:2018/12/01
VR(バーチャル・リアリティ)とは…3要素の調和が重要
VRがつくりだす未来(1)VRとは何か?
最近、「VR(バーチャル・リアリティ)」が注目を集めているが、近年VRに関する装置が安価化し、30年ほど前に提起されたアイデアが手軽に実現されるようになった。ではそもそもVRとは何なのか。仮想現実への没入...
収録日:2018/10/19
追加日:2018/12/01
IoT×AI時代にチャンスのある業界とは?
スタートアップ流イノベーション(3)IoT×AI時代
生産者と消費者が直接結び付き、社会は最適化へ向かう。IoTやAI化によって新たに生まれるサービスはそれを実現するが、そこから新たなビジネスチャンスも多く到来しているという。その詳細について、TomyK Ltd.代...
収録日:2018/05/14
追加日:2018/09/23
右肩下がりの時代にこそスタートアップが必要
スタートアップ流イノベーション(2)未来への変革
人口減少とマイナス経済成長が日本社会の未来を襲う。このようなときこそ、スタートアップ流イノベーションが重要となる、とTomyK Ltd.代表で株式会社ACCESS共同創業者の鎌田富久氏は説く。人工知能やロボットと...
収録日:2018/05/14
追加日:2018/09/22
日本政治の問題を対話の重要性から考える
日本政治の疑問~政治主導と内閣人事局(1)対話と質問の重要性
日本政治の本質的な問題を考えるためには対話や質疑という視点が非常に重要であると、政治学者で慶應義塾大学名誉教授の曽根泰教氏は言う。そこで「ソクラテスメソッド」を取り上げ、マイケル・サンデル氏の大人...
収録日:2018/06/13
追加日:2018/09/07
今行うべきは、AIの本格導入に備えたデータ整理
今後の技術革新と企業経営(4)AIを活用するために
AI(人工知能)によるデータ解析の精度は非常に高いが、AIはそれ自体単独で何もかもをやってくれるようなものではない。ではAIを活用するにはどうすればいいのか。東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳...
収録日:2018/04/25
追加日:2018/08/12
データ分析と経営実態をつなげる組織改革が重要
今後の技術革新と企業経営(3)データ分析と経営の結合
データの有効利用には二つ重要なことがあると、東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏は語る。一つは経営の実態を踏まえてデータ分析を行うデータサイエンティストの活用で、もう一つは、そのデ...
収録日:2018/04/25
追加日:2018/08/11
データを活用するには、目的を先に決めること
今後の技術革新と企業経営(2)データを活用するために
近年、ビッグデータが注目を浴びている。しかし、集めただけでは何も役に立たない。データの活用に不可欠なのは、経営する側がそれを使って何を行うのかという目的設定であると、東京大学大学院経済学研究科・経...
収録日:2018/04/25
追加日:2018/08/05
技術革新の時代を支える経営のあり方とは?
今後の技術革新と企業経営(1)素早い意思決定が重要
現在の技術革新に関する重要なポイントは、それに対して企業がリスクを背負った素早い意思決定を行うことである。東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏は、そう主張する。日本企業は従来、技術...
収録日:2018/04/25
追加日:2018/08/04
知能の成立過程は偶然による自然淘汰の結果
知能と進化(8)人工知能研究のための進化生物学
総合研究大学院大学長・長谷川眞理子氏と東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏の対談シリーズ最終話は、今後の人工知能研究のために何を読んだらいいか、長谷川氏の勧めるものから話が始まった。人工...
収録日:2018/04/09
追加日:2018/07/29
テクノロジーが進歩すると、人間は死ななくなる?
知能と進化(7)人工知能の未来像
総合研究大学院大学長・長谷川眞理子氏は対談の終盤、東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏に、人工知能の発展に伴い未来はどのような世界になるかを問うた。松尾氏によれば、それは死の消滅とそれが...
収録日:2018/04/09
追加日:2018/07/28
AIや生物にとって自己はいかに定義できるのか
知能と進化(6)自己概念の複雑さ
人工知能(AI)や生物にとって、「自己」とはいかに定義できるのだろうか。総合研究大学院大学長・長谷川眞理子氏と東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏が、シンギュラリティ以後の生命の在り方を含...
収録日:2018/04/09
追加日:2018/07/27
AIはいかにして概念を把握するのか?
知能と進化(3)AIにとっての概念
人工知能(AI)はいかにして「概念」を把握するのか。AIにとっての身体性や意味について意見を交わしてきた総合研究大学院大学長・長谷川眞理子氏と東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏が、これまで...
収録日:2018/04/09
追加日:2018/07/15
AIは「意味」を理解できるのか?
