テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
ログイン 会員登録 テンミニッツTVとは
為末大

為末大

ためすえだい

Deportare Partners代表/一般社団法人アスリートソサエティ代表理事/元陸上選手
1978年広島県生まれ。
スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。
男子400メートルハードルの日本記録保持者(2020年11月現在)。
現在は人間理解のためのプラットフォーム為末大学(Tamesue Academy)の学長、アジアのアスリートを育成・支援する一般社団法人アスリートソサエティの代表理事を務める。
主な著作に『Winning Alone』『走る哲学』『諦める力』など。
テンミニッツTVは、有識者の生の声を10分間で伝える新しい教養動画メディアです。

大人の学び~発展しつづける人生のために (全6話)

対談 | 為末大/柳川範之
収録日:2024/02/18
追加日:2024/07/08

見方を変える!生き方を変える!そのためのアンラーン

大人の学び~発展しつづける人生のために(1)「Unlearn(アンラーン)」とは何か

追加日:2024/07/08
「Unlearn(アンラーン)」とは決して学ばないことではない。むしろ逆である。柳川氏と為末氏による共著『Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」』で提唱されているその考え方は、過去に学んだこと、経験したことを一度や...

好奇心はコントロールが効かない…遊びの重要な条件とは

大人の学び~発展しつづける人生のために(2)熟達と遊び~好奇心から始まる学び

追加日:2024/07/15
アンラーンには二通りの活用方法があるという。大きく方向転換するためのものと、今自分が集中していることから一旦視線を外すことで世界を広げるためのものの二通りである。一方、人の学びの構造として、為末氏は著書『熟達論』で扱...

「隣の隣」に気づきあり!?…学びには仕掛けが必要

大人の学び~発展しつづける人生のために(3)埋もれた好奇心を掘り起こすために

追加日:2024/07/22
成長の過程で埋もれてしまった好奇心の発掘が、大人の学びには不可欠である。本当の「好き」も、真の主体性も、そこから始まるからだ。そのためには、自分にはめられているタガをいったん外し、よそ見や寄り道などをして遊ぶことも大...

学校では教えない「具体と抽象」、そこに大人の学びがある

大人の学び~発展しつづける人生のために(4)モデル化と「具体と抽象」

追加日:2024/07/29
大人の特徴は、具体的な経験を積み重ねてきたことである。その経験を一般化し抽象化すると、モデルが得られる。これは学問を学ぶ手順とも一致する。モデル化された経験は、多くの場面で役に立つ理論となる。さらに現場でもう一度具体...

生き方を変える時代へ――リスキリングに求められる自律性

大人の学び~発展しつづける人生のために(5)大人のリスキリング

追加日:2024/08/05
理論だけ理解しても処方箋は出てこない。よりよい選択ができるようになるためには、現実に合わせなければいけない。そこで昨今注目を集めているのが大人のリスキリングだが、リスキリングとは「自分の使い方を変えて、次の使い方を決...

ニュートンのエピソードにある二つのインプリケーション

大人の学び~発展しつづける人生のために(6)「深める」と「広げる」の両立

追加日:2024/08/12
これからの時代は、「次の時代は何が来るのだろう」と予測して合わせていく学びではなく、好きを探求していくことになってくる。そう答える為末氏。一方、柳川氏は、「深める」と「広げる」は矛盾しているようで矛盾しないとして、深...

生き抜くためのチカラ~為末メソッドに迫る (全6話)

収録日:2021/06/30
追加日:2021/09/17

為末メソッドに学ぶ「自分の人生を見つけるヒント」

生き抜くためのチカラ~為末メソッドに迫る(1)自分の道を見つけるために

追加日:2021/09/17
「自分が好きなこと」と「社会の評価」とを両立させるのは簡単ではない。ハードルへの転向、引退時に「自分の人生」と改めて向き合うことになった為末大氏は、「好きなことだけをやる」でもなく、「社会に評価されることだけをやる」...

自分を知るためのヒントは「いいな」と思う瞬間にある

生き抜くためのチカラ~為末メソッドに迫る(2)柔軟に観察する

追加日:2021/09/17
「自分の人生はこれだ」と分かりやすく定まることはそうそうない。だから、日常の生活の中で「いいな」とか「好きだな」という小さな瞬間を集めながら、積み上げていくほうが、結局は近道なのではないだろうか。他者に委ねすぎるのも...

