東横インに学ぶ「女性活躍」の秘策
この講義は登録不要無料視聴できます!
▶ 無料視聴する
次の動画も登録不要で無料視聴できます!
お互いに助け合う女性の組織の強い「横のつながり」
第2話へ進む
東横インは97%が女性支配人!女性活躍のきっかけとは
東横インに学ぶ「女性活躍」の秘策(1)女性支配人が支えるホテル
黒田麻衣子(株式会社東横イン 代表執行役社長)
日本は世界的に見ても人気のある国だが、こと「女性活躍」となると評価がぐんと下がる傾向にあり、「上場企業の6割には女性役員がいない」など不名誉なニュースも多い。そんななかにあって、支配人の97パーセントが女性というホテルチェーンがある。女性活躍のきっかけとなるエピソードを東横イン社長の黒田麻衣子氏に伺った。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
時間:9分46秒
収録日:2020年1月17日
追加日:2020年3月26日
≪全文≫

●受賞の決め手は「女性活躍」


―― 本日は、株式会社東横イン代表執行役社長の黒田麻衣子さんに女性活躍についてお話を伺いたいと思います。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

黒田 よろしくお願いします。

―― 黒田社長は、1999年に聖心女子大学を卒業されて、2002年に立教大学大学院の文学研究科、博士課程前期を修了されています。第一次世界大戦期のドイツの歴史を専攻されたそうですね。

黒田 はい、そうですね。

―― その後、2002年にお父様で、創業者の西田憲正さんが経営される東横インに入社され、2005年にいったんご結婚とご出産で東横インをご退社。2008年に再び今度は副社長として東横インに入られて、2012年から社長をお務めになっています。

 黒田社長は、これまでいろいろな賞を受賞されていて、「JAPAN WOMAN AWARD 2016」のリーダー輩出部門のグランプリを受賞、「エイボン女性年度賞2017」の教育賞、2020年の1月に「第40回毎日経済人賞」を受賞――。これはいずれも「女性活躍」が注目されての受賞ということになりますでしょうか。

黒田 そうですね。

―― 各ホテルの支配人様の97パーセントが女性という点に注目が集まっていますね。ただ、皆さん、いろいろな土地で東横インを利用されていると思いますが、そこまで多くの女性支配人がいるということは、ご存じない方も多いかもしれません。

黒田 はい。

―― 現在、全国にいくつぐらいのホテルを展開しているのでしょうか?

黒田 2019年末で310ホテル、6万6,887室となっています。

―― 東横インはビジネスホテルですが、ビジネス客と一般客の割合は、だいたいどのくらいになるのですか?

黒田 ビジネスホテルとして誕生して、それを自負してまいりましたが、最近は、観光でいらっしゃる方の需要も大きく、「ビジネスプラス冠婚葬祭」と「観光」で、ちょうど半々ぐらいですね。

―― 半々ぐらいになっているのですね。

黒田 そうですね。15年以上前だと稼働のピークは平日で、土曜日、日曜日は閑散期でした。

―― ビジネス客、出張の方がお泊まりになるイメージですね。

黒田 そうです。ただ、今は土曜日が最も稼働が高くなっています。

―― なるほど。そうなると、今後ホテルの仕事もずいぶん変わってくると思いますが、東横インは日本国内だけではなく、海外にも展開していますが、どのあたりに進出...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
野獣の経営、家畜の経営(1)経営センスが育つ土壌
ファーストリテイリングで経営者が育つ理由
楠木建
ハラスメント防止に向けた風土づくり(1)ハラスメントの概要
増え続けるハラスメント…その背景としての職場の特徴
青島未佳
これから必要な人材と人材教育とは?(1)人手の供給不足とマクロ経済への影響
ごく一部の人手不足が「致命的」になる…Oリング・セオリー
柳川範之
組織心理学~若者とのコミュニケーション(1)「Z世代」の特徴と接し方
Z世代は傷つきやすい!?…昔の世代との相違点、共通点とは
山浦一保
企業改革の核心は何か(1)組織の危機をいかに克服するか
V字回復のためには社員に「個人の痛み」を迫る覚悟を持て
三枝匡
ストーリーとしての競争戦略(1)当たり前の重要さ
柳井正氏の年度方針「儲ける」は商売の本筋
楠木建

人気の講義ランキングTOP10
編集部ラジオ2026(6)賴住光子先生ラフカディオ・ハーン論
ラフカディオ・ハーン『怪談』と『神国日本』の深い秘密
テンミニッツ・アカデミー編集部
墨子に学ぶ「防衛」の神髄(1)非攻と兼愛
『墨子』に記された「優れた国家防衛のためのヒント」
田口佳史
『孫子』を読む:地形篇(1)六地形の戦略を学ぶ
ベトナム戦争でホー・チ・ミンが学んだ『孫子』地形篇とは
田口佳史
印象派の解体と最後の印象派展(5)ポスト印象派の台頭
ゴーガン、ルドン、スーラ、ゴッホ…ポスト印象派の時代へ
安井裕雄
AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIでは「思考の三位一体」が成立しない…考えるとは?
中島隆博
変化する日本株式市場とPEファンド(3)米国型への転換を迫られる日本企業
いまアクティビストの動きは?…進む「米国化」の現状
百瀬裕規
新撰組と幕末日本の「真実」(4)江戸の剣術道場が流行した背景
剣術三大流派の道場主も農民出身?…剣術道場の意外な真実
堀口茉純
ポスト国連と憲法9条・安保(1)国連の構造的問題
核保有する国連常任理事国は、むしろ安心して戦争できる
橋爪大三郎
豊臣兄弟~秀吉と秀長の実像に迫る(1)史実としての豊臣兄弟と秀長の役割
豊臣兄弟の謎…明らかになった秀吉政権での秀長の役割
黒田基樹
いま夏目漱石の前期三部作を読む(9)反知性主義の時代を生き抜くために
なぜ『門』なのか?反知性主義の時代を生き抜くヒント
與那覇潤