知能と進化(2)AIにとって意味とは何か
総合研究大学院大学長・長谷川眞理子氏と、東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏の対談において、次に問題となったのは、人々が何かを認知する際に把捉される「意味」についてであった。人工知能(AI...
収録日:2018/04/09
追加日:2018/07/14
AI、ディープラーニングとは…知能と身体性は不可分か?
知能と進化(1)知性と身体性
進化生物学を専門とする総合研究大学院大学長・長谷川眞理子氏と、人工知能(AI)およびディープラーニングを専門とする東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏による対談が行われた。長年、進化生物学...
収録日:2018/04/09
追加日:2018/07/13
AI時代に求められる「人間の役割」とは?
AIと人間の働き方の関係
東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏が進化目覚ましいAIと人間の働き方の関係について解説する。最近よく、人間の仕事がAIにとって代わるのではないかといわれるが、柳川氏は人間の能力を必要...
収録日:2018/02/16
追加日:2018/03/26
東京藝術大学のAIを活用した「新しい伝統の創造」
「舞・飛天遊」―東京藝術大学COIのチャレンジ
東京藝術大学は、文部科学省と科学技術振興機構が開始した「革新的イノベーション創出プログラム(COI)」の拠点として、芸術と科学技術の異分野融合など、さまざまな試みに着手している。今回は、AIを活用して新...
収録日:2017/11/16
追加日:2017/12/29
2018年政治世界の展望と注目すべきキーワード
2018年の世界と予測の構造
政治学者で慶應義塾大学大学院教授の曽根泰教氏が、2018年の政治世界の展望について解説する。曽根氏はまず予測の構造から政治や経済の世界の予測につきまとう困難を説明。それを踏まえた上で、さまざまな分野に...
収録日:2017/12/07
追加日:2017/12/23
AIは「暗黙知・常識に基づく高度な判断」が不得意
AIとデジタル時代の経営論(6)暗黙知と判断力
一橋大学大学院国際企業戦略研究科研究科長・教授の一條和生氏によれば、AIが不得手なのは、暗黙知・常識に基づく高度な判断である。人間の役割はこうした暗黙知を捨てず、個々の状況での判断力を磨いていくこと...
収録日:2017/07/24
追加日:2017/10/30
日本におけるAI関連の人材不足を解消するには?
AIとデジタル時代の経営論(5)日本の人材不足
一橋大学大学院国際企業戦略研究科研究科長・教授の一條和生氏が、日本におけるAI関連の人材不足の現状について解説する。確かに、今すぐにAI関連の人材が必要な企業は多くはないかもしれないが、10年後にはそう...
収録日:2017/07/24
追加日:2017/10/29
AIの活用は売上増加にも直結する
AIとデジタル時代の経営論(4)AIと人間の仕事
一橋大学大学院国際企業戦略研究科研究科長・教授の一條和生氏が、AIが人間の仕事に与える影響について解説する。2011年、IBMのワトソンがジョパディ!で人間に勝って以来、第3次AIブームが始まった。非ルーティ...
収録日:2017/07/24
追加日:2017/10/28
デジタルディスラプションは2014年から始まっている
AIとデジタル時代の経営論(3)デジタル化の渦
一橋大学大学院国際企業戦略研究科研究科長・教授の一條和生氏が、デジタル化時代に訪れる危機について解説する。IMDの2015年の調査によれば、新しいデジタル・ビジネスモデルの登場に、世界の経営者はかなりの危...
収録日:2017/07/24
追加日:2017/10/24
ユニクロ柳井氏の経営者としての大きな資質とは?
AIとデジタル時代の経営論(2)ユニクロの情報製造小売業
デジタル化で世界が変わりつつある中、ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏は情報製造小売業を打ち出した。さらに、有明にヘッドクォーターズを造り、本社を移転するなど、柳井氏は社員の意識改革を試み...
収録日:2017/07/24
追加日:2017/10/23
ビッグデータの経済的効果ーその独占力で勝利を掴む
ビッグデータの実用化~その課題と効果(1)動学的規模の経済性
東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏が、ビッグデータにおける経済的な効果について解説する。人工知能の機械学習の発達に伴い、ビッグデータに注目が集まっている。ビッグデータは動学的規模...
収録日:2017/06/29
追加日:2017/07/23
人工知能(AI)を普及させるための課題とは何か?
AIがもたらす社会・企業変革(4)普及に向けた課題と期待
東京大学第28代総長で三菱総合研究所理事長・小宮山宏氏、東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏、パナソニック先端研究本部知能化モビリティプロジェクト室総括部長・岩崎正宏氏による鼎談の最後のテ...