より納得感のある人生を送るために10代の頃からすべきこと

生き抜くためのチカラ~為末メソッドに迫る(3)選ぶ努力と納得感のある捉え方

追加日:2021/09/24
世間では「やり続けること」の大切さが説かれることが多いが、特に選択肢が増えた現代においては、自分の人生という時間をどう割り振るか、つまり、いつ、どのように見切りをつけるかという発想も大切になっている。その際に必要なの...

幸せの鍵「なにげなさ」とは何のことか

生き抜くためのチカラ~為末メソッドに迫る(4)人生の勝敗を考える

追加日:2021/10/01
「勝負に勝ち負けはつきもので、がんばったかどうかが大切だ」と言ったところで、敗者は納得しないだろう。勝ったら勝ったで、次からは負ける恐怖が襲いかかってくるわけで、永遠に勝者であり続けることも不可能だ。では、どうやって...

「自分らしさ」の発見は、型にはまってみることから始まる

生き抜くためのチカラ~為末メソッドに迫る(5)「自分らしく」生き抜くためのヒント

追加日:2021/10/08
宇宙に行くというようなインパクトのある経験は、人々の人生観に多大なる影響を与えることがある。では、人生観を見直すには地球を離れる以外に方法がないかといえば、そうではない。自分が小さい存在であることを自覚してみたり、あ...

本当の意味での「自分らしさ」を出すためにすべきこと

生き抜くためのチカラ~為末メソッドに迫る(6)摩擦と空気、その向き合い方

追加日:2021/10/15
「自分らしさ」というのは、個人の力だけで完成するものではなく、社会や組織との関係性の中で見えてくることもある。我を張って、社会と正面衝突する必要はないが、摩擦を避けるだけではかえって、取り返しのつかない衝突を招くこと...

本番に向けた「心と身体の整え方」 (全8話)

収録日:2020/09/16
追加日:2021/01/19

集中のスイッチを入れる方法は意識からと身体からの2通り

本番に向けた「心と身体の整え方」(1)ディテールにこだわる

追加日:2021/01/19
世界と戦う一流アスリートは、ここまでの準備をし、このように発想し、このようなメンタルトレーニングをし、スランプや失敗とこのように向きあっている。情景が目に浮かぶような数々の逸話から、「本番での成功」「自分の向上」のた...

オリンピアンが大事にする「乱れがちな心を取り戻す」方法

本番に向けた「心と身体の整え方」(2)実力を発揮するために

追加日:2021/01/26
よく「実力を発揮する」というが、それはどういうことなのか。競技本番に臨む選手の心にはさまざまの思いが去来する。「自分より強い相手に勝てるのか」「勝てる試合なのに、失敗したらどうしよう」というのは、どんなに一流選手であ...

「ピーキング」は本番まで“ギザギザ”で上げていく方法

本番に向けた「心と身体の整え方」(3)自信のつけ方と「ピーキング」

追加日:2021/02/02
アスリートは「ピーキング」という手法を用いて本番に向けて準備する。しかし、どんなに準備しても、オリンピックのような大舞台では、勝負強いと思っていた自分の弱さを発見することになる。そのような状況で、身体面において彼らを...

オリンピックで勝つのが一番難しいのは最初でも最後でもない

本番に向けた「心と身体の整え方」(4)世界という舞台で力を出すために

追加日:2021/02/09
オリンピックで勝つのが一番難しいのは“ちょっと知ってしまった”あとだという。よく分からない世界を一度知ってしまったので、元にはもう戻れない。だから知り尽くすしかない。そのためにはとにかく自分と向き合うことが大事である。...

期待の構造を知って自分なりの距離感をつかんでおく

本番に向けた「心と身体の整え方」(5)期待をコントロールする

追加日:2021/02/16
「周囲の期待」と「本来の自分」とのギャップが大きくなると、人は苦しくなる。周囲が勝手に期待しているだけなのに、それに応えられないことを申し訳なく思ったり、そのことで傷ついたりするからだ。そうした期待の構造を知ったうえ...

限界に影響を及ぼす、陸上界で有名な「当たり前の力」とは

本番に向けた「心と身体の整え方」(6)限界とどう向き合うか

追加日:2021/02/23
限界には、チャレンジしていったときの限界と当たり前に対する限界の2つあるが、実は「当たり前の力」のほうが強い。陸上界では有名な話だが、100メートルの日本記録で10秒を切るのに約20年かかったが、一旦10秒を切ると2年間で3人が9...

