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定年

定年
定年とは、ある一定の年齢に達したらその仕事を退職、退任すること。多くの企業、組織は定年年齢に達すると自動的に雇用関係が終了する仕組み(定年退職)をもっており、企業の約8割が「60歳定年」としているのが日本の現状である。しかし、少子高齢化の急速な進行で年金制度の将来を危ぶまれるなか、高齢者の再雇用問題は切実さを増している。また、「人生100年」が珍しくなくなった今、定年前と定年後(いわゆる老後)の生活はほぼ同じ年数となっている。金銭面のみならず、健康面でも精神面でも生き生きと充実した人生をいかに送ることができるか、が多くの日本人の課題となっている。「10MTVオピニオン」では、東京大学高齢社会研究機構特任教授の秋山弘子氏が長寿社会の課題と可能性をテーマにシリーズ講義を展開。産学官民の協働体制による豊かな長寿社会作りのための事例を多数紹介、解説している。定年を考えるうえで欠かせない「働き方改革」の問題については、東京大学大学院経済学研究科教授・柳川範之氏が「40歳定年制」「人生三毛作」といったユニークな議論を提起。三菱総合研究理事長・小宮山宏氏、学習院大学国際社会科学部教授・伊藤元重氏らも労働の歴史的背景や働き方改革政策の意義など、多角的に「定年」を論じている。

プロティアン・キャリアの語源は変幻自在なプロテウスの神

プロティアン~最先端の自律的キャリア形成(1)変幻自在のキャリア論
人生100年時代、ただ働き続けるためだけでなく、より本人の可能性を開いていくキャリア論が登場している。40年前からよみがえった「プロティアン・キャリア」がそうで、主体的かつ変幻自在に働く方法を提唱したも...
収録日:2022/03/11
追加日:2022/05/19
田中研之輔
法政大学キャリアデザイン学部教授/一般社団法人プロティアン・キャリア協会代表理事

「自分を持っていく場所を探す」ためには場数を踏むこと

定年後の人生を設計する(6)定年準備のための7か条<後編>
定年後の充実した人生は一朝一夕に手に入るものではなく、事前の準備が求められる。そこにはお金や時間だけでなく、意識の準備も含まれている。会社員時代とは異なった仕方で社会とつながる感覚を身につけ、自分...
収録日:2021/08/25
追加日:2021/11/02
楠木新
人事・キャリアコンサルタント

定年後、順調にいっている人たちの共通点とは何か

定年後の人生を設計する(5)定年準備のための7か条<前編>
定年後、順調にいっている人たちには共通点がある。それをもとに、実際に「どう行動すべきか」という観点からまとめ、定年準備のための7か条として解説する(今回はその前半講義)。大事なのは「行動様式で考える...
収録日:2021/08/25
追加日:2021/10/26
楠木新
人事・キャリアコンサルタント

「3年一区切り」50歳から準備を始めれば3回試行錯誤できる

定年後の人生を設計する(4)定年後の社会とのつながり方
定年準備のポイントとして「3年一区切り」という考え方がある。50歳から準備を始めれば3回は試行錯誤できるということだ。会社員時代は会社を介して社会とつながっているが、退職後はそれがなくなってしまう。そ...
収録日:2021/08/25
追加日:2021/10/19
楠木新
人事・キャリアコンサルタント

選択肢としての雇用延長をどう考えればいいか

定年後の人生を設計する(3)雇用延長すべきかどうか
高齢者雇用安定法によって定年年齢が60歳から65歳に引き上げられ、希望する人は継続雇用制度を受けられるようになったのだが、賃金が下がるなど不満の声も聞こえてくる。定年に関する選択肢が増える中、雇用延長...
収録日:2021/08/25
追加日:2021/10/12
楠木新
人事・キャリアコンサルタント

定年後の生き方…自分の居場所をどうつくるかが大問題

定年後の人生を設計する(2)「定年後の居場所」づくりのために
定年後の問題の一つに挙げられるのが、「定年後の居場所」をどうつくるのかということだ。居場所とは単に空間的な場所ということだけではなく、自分が輝ける場所という意味もある。そのためにはどうすればいいの...
収録日:2021/08/25
追加日:2021/10/05
楠木新
人事・キャリアコンサルタント

