キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、儒教、日本の宗教。5つの特徴を見事に描き出します。 宗教で読み解く世界(全5話) 再生時間: 1:00:28 収録日:2019/01/21 追加日:2019/05/18
キリスト教とは?…他の一神教との違いは神様と法律の関係 宗教で読み解く世界(1)キリスト教の世界 キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、儒教、そして日本宗教の、それぞれの特徴を「ひと言」で分析すると? 橋爪大三郎先生が一刀両断に分析。宗教の特徴を知れば、世界の各地域のあり方や文化もよくわかるようになる。「教養とし... 再生時間:12:11 追加日:2019/05/18 イスラム教とアッラーの意味…キリスト教との関係と違い 宗教で読み解く世界(2)イスラム教の世界 イスラム教は唯一神アッラーを信仰し、預言者ムハンマドに下された神の啓示を記したコーランを第一の法律とする。そして、イスラムそのものが全ての一神教の中で一番格上と位置づけている。今回は日本人にとってなじみの薄いイスラム... 再生時間:12:52 追加日:2019/05/25 ヒンドゥー教と密接不可分なカースト制の特徴と問題点とは 宗教で読み解く世界(3)ヒンドゥー教とカースト制 インド最大の特徴はヒンドゥー教と密接不可分な関係のカースト制にある。支配階級、被支配階級を明確に区別し、社会の基本単位としてジャーティという多数の職業集団を規定している。この一見閉鎖的なカースト制を、橋爪大三郎氏は「... 再生時間:12:14 追加日:2019/06/02 儒教の考え方…中国人の性格を形づくる政治学と家族道徳 宗教で読み解く世界(4)中国と儒教の世界 孔子が考えた儒教は、当時いろいろな考え方、やり方がある中で勝ち残っていく。では儒教が強かったのはどんな点なのか。儒教は中国社会でどのような役割を果たしているのか。現代の中国にも引き継がれている儒教の考え方について解説... 再生時間:09:21 追加日:2019/06/09 日本宗教の特徴…水と油の「神と仏」をつなぐ本地垂迹説 宗教で読み解く世界(5)日本の不思議と世界のゆくえ 日本にもともとあった神道と後から入ってきた仏教は、いわば水と油のような関係にある。そこで日本は時代により、神道と仏教を同じとみなす本地垂迹説と、神仏を分離する廃仏毀釈という、全く正反対の立場を取ることになる。その背景... 再生時間:13:50 追加日:2019/06/16
キリスト教や仏教は「死」をどう考えたのか。死と宗教の本質を理解できる珠玉の講義です。 死と宗教~教養としての「死の講義」(全7話) 再生時間: 1:27:55 収録日:2022/03/03 追加日:2022/04/11
世界の宗教は死をどう考えるか…科学では死はわからない 死と宗教~教養としての「死の講義」(1)「自分が死ぬ」ということ 生き物はみな死ぬが、死ぬそのときまで、死ぬと思っていない。人間は死ぬとわかっているが、死は体験できない。科学でも歯が立たない。では、どうすれば死に向き合えるのだろうか。有史以来、営々と重ねられてきた「死」の思索のエッ... 再生時間:14:28 追加日:2022/04/11 キリスト教の死生観…カトリックとプロテスタントの違い 死と宗教~教養としての「死の講義」(2)キリスト教の「死」 一神教の考え方は、神が万物を創造したところから始まる。世界も生き物もみな、神の被造物だから、生き死にも神の意思のまま。では、この世界の終わり(終末)には何が待っているのか。キリスト教の死生観をのぞいてみよう。(全7話中... 再生時間:16:22 追加日:2022/04/18 仏教の根本は真理を覚ること…では真理とは何か? 死と宗教~教養としての「死の講義」(3)仏教の「死」・インド編〈上〉 仏教の始まりはインドにある。その考え方の根本は「因果法則」であり、出来事が生命を超えたスケールで連鎖することにある。