東横インに学ぶ「女性活躍」の秘策
この講義は登録不要無料視聴できます!
▶ 無料視聴する
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
お互いに助け合う女性の組織の強い「横のつながり」
東横インに学ぶ「女性活躍」の秘策(2)支配人同士の「横のつながり」
黒田麻衣子(株式会社東横イン 代表執行役社長)
「女性が活躍できる職場をつくろう」という号令がかかったはいいが、具体例が出ることはなく、うやむやになってしまった組織も少なくない。そういった際に参考になるのが、女性の多い職場での成功例である。女性の強み、弱みを含めた特徴が分かれば、男性と女性をいかに配置し、組織のバランスを取ればいいかが見えてくる。(全7話中第2話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
時間:10分47秒
収録日:2020年1月17日
追加日:2020年4月2日
≪全文≫

●女性が得意な伝達、不得意な伝達


―― 東横インでは女性が大変活躍されていますが、普通の会社ですと、どちらかというと男性が多く、女性が半分を超える職場は少ないかもしれません。ですので、どうすれば女性が活躍できる社会、会社になるのか、よく分からないという方も残念ながらいらっしゃると思います。そんななか、女性として、女性が活躍している会社に入られて思ったこと、感じられたことをお聞きしたいと思います。

 まず、女性が活躍する職場の面白さ、特徴というのは、どういうところにありますでしょうか?

黒田 そうですね。私自身は、ずっと女子校育ちで、他の会社に就職したこともないため、女性だけの職場にあまり違和感がないのです。

―― 女子校には独特の文化がありますよね。

黒田 そうですね。ただ、社外の取締役から「女性ならではなのかもしれないけれど、横への情報の伝達が速いね」と言われたことがあります。

―― なるほど。

黒田 横に情報が伝達しやすいということは、例えば支配人たちがやってよかったことを横展開できるので、その点はとてもよいと思っています。一方で、「上から下への情報伝達が下手だね」と言われたこともあります。支配人同士、うわさもひっくるめて、うわーっと情報が集まるのですが、本社が言ったことが支配人、末端のスタッフまで伝わっているかという部分に課題があります。お恥ずかしながら、お客様の方から「もうこういうサービスに変わっているよ」と教えていただくフロントもいたりするものですから。

―― 組織に対する考え方も忠誠心なども、女性と男性では違う部分があると思います。例えば最近はだいぶ変わってきていると思いますが、共学校では、昔は男性が部長をやって、女性が副部長とかマネジャーをやるというようなイメージがあります。

黒田 そうですね。


●女性のおしゃべりには理由がある


―― 一方の女子校の場合、当然、部長から何から全部女性でやるというかたちになります。トップをやる人もいれば、世話役、補佐役をやる方も出てくる。黒田社長はずっとその世界で生きてきたということですが、上の言うことを聞く縦の関係性というよりは、仲間意識があるため、横への連絡はうまくいくというように、人の付き合いを大事にするところが、女性にはあるのでしょうか。女性にとっての組織観についてはどう感じていますか?
...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
経験学習を促すリーダーシップ(1)経験学習の基本
成長を促す「3つの経験」とは?経験学習の基本を学ぶ
松尾睦
優れた経営者の条件(1)スキルとセンスの違い
経営者のセンスは担当者のスキルとは全く違う
楠木建
ハラスメント防止に向けた風土づくり(1)ハラスメントの概要
増え続けるハラスメント…その背景としての職場の特徴
青島未佳
本質から考えるコンプライアンスと内部統制(1)「法令遵守」でリスクは管理できない
「コンプライアンス=法令遵守」ではない…実例が示す本質
國廣正
サム・アルトマンの成功哲学とOpenAI秘話(1)ChatGPT生みの親の半生
OpenAI創業者サム・アルトマンとはいかなる人物なのか
桑原晃弥
生成AI「Round 2」への向き合い方(1)生成AI導入の現在地
生成AIの利活用に格差…世界の導入事情と日本の現状
渡辺宣彦

人気の講義ランキングTOP10
資本主義の再定義…哲学で考える(4)共感としての見えざる手
利とは、義の和である…なぜ道徳的なふるまいが企業活動に重要か
中島隆博
昭和の名将・根本博…内蒙古・終戦後の戦い(1)軍人の本義を貫いた根本博中将
ソ連軍から在留日本人4万人を守れ…内蒙古での「戦後」の激闘
門田隆将
戦前日本の「未完のファシズム」と現代(1)シラス論と日本の政治
独裁ができない戦前日本…大日本帝国憲法とシラスの論理
片山杜秀
死と宗教~教養としての「死の講義」(5)仏教の死:日本編
極楽往生、坐禅、法華経…日本人はいかに死を乗り越えるか
橋爪大三郎
小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作
小澤俊夫
戦前派一日本人の憂鬱~太平洋戦争と敗戦後を顧みて…(1)
『きけわだつみのこえ』を読むと今でも涙が止まらない
野田一夫
ラフカディオ・ハーン『神国日本』を読む(1)なぜ『神国日本』なのか?
ラフカディオ・ハーンが解明した「美しい日本」の秘密と未来
賴住光子
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ
鶴見太郎
編集部ラジオ2026(26)お盆とあの世を考える
【10min解説】特集で考える《お盆とあの世》の本質
テンミニッツ・アカデミー編集部
組織心理学とは何か~『武器としての組織心理学』と概論
なぜ組織に「心理学」が必要か?多様化と個の時代の処方箋
山浦一保