収録日:2016/11/30
追加日:2017/03/08
AIがもたらすチャンスに日本はどう立ち向かうべきか?
AIがもたらす社会・企業変革(3) AI発展に必要な条件
鼎談の二つ目のテーマは、AIの発展に必要な条件は何かだ。東京大学第28代総長で三菱総合研究所理事長・小宮山宏氏は、人口減少・高齢化によって日本が抱える課題を解決するコンペの開催を訴える。東京大学大学院...
収録日:2016/11/30
追加日:2017/03/07
人工知能によって10年後の社会はどうなるのか?
AIがもたらす社会・企業変革(2)AIが変える10年後の社会
東京大学第28代総長で三菱総合研究所理事長・小宮山宏氏、東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏、パナソニック先端研究本部知能化モビリティプロジェクト室総括部長・岩崎正宏氏の3氏による鼎談一つ目...
収録日:2016/11/30
追加日:2017/03/06
人工知能はビジネスにどんな変革を与えるか?
AIがもたらす社会・企業変革(1)AIへの期待と取り組み
AIによって機械が「目」を持てば、日本の社会やビジネスはどうなっていくのか。東京大学第28代総長で三菱総合研究所理事長・小宮山宏氏、東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏、パナソニック先端研究...
収録日:2016/11/30
追加日:2017/03/05
ディープラーニングは機械に「目」をもたらした
AIで社会・ビジネスはどう変わる?(3)目を持ったAI
“ディープラーニングは、「目」の技術である”――東京大学大学院特任准教授・松尾豊氏は、近年のAIの発達をこう表現する。「目」を持った機械は、自ら判断と習熟を行い、目の前の対象物に柔軟に対処可能だ。それは...
収録日:2016/11/30
追加日:2017/03/01
ディープラーニングがもたらした「運動の習熟」
AIで社会・ビジネスはどう変わる?(2)3歳児になったAI
ディープラーニングという新技術によって、AIの画像認識の精度は飛躍的に向上した。その成果は、コンピュータに「運動の習熟」と「言葉の意味理解」をもたらす。東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏...
収録日:2016/11/30
追加日:2017/02/27
画像認識ではコンピュータが人間を超えた
AIで社会・ビジネスはどう変わる?(1)第三次AIブーム
コンピュータが囲碁のプロ棋士を破るなど、近年のAI(人工知能)の発達はめざましく、ニュースに事欠かない。しかし、東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏は、過度な期待をすべきではないと言う。昨今...
収録日:2016/11/30
追加日:2017/02/26
IoTやAIへの期待と懸念を経済学の視点で考える
IoT・AIが社会を変える―企業が生き残るための転換点
東京大学名誉教授で学習院大学国際社会科学部教授・伊藤元重氏が、経済学者の視点から社会変化と技術革新について論じる。アメリカ経済も日本経済も、技術の停滞に伴う低成長に長いこと苦しんできたが、ようやくA...
収録日:2016/11/30
追加日:2017/01/04
小宮山宏座長がプラチナ社会に向けて送る力強いメッセージ
2017年頭所感-プラチナ社会へ合理的楽観主義のすすめ
東京大学第28代総長で株式会社三菱総合研究所理事長のテンミニッツTV座長・小宮山宏氏が、2017年を「プラチナ社会」への第一歩の年と位置付け、力強いメッセージを送る。これからはAIをはじめとする技術革新で新...
収録日:2016/12/07
追加日:2017/01/01
AI時代に幼稚園や小学校時代から始めるべき教育とは?
ファミリービジネスとAI(8)質疑応答
シリーズ最終話は東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏への質疑応答編だ。AI時代の教育についての質問に対して、柳川氏は現状の課題を挙げながら、今後求められる能力は自身の提唱する「40歳定...
収録日:2016/07/25
追加日:2016/11/11
人工知能に代替されない能力を!「AI時代」の教育法
ファミリービジネスとAI(7)これからの教育に向けて
これからの教育に求められるのは、人工知能に代替されない能力の育成だ。しかし従来の教育はむしろ代替されやすい能力ばかり重視してきた。東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏は、産業構造が...
収録日:2016/07/25
追加日:2016/11/04
AIの苦手なコミュニケーション分野で見出す人間の優位性
ファミリービジネスとAI(6)人間がAIより有利な点
AIと人間を分けるのは「言語理解」だ。言語を理解するためには単語の意味だけでなく、それが使われている背景や文脈の理解も必要になるため、その全てをAIに理解させることは難しい。これはイラストの理解にもい...
収録日:2016/07/25
追加日:2016/10/28
人工知能の普及で格差が広がる!労働者が取るべき対策は?
