キャリア転換で人生を成功させる方法
この講義シリーズは第2話まで
登録不要で無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
東洋的指導法と西洋的指導法にはどんな違いがあるのか
キャリア転換で人生を成功させる方法(4)成果を短期で見るか、長期で見るか
スポーツ界に存在する東洋的指導法と西洋的指導法。どちらも一長一短あるに違いないが、短期的な成果が求められる今、東洋的指導法は限界を迎えている。では、西洋的指導法に転換しさえすればいいのかといえば、そう簡単な話でもないから厄介だ。これからの指導者、管理職が意識すべきポイントについて、スポーツ、ビジネスの両面から迫る。(全7話中第4話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
時間:13分26秒
収録日:2020年9月14日
追加日:2020年12月8日
≪全文≫

●日本のスポーツ界の流動性が低い理由


―― 為末さんにお訊きしたいのが、先ほどおっしゃったコーチを選ぶやり方は、アメリカとかイギリスなどのヨーロッパの話で、日本とは違うという点についてです。日本は企業スポーツの伝統もあるからだと思うのですが、例えば陸上でもいくつか陸上が得意そうな企業名があって、そこに入社して、そこのコーチに付いてということになりますよね。日本で移動が難しいのは、なぜなのでしょうか。例えば、A社のコーチに付いたけれど、どうもB社のコーチのほうが自分の特性には合っていそうだと、後で分かったとき、アスリートの方はどういう判断をされるのですか。

為末 2つの観点があると思います。1つは、そもそも構造上の話として、企業スポーツというものがあります。コーチも、選手も企業に雇われているため、所属を替えるためには、会社を辞めなければいけないという形になっています。

 一方、ヨーロッパだと学校や企業とは別に地域クラブというものがあって、そのクラブにコーチがいることが多い。そうすると、「生活はこちらでやりながら、スポーツはこのコーチ」というように選ぶことができる。だから、コーチを替えることはもちろん、陸上からサッカーというようにスポーツごと替えることも可能なのです。アメリカの場合は、プロコーチが単独で存在していますので、自由にプロの世界でやっていくという形ですね。

 日本の場合は、スポーツと自分が所属している企業や学校みたいなものが全部一致しているため、流動化しにくいという構造の問題が1つあります。

―― やはり動くのは難しいのですか。

為末 ほんの数年前までは、実業団に所属している選手が、別の企業に所属するときには、以前所属していた企業から、「円満に退職しました」という証明書が出ない限り、次の企業に所属できないというルールがあったのです。

―― 証明書が必要だったのですね。

為末 はい。「移籍制限」といって、昔の日本型の終身雇用システムにおいては、引き抜きというのは滅多になかったのですが、それを制限する仕組みが存在していました。今の選手たちは転職をするのは当たり前という頭でいるので、制限されることが大変なストレスになるという問題があったりして、今はもうルールは変わりましたが、システム上そうなっていたというのが大きかったですね。

 もう1つの観点は、世...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
組織心理学~若者とのコミュニケーション(1)「Z世代」の特徴と接し方
Z世代は傷つきやすい!?…昔の世代との相違点、共通点とは
山浦一保
Microsoft Copilot~AIで仕事はどう変わるか(1)「生成AI」の画期性
「生成AI」実装の衝撃…人工知能の歴史と特長
渡辺宣彦
イーロン・マスクの成功哲学(1)マスクが「世界一」になるまで
イーロン・マスクは何がすごい?生い立ちと経歴
桑原晃弥
優れた経営者の条件(1)スキルとセンスの違い
経営者のセンスは担当者のスキルとは全く違う
楠木建
生成AI「Round 2」への向き合い方(1)生成AI導入の現在地
生成AIの利活用に格差…世界の導入事情と日本の現状
渡辺宣彦
営業から考える企業戦略(1)成功するブランド戦略とは?
ブランド力を高めるために「自社の強み」を徹底的に聞け
田村潤

人気の講義ランキングTOP10
高齢者のフレイル・認知症とその予防対策(2)高齢者総合機能評価とフレイル
“マッチョな老衰”はいない!?若い頃からいかに骨格筋肉量を蓄えるかが健康長寿の鍵
小川純人
『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(1)物語の構造を読み解くおもしろさ
『オデュッセイア』の面白さの秘密を神話の構造から読み解く…なぜ波乱万丈の神話が人間の創作の源泉になったか
松村一男
「満洲」から考える日本とアジア(5)ロシアのシベリア征服と日清日露戦争
「満洲利権」はなぜ日本の手に渡ったか?…ロシアの極東征服、そして朝鮮の混乱が日本を日清・日露戦争へ
宮脇淳子
習近平中国の真実…米中関係・台湾問題(5)恐るべき台湾への「浸透」
浸透工作…台湾でスパイ裁判が約70件、それも氷山の一角
垂秀夫
「ホメロス叙事詩」を読むために(5)『イリアス』の世界ーその1
叙事詩イリアス…トロイア戦争最後の50日間を描いた傑作
納富信留
「怒り」の仕組みと感情のコントロール(1)「キレる高齢者」の正体
「キレやすい」の正体とは?…ヒトの「怒り」の本質に迫る
川合伸幸
日本の財政の真実を検証する(1)膨らむ借金の知られざる実態
日本の財政の「真実」をデータで徹底検証…国際機関の分析は?
宮本弘曉
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
今井むつみ
オリエント 東西の戦略史と現代経営論に学ぶ(1)ビジネスのヒントは歴史にあり
『失敗の本質』、中国古典…ビジネスのヒントを歴史に学ぶ
三谷宏治
ルネサンス美術の見方(6)ルネサンスの完成者ラファエッロ
ラファエッロが「ルネサンスの完成者」と呼ばれる理由
池上英洋