不安な定年後を人生の「黄金の15年」に変えるポイント

定年後の人生を設計する(1)定年後の不安と「黄金の15年」
「人生100年時代」といわれている現代において、定年後の人生に不安を抱く人は少なくないだろう。雇用延長で定年を延ばす人は多いが、その後の生活上の中心になるものを探しておくことが重要になってくる。時間的...
収録日:2021/08/25
追加日:2021/09/28
楠木新
人事・キャリアコンサルタント

若者の留学やベンチャーを支援する環境づくりに着手すべき

高齢化と財政危機~その解決策とは(23)経済を活性化する人材活用策
公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏は、日本経済のパイを増やしていくために、もっと本格的な人材活用を進めるべきだと主張する。外国人や高齢者だけでなく、若者の海外留学やベンチャーの起業を支援し...
収録日:2017/10/05
追加日:2017/12/19
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

社会保障の負担を現役・将来世代に押し付けるべきではない

高齢化と財政危機~その解決策とは(21)「総合的社会政策」の費用
公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏が、自身の提唱する新時代の「総合的社会政策」の費用について、見通しを語る。新しい時代の社会保障制度は、生まれてから死ぬまでの全方位を対象にしたものである。...
収録日:2017/10/05
追加日:2017/12/17
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

千葉県柏市の長寿社会のまちづくり

長寿社会の課題と可能性(3)長寿社会のまちづくり
東京大学高齢社会総合研究機構の秋山弘子特任教授が、千葉県柏市で行っている社会実験について解説する。高齢化が進む豊四季台団地では、URとともにまちづくりの構想が立てられてきた。特に定年退職後、何もする...
収録日:2017/04/12
追加日:2017/05/19
秋山弘子
東京大学名誉教授

人生100年時代の生き方と日本の3つの課題

長寿社会の課題と可能性(1)個人・社会・産業の課題
東京大学高齢社会総合研究機構の秋山弘子特任教授が、人生100年時代を迎えた日本の課題について解説する。高齢化が急速に進み、健康で長生きできるようになった現在の日本では、それまでの人生50年時代の生き方や...
収録日:2017/04/12
追加日:2017/05/01
秋山弘子
東京大学名誉教授

「40歳定年制」とは?『人生三毛作』で考える

「働き方改革」の課題と展望(4)40歳定年制と人生三毛作
かつての日本企業は、いわゆる終身雇用制の下で手厚い社内教育を実践していた。しかし国際競争の激化によってスキルアップの機会は後退しつつある。その現状を踏まえ、東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授...
収録日:2017/02/21
追加日:2017/03/30
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

「働き方改革」の社会的背景と企業のあるべき姿

「働き方改革」を二つの視点から考える
人類は長い間農業に従事してきたが、その後、機械に合わせて働く時代を経て、ようやく働き方の自由を考える余裕を得た、と東京大学第28代総長で株式会社三菱総合研究所理事長・小宮山宏氏は言う。しかし、現在は...
収録日:2017/02/21
追加日:2017/03/20
小宮山宏
東京大学第28代総長

「スキルの陳腐化」に対処することが中長期的なポイント

「働き方改革」の課題と展望(3)スキルの陳腐化への対応
東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏が、働き方革命の本丸と位置付けるのが、生産性の向上だ。一人一人が、働く上で必要なスキルや知識をもっと身に付ける機会を十分に提供することが、改革の...
収録日:2017/02/21
追加日:2017/03/18
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

賃金格差を縮める「同一労働同一賃金」の必要性

働き方改革―同一労働同一賃金とワークライフバランス
「第3次安倍改造内閣の目玉の一つは“働き方改革”だ」と、学習院大学国際社会科学部教授・伊藤元重氏は語る。では、具体的にどのような改革が行われようとしているのか。伊藤氏が分かりやすく分析していく。
収録日:2016/08/25
追加日:2016/09/14
伊藤元重
東京大学名誉教授

長寿化が進む今、社会全体が教え合う21世紀型の教育を!

新しい教育ビジョン~産業革命の兵士育成とのはざまで~
今、教育は大きな変化の時代を迎えている。近代以降に確立されてきた「小・中・高・大システム」は、いわば産業革命の兵士を育てるようなシステムだが、そうした従来型の教育にいくつものほころびが出ていること...
収録日:2015/06/08
追加日:2015/07/09
小宮山宏
東京大学第28代総長