キャリア転換で人生を成功させる方法
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コーチングのやり方に起こっている「データ革命」とは?
キャリア転換で人生を成功させる方法(2)これからのコーチング
これからの時代、スポーツにおけるコーチと、会社組織の管理職に共通して求められるものがある。それは、客観的なデータをもとに考え、「人によっていろいろな特性がある」という認識に立って指導することだ。自分がプレイヤーとして活動していた時期と今とでは状況が変わったことを理解し、自分自身をアップデートさせなければ、人を導き、成長させることは難しいだろう。(全7話中第2話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
時間:7分42秒
収録日:2020年9月14日
追加日:2020年11月24日
≪全文≫

●40歳はコーチとして悩む人が出始める時期


―― ここまで、柳川先生からキャリアを考える上で注目すべき大きな2つの流れについてのお話がありました。為末さんはちょうど40歳を超えられた頃でしょうか。

為末 42歳になります。

―― 40歳定年制ということでいくと……。

為末 定年をしていなければいけない。

―― 同期の方、前後の年齢のご友人がまさに対象となる世代になってきますね。スポーツ業界に限らず、いろいろな業界に行かれているかと思いますが、為末さんの目には、労働力の移動、セカンドキャリアはどのように映っていますか。

為末 私たちのスポーツの世界に限ったお話をすると、年齢的には、選手からコーチになるくらいの時期になります。選手として40歳までいけるのは、体が壊れにくいとか、かなり限られた種目の人ですね。ビジネスパーソンに比べて、スポーツ選手は開始時期が早く、15歳、16歳くらいから本格的に競技する人間もいるので、20年と考えると、34歳、35歳くらい。それくらいになってくると、競技観がはっきりするというか、勝ちパターンがはっきりしてくる時期で、成功体験もすごくあって、それをもとに競技人生の後半は自分の型を持って戦っているイメージです。

 そして、40歳くらいになると、コーチの世界に入っていきます。よくあるパターンでいうと、自分の人生ではうまくいったけれど、自分の型を他の選手に適用しようと思ったら、うまくいかなくて悩む人が出始める時期です。そういう人が次に大きく飛躍するのは、「人によっていろいろな特性があるのだ」と、うまく切り換えていけるタイミングですね。


●スポーツ界に起こったデータ革命


為末 スポーツの世界は、そこまで激しく産業構造が変わっているわけではないので、大きくスキルを替えなくてはいけないということはあまりありません。ただ、その中でも、私たちの現役の頃には取れなかった身体データが、今はいろいろな手法で取れるので、データをもとに選手に説明する必要があります。ですから、データの扱い方が分からないコーチだと、指導していくのが徐々に難しくなってきているような側面もあります。

―― 身体データというのはどういうデータなのですか。

為末 例えばこういうもの(腕時計のようなもの)で心拍のデータが取れます。血中の成分など、私たちの頃はそんなに簡単に取れなかったものが、今は...

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