ファミリービジネスとAI(5)AI時代に求められる能力
人工知能が発達して普及すると、人間の仕事は奪われるのか。東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏は、そんなことはないという。なぜなら、人間には人工知能では代替できない能力があるからだ。...
収録日:2016/07/25
追加日:2016/10/21
人工知能の能力でできることはかなり限られている
ファミリービジネスとAI(4)人工知能に対する誤解
東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏は、AI(人工知能)をめぐる昨今の受け止められ方には、多くの誤解がつきまとっているという。柳川氏によれば、人工知能は決して人間に反旗を翻すような存...
収録日:2016/07/25
追加日:2016/10/14
「大人のAI」ではなく「子供のAI」に日本は投資すべき
ディープラーニング最前線(4)日本のAI戦略
人工知能にとってのボトルネックは、「子どものできることほど難しい」ということだった。それを「子どもの人工知能」と呼ぶ東京大学大学院工学系研究科准教授・松尾豊氏は、それがディープラーニングによって可...
収録日:2016/04/20
追加日:2016/08/23
自動運転もディープラーニングを使えば実現可能に!
ディープラーニング最前線(3)自動運転と自動翻訳技術
ディープラーニングの可能性は、ロボットの認識面だけでなく、自動運転や自動翻訳技術にもその領域を広げている。「ディープラーニングがすごいというより、その先に広がる世界がすごい」と確信する東京大学大学...
収録日:2016/04/20
追加日:2016/08/16
ディープラーニングを使った事例を技術面から分析して解説
ディープラーニング最前線(2)最新の画像認識技術
東京大学大学院工学系研究科准教授・松尾豊氏によるディープラーニング技術の最前線。今回は、ディープラーニングの画像認識技術の向上とは具体的にどういう意味を持つのかという点を、実際の商品事例も交えなが...
収録日:2016/04/20
追加日:2016/08/09
人工知能が囲碁で人間に勝利!「アルファ碁」の勝因は?
ディープラーニング最前線(1)囲碁で勝利した人工知能
東京大学大学院工学系研究科准教授・松尾豊氏がディープラーニングの最前線と今後の可能性について解説する。「囲碁で人工知能が人間に勝つにはあと10年はかかる」といわれていた中、人工知能の「アルファ碁」...
収録日:2016/04/20
追加日:2016/08/03
超高速画像処理の応用実例と可能性
高速ビジョンが創る未来~高速画像処理の可能性(4)ヒューマンインターフェース
時速150キロを超える速球派メジャーリーガーの投球をストップモーションのように細かく追うことができる。超高速画像撮影は、それほど「速い」のだ。その技術は、手の動きだけで遠隔操作できるロボットや、動く対...
収録日:2016/01/07
追加日:2016/07/29
人工知能の普及は新たな倫理問題を生み出す
人工知能のディープな可能性(4)人工知能との共生
人工知能研究がもたらした変化の本質は、特徴を「認識」できることだ。何が重要かを知ることができる人工知能は、産業のあり方を変え、今まで想定されなかった権利や制度の問題を顕在化させるだろう。到来しつつ...
収録日:2016/01/15
追加日:2016/05/16
ディープラーニングの特徴量抽出でロボットが人間に近づく
人工知能のディープな可能性(3)日本が重視すべき側面
ディープラーニングが可能にしたのは、森羅万象の中から「何が重要か」という特徴を取り出すことだった。現在の計算システムが誇る高い処理能力によってもたらされたこの技術は、やがて言葉を理解する人工知能す...
収録日:2016/01/15
追加日:2016/05/16
強化学習とディープラーニングでロボットが自動的に習熟
人工知能のディープな可能性(2)自ら学習するロボット
画像認識の精度を飛躍的に向上させたディープラーニングは、「強化学習」と組み合わせることで、自ら学習するロボットを生み出した。この技術を使えば、ルールややり方すら教えなくても、ロボットは自動的にゲー...
収録日:2016/01/15
追加日:2016/05/12
ディープラーニングとは?AI研究の第一人者松尾豊が解説
人工知能のディープな可能性(1)現在のブームは本物か
SiriやPepperなど、いま人工知能がブームだ。しかし研究者が理想としてきた、「人間のように考えるコンピュータ」の実現はまだ程遠いようにも思える。最前線の人工知能研究は、どのような状況にあるの...
収録日:2016/01/15
追加日:2016/05/12
情報革命の影響でなくなる仕事と伸びる仕事とは?
情報革命の未来―消える仕事、伸びる仕事
情報革命は日本と世界をどう変えるのか? 仕事は、サービスは、教育はどうなるのか? 経済産業省・産業構造審議会新産業構造部会の部会長を務める東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏が、同部会での議...
収録日:2016/02/09
追加日:2016/03/24