そして、この法則に従って、自分はいま命を与えられていると理解し、その法則に合致した生き方をするのが正... 再生時間:10:47 追加日:2022/04/25 仏教の死の考え方…釈尊は死ぬが因果法則を覚ればいい 死と宗教~教養としての「死の講義」(4)仏教の「死」・インド編〈下〉 すべてを因果関係であり、輪廻だとする仏教は、覚者である釈尊の死をどう伝えたのだろうか。直接の弟子たちは「宇宙と一体化して雲散霧消した」と考えたが、そもそも釈尊が覚りに至ったこと自体、ゴータマとして一代の修行のみが結実... 再生時間:09:27 追加日:2022/05/02 極楽往生、坐禅、法華経…日本人はいかに死を乗り越えるか 死と宗教~教養としての「死の講義」(5)仏教の死:日本編 日本人の死生観を築いていった仏教の宗派は浄土宗・浄土真宗、禅宗、法華宗・日蓮宗であるという。念仏による極楽往生、坐禅がそのまま覚りであること、在家にいながらの菩薩修行は、いずれも死の恐怖に向かう日本人の姿勢をサポート... 再生時間:16:14 追加日:2022/05/09 南無阿弥陀仏と唱えて極楽浄土へ…法然の革命の意味とは 死と宗教~教養としての「死の講義」(6)日本人の「死」と法然 日本には、仏教より古くから伝わる死後の観念があった。死後は「黄泉の国」、あるいは山の上や海の彼方に行くと考えられていたが、そこに仏教が入ってきた。仏教は輪廻するから、死者の国は存在しない。しかし当時、仏教は難しい舶来... 再生時間:08:49 追加日:2022/05/16 地獄の話の「三途の川」「奪衣婆」は日本のオリジナル 死と宗教~教養としての「死の講義」(7)地獄と日本の葬儀文化 われわれが描く地獄のイメージは、道教の考え方がもとになっている。ただし「三途の川」や「奪衣婆」などは、日本オリジナルなストーリーで、迫力満点だ。毎年お盆が近づくと、家ごとに、死者を迎える準備をすることになっている。い... 再生時間:11:48 追加日:2022/05/23
日本仏教の名僧たちの言葉をひもとくことの意味とは? そして日本仏教の「3つの特徴」とは? 【入門】日本仏教の名僧・名著~総論(全3話) 再生時間: 28:00 収録日:2020/08/20 追加日:2020/09/24
「文は人なり」――原文を読んで名僧の思想の息吹に触れる 【入門】日本仏教の名僧・名著~総論(1)名僧の原著に触れる意味 書店には数多くの仏教の入門書が並んでいるが、名僧や開祖たちが残した著作は敷居が高く、なかなか手に取れない。名僧の息吹をじかに感じつつ、その教えに触れるのが本シリーズだ。総論の第1回では日本に仏教思想が伝来した当初からの... 再生時間:09:55 追加日:2020/09/24 法然・親鸞・道元・日蓮の研究が下火になっている理由 【入門】日本仏教の名僧・名著~総論(2)新しい思想の息吹を追う 平安末期から鎌倉時代、公家から武家の世の中が始まると、それ以前とは異なる思想が必要になった。浄土思想が普及し、禅宗が伝来して始まった新しい仏教の流れは、現代にも大きな影響を与えている。総論の第2回では、さまざまなあり方... 再生時間:07:21 追加日:2020/10/01 日本仏教の「3つの特徴」…世界の仏教との大きな違いとは 【入門】日本仏教の名僧・名著~総論(3)日本仏教と世界仏教 仏教は言うまでもなく世界宗教の一つだが、日本仏教は世界のそれとは様相が違うといわれる。仏教学者・中村元氏の研究で明らかになった主な特徴は三つ数えられる。「出世間を重視しない」「戒律を重視しない」「仏教論理学に頼らない... 再生時間:10:44 追加日:2020/10/08
世界の神話と日本神話の最大の違いは「人間の核づけ」……。日本神話の特徴を徹底分析します。 世界神話の中の古事記・日本書紀(全9話) 再生時間: 1:53:10 収録日:2020/10/05 追加日:2021/03/31
