「50歳からの勉強法」を学ぶ
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
学ぶ気持ちがあれば、どこでも書斎になる
「50歳からの勉強法」を学ぶ(4)勉強空間の工夫
「家の外にもあちこちに書斎を持っている」と童門冬二氏は言う。それは勉強空間の工夫ということで、学ぶ気持ちをもっていれば、喫茶店もタクシーもどこでも学びの場になるという意味だ。これはモンテーニュのいう「自分だけの三畳間」を用意する心構えにも通じる。(全6話中第4話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
時間:8分29秒
収録日:2020年1月9日
追加日:2020年6月4日
カテゴリー:
≪全文≫

●家の外が書斎以上の重要な位置を占めている理由


―― さらに具体的なノウハウについて、次にまいりますけれども、「勉強空間の工夫」ということで、一つパッケージをつくらせていただきました。

 まずは書斎ですね。多くの男の憧れに書斎というものがあるかと思いますが、これも非常に勇気づけられることをお書きになっています。

「ぼくは家の外のあちこちに書斎を持っていて、そこがぼくの勉強法にとって書斎以上の重要な位置を占めている」

 これは書斎といっても、本を読むとよく分かるのですが、決して皆さんがイメージする書斎ではないんですよね。これは先生、どういう意味でしょうか。

童門 飲み屋に行っても、あるいはタクシーの後部座席でも、みんな書斎だと。学ぶ気持ちがあれば、そこは学びの部屋になる。そういう気持ちを持って、自分が身を置いた環境をそのように考えましょうという意味です。

 だから、居酒屋のご主人や他の客と話しても、心の一隅ではここも学び舎だと思えば、ワアワア騒いでいるところも書斎になってしまうし、タクシーの孤独な身を運ぶ走る空間も書斎になるということです。


●学ぶ気持ちがあれば、タクシーの中でも学べる


童門 タクシーの運転手とこんな話をしたことがあったんで、少しいいですか。

 以前にタクシーに乗った時、ちょっと横丁へ入り込んだんですよ。すると、電信柱がボコボコ立っているわけです。小池百合子都知事が以前、電信柱を全部地下に埋めるということをオリンピックに向けて実現させていきたいというようなことを言っていたけど、「こういうところはそのほうがいいよね」と、運転手に言ったんです。

 そしたらドライバーが「そうですかね」と言ってね。そして、「私はこのままでいいですよ、このままのほうがいいと思いますよ。ここに住んでいる方々にとって、やたらタクシーや車が入ってくるのは歓迎しませんよ。われわれの場合でも子どもが乗った自転車が急に飛び出してきたりして危ないし、電信柱がなければそういうことになってしまうかもしれない。だから電信柱が立っているというのは、よけいな車の進入を防ぎ、そして地域の交通安全を守る一つの柵みたいな役割を果たしているんじゃないでしょうかね」と言った。

―― むしろ走りにくいからこそ、ゆっくりしか走れないということですね。

童門 そうです。それで「ああ、俺...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「哲学と生き方」でまず見るべき講義シリーズ
日本人が知らない自由主義の歴史~前編(1)そもそも「自由主義」とは何か
消極的自由と積極的自由?…なぜ自由主義がわかりづらいか
柿埜真吾
禅とは何か~禅と仏教の心(1)アメリカの禅と日本の禅
「禅とは何か」藤田一照師が禅と仏教の心を説く…自発性を重んじる
藤田一照
今こそ問うべき「人間にとっての教養」(1)なぜ本を読むことが教養なのか
『人間にとって教養とはなにか』に学ぶ教養と本の関係
橋爪大三郎
楽観は強い意志であり、悲観は人間の本性である
これからの時代をつくるのは、間違いなく「楽観主義」な人
小宮山宏
メソポタミア神話の基本を知る(1)メソポタミア神話の神々と人間との関係
メソポタミア神話は、ギリシア神話はじめ世界の神話の原点
鎌田東二
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
今井むつみ

人気の講義ランキングTOP10
「満洲」から考える日本とアジア(1)「満洲」を知る意義とは
「満洲史」はなぜ現代日本でタブー視されるのか?…王道楽土の夢とアヘンなどの裏面から見えてくる現代への教訓
宮脇淳子
編集部ラジオ2026(31)鶴見太郎先生の「公開収録」のご案内
【公開収録のご案内】鶴見太郎先生:ユダヤ人と世界史…その歴史の教訓とは
テンミニッツ・アカデミー編集部
『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(1)物語の構造を読み解くおもしろさ
『オデュッセイア』の面白さの秘密を神話の構造から読み解く…なぜ波乱万丈の神話が人間の創作の源泉になったか
松村一男
モンゴル帝国の世界史(1)日本の世界史教育の大問題
なぜ日本の「世界史」はいびつなのか…東洋史と西洋史の違い
宮脇淳子
ギリシア神話の基本を知る(2) 5つの時代と歴史観
ヘシオドスの『労働と日々』で描かれた「5つの時代」とは
鎌田東二
仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(6)漢字と理性と想像力
漢字と理性と想像力…いま日本人が考えるべきこととは?
橋爪大三郎
小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作
小澤俊夫
マルクス入門と資本主義の未来(1)マルクスとはどんな人物なのか
マルクスを理解するための4つの重要ポイント
橋爪大三郎
「ホメロス叙事詩」を読むために(1)ホメロスを読む
2700年前のホメロスの叙事詩が感動を与え続ける理由
納富信留
日本の財政の真実を検証する(3)金利上昇の深刻な影響
金利が上昇した未来を10年スパンで見てみると…何が起きるか?
宮本弘曉