限界か、スランプか――伸び悩んだときに見るポイント

本番に向けた「心と身体の整え方」(7)スランプの克服と選手の成長

追加日:2021/03/02
限界か、スランプか。ある程度記録が伸びたところで直面するこの状態に対して、どう判断すればいいのか。見るべきポイントは、選手がどのくらいその場であがいたかだという。そのときに有効なのは、これまでとは違う刺激を与えてみる...

失敗を生かせる人、生かせない人の違いとは何か

本番に向けた「心と身体の整え方」(8)自分らしさの正体

追加日:2021/03/09
自分らしさとは何なのか。自分が思う「俺のスタイル」とコーチのアドバイスのどちらを信じたらいいかという場合、どちらも正しいことがあるので判断は難しい。そこで考えたほうがいいのは、「自分らしさの正体は何か」ということだ。...

キャリア転換で人生を成功させる方法 (全7話)

対談 | 為末大/柳川範之
収録日:2020/09/14
追加日:2020/11/24

なぜ40歳でキャリアについて一度考え直す必要があるのか

キャリア転換で人生を成功させる方法(1)2つの大きな潮流

追加日:2020/11/24
これからのキャリアを考える上で、2つの大きな流れがある。1つはAI技術の進化をはじめとしたデジタル化によって、経済全体が変化するスピードが劇的に早まったこと。そして、もう1つは、「人生100年時代」といわれるように、人生が長...

コーチングのやり方に起こっている「データ革命」とは?

キャリア転換で人生を成功させる方法(2)これからのコーチング

追加日:2020/11/24
これからの時代、スポーツにおけるコーチと、会社組織の管理職に共通して求められるものがある。それは、客観的なデータをもとに考え、「人によっていろいろな特性がある」という認識に立って指導することだ。自分がプレイヤーとして...

なぜコーチと選手のミスマッチは解消されないのか

キャリア転換で人生を成功させる方法(3)ミスマッチをどう乗り越えていくか

追加日:2020/12/01
海外のスポーツ界では、選手が自由にコーチを選べる環境が整っている。つまり、コーチは選手から選ばれるために自分の得意分野を熟知し、磨きをかける必要がある。翻って、日本の管理職は自らの強みを理解できているだろうか。そのた...

東洋的指導法と西洋的指導法にはどんな違いがあるのか

キャリア転換で人生を成功させる方法(4)成果を短期で見るか、長期で見るか

追加日:2020/12/08
スポーツ界に存在する東洋的指導法と西洋的指導法。どちらも一長一短あるに違いないが、短期的な成果が求められる今、東洋的指導法は限界を迎えている。では、西洋的指導法に転換しさえすればいいのかといえば、そう簡単な話でもない...

社会人が転職に備えて身につけておくべきスキルとは何か

キャリア転換で人生を成功させる方法(5)自分の経験を言語化する

追加日:2020/12/15
同じ分野で同じように働いてきた仲間には、言葉を尽くさなくても、簡単に思いを伝えることができる。しかし、キャリア転換の際、その手軽さは仇になる。自分とは違う環境、違う分野の中で過ごしてきた相手とうまくコミュケーションを...

キャリア転換で難しいのはプライドのコントロール

キャリア転換で人生を成功させる方法(6)プライドのコントロール

追加日:2020/12/22
スポーツも、ビジネスも、20年くらい続けていると、それなりの実績、成果を手にすることになる。ただし、キャリア転換をする際には、そのときに持ったプライドのコントロールがとても難しい。ではどうすればいいか。ポイントは「1回な...

キャリア転換で成功する秘訣は定期的な「選び直しと学び直し」

キャリア転換で人生を成功させる方法(7)定期的な「選び直しと学び直し」

追加日:2020/12/29
キャリアとは霧の中を走り続けることに似ている。しばらく進むと、少しだけ視界が晴れるので、方向転換をする。その繰り返しの中で、自分の思い、能力、社会の状況を確認しながら、自分のキャリアプランを自ら描いていくという発想が...

近いテーマの講師一覧

柳川範之

東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

古賀伸明

日本労働組合総連合会(連合)第6代会長公益社団法人国際経済労働研究所 会長

真山仁

小説家

市川紗椰

モデル

徳岡晃一郎

株式会社ライフシフト 代表取締役会長CEO多摩大学大学院名誉教授・特任教授

橋本周司

早稲田大学 名誉教授 工学博士

山浦一保

立命館大学スポーツ健康科学部・研究科 教授博士(学術:広島大学)

平林良仁

株式会社キャピタル・アドバイザリー代表取締役会長

楠木建

一橋大学大学院 経営管理研究科 国際企業戦略専攻 特任教授