世界神話と日本神話の違いの特徴は「人間の格づけ」にある 世界神話の中の古事記・日本書紀(1)人間の位置づけ 日本神話の特徴とはいったい何だろうか。世界神話と比べた際にもっとも大きな違いは、「人間の格づけ」である。では世界神話の中での人間の位置づけ、さらには日本神話の中での人間の位置づけは、どのようなものだろうか。(全9話中第... 再生時間:16:12 追加日:2021/03/31 『古事記』と『日本書紀』の大きな違い…その神話と構造 世界神話の中の古事記・日本書紀(2)『古事記』と『日本書紀』の違い 人間と神との距離感が非常に近い日本神話。その日本神話の代表的なものが『古事記』『日本書紀』であるが、この2作は全く性質が異なるものだと鎌田東二氏は言う。『古事記』と『日本書紀』は、どのような点がどのように異なるのだろう... 再生時間:14:21 追加日:2021/04/07 『日本書紀』に見る日本の忖度文化の原型 世界神話の中の古事記・日本書紀(3)談合の国の「史書」と「秘書」 オペラ的な物語性のある『古事記』に対し、記録的な性質の『日本書紀』。この『日本書紀』を見ていくと、さらに”日本らしさ“が浮かび上がってくる。鎌田東二氏が「日本の忖度文化の原型」「談合」と述べる『日本書紀』の性質とは。(... 再生時間:12:19 追加日:2021/04/14 『古事記』『日本書紀』のスサノオの位置づけと重要性 世界神話の中の古事記・日本書紀(4)スサノオの重要性 『古事記』『日本書紀』を細かくみていくと、どのような違いがあるのだろうか。『古事記』は国生み、国づくり、国譲り、国治めという流れで、いわゆる国家ができあがる物語だ。そうした物語の大きな流れは、『日本書紀』もおおかた踏... 再生時間:12:16 追加日:2021/04/24 スサノオなしに日本の祭も歌もなかった 世界神話の中の古事記・日本書紀(5)『古事記』の中のスサノオ像 スサノオはスクラップ・アンド・ビルド、つまり世界を展開させていく破壊的な役割を果たすと同時に、世界をつくり上げていく役割も果たす、一番のキーとなる神様だと鎌田東二氏は言う。また、「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作... 再生時間:07:53 追加日:2021/05/01 『日本書紀』ではなぜ出雲神話がカットされているのか 世界神話の中の古事記・日本書紀(6)出雲神話をめぐる古事記・日本書紀の違い 『古事記』には国生みから国づくりまでのプロセスの中に、スサノオ、オオクニヌシの波乱万丈の物語、つまり「出雲神話」と呼ばれる部分がとても手厚く描かれている。一方、『日本書紀』はその部分がカットされている。スサノオが『古... 再生時間:09:51 追加日:2021/05/08 藤原氏は『古事記』をサポートする家だったのではないか 世界神話の中の古事記・日本書紀(7)国家の正統性はどこにあるのか 『古事記』と『日本書紀』の違いの1つは、国譲りの記述にあると鎌田氏は言う。『古事記』では国譲りで壮大な物語が描かれ、『日本書紀』では非常にあっさりとした記述に留まる。その理由はいったい何だろうか。一国の歴史を考えるとき... 再生時間:16:12 追加日:2021/05/19 『古事記』をめぐる謎…仏教の記述ゼロ?偽書説の真実は? 世界神話の中の古事記・日本書紀(8)『古事記』の信憑性 『古事記』を読むと、冒頭の壮大なストーリー性に比べ、崇峻天皇や推古天皇などの記述が少ないなど当時の現代史に関しては非常に手薄になっている。ある意味で、非常に不思議なアンバランスさである。また、『古事記』は偽書説も唱え... 再生時間:10:01 追加日:2021/05/26 「三部の本書」と『古語拾遺』の特徴と面白さに迫る 世界神話の中の古事記・日本書紀(9)四書四様の面白さ 長らく『日本書紀』が国家の公式文書であった一方、『古事記』が注目されるようになったのは江戸時代、本居宣長によってであるとされている。だが、『古事記』も『日本書紀』も、それ以前にも読まれていたのではないかと語る鎌田氏。... 再生時間:14:05 追加日:2021/06/02