社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
値段で比較するディズニー・USJ・レゴランド
お花見を過ぎる頃、連休や夏休みにむけて、遊びの計画を立てている方も多いのではないでしょうか。家族や友人とわいわい楽しめるのは、やっぱりアミューズメント施設ですよね。
皆が知っているディズニーランド、企画目白押しのユニバーサルスタジオ・ジャパン、新しくできた名古屋のレゴランド、どこに行くか迷ってしまいますね。今回は海外から来た3大遊園地を比べてみようと思います。
やはりディズニーは圧倒的ですね。レゴランドは2つと比べてしまうと小さく感じますが、朝日新聞DIGITALのコラム「レゴランド、開業後に拡張へ 社長『リゾートにする』」では、敷地を拡大し施設を増やす話も出ているので、今後はより広くにぎやかになっていくのではないでしょうか。
待ち時間は、レゴランドだと多少スムーズなイメージ。一番人気で120分待ちです。長いようですが、他2つは諦めるしかないほど待たなくてはいけないものもあるので、快適といってもいいかもしれません。
そして、なんだかんだ言っても気になるのがお値段。ディズニーランドかシーどちらかを楽しめるワンデーパスポートは大人7400円、子ども4800円。ユニバーサルスタジオジャパンは大人7600円、子ども5100円。レゴランドは大人6900円、子ども5300円。開演して間もないレゴランドの子ども料金は、なかなか攻めた価格設定となっています。
年間パスポートを見ていきましょう。ディズニーランド、またはシーのパスポートが大人63000円、子ども41000円。2パーク年間パスポートが大人93000円、子ども79000円。ユニバーサル年間パスが大人22800円、子ども16800円。レゴランドが大人17300円、子ども13300円。ディズニーの料金は相当お高いですね。しかし2パーク回れることを考えると、せっかく年間パスを取るならばお得感があります。ユニバーサルスタジオジャパンは様々な割引特典がついています。細々としたものって結構かかるので、これはありがたいですね。
どのくらいで元が取れるのか計算しますと、ディズニーランドまたはシーのみで考えると、9回遊べば元が取れます。2パーク年間パスポートだと、一日にどちらか遊ぶというのであれば13回、一日にどちらも遊ぶという場合(チケット2枚買い)は7回以上遊べば良いということですね。
ユニバーサルスタジオジャパンは4回、レゴランドは3回行けば元が取れます。お手軽に一年間堪能できるのはレゴランドですが、アトラクションの数やリピート率などを考えると妥当なお値段ではないでしょうか。
ディズニーランドとシーは、もともとターゲットが分かれていました。ランドは子供連れの家族向け、シーはカップルや中高年層向けとされていましたが、近年ではシーも家族向けとして設定されつつあるようです。また、豊富なキャラクターのグッズ展開で、若い女性から支持を集めています。
ユニバーサルスタジオジャパンは人気のハリー・ポッターを取り入れて話題となりましたが、映画に限らず、幅広いコンテンツを視野に入れているのが強みです。日本のアニメやゲームのアトラクションも取り入れ、作品のファン層も獲得しているようです。
レゴランドは、より子どもにターゲットを絞っているように見受けられます。レゴブロックを組み立てて何ができるかを考える「学び」要素もあり、子どもが感性を豊かにするために一躍かっているのではないでしょうか。こうして見ると、子どもの価格設定がちょっとお高めなのも納得です。大人料金が少し安いので、一緒に見に行けばそこまでお得感はなくても、損はしないといった印象です。
年間パスポートも値段だけ見るとお高いですが、実際に行ってみるとその魅力に取りつかれて、その値段でも元は取れると思うかもしれません。楽しみ方も人それぞれ、休日は思いっきり非日常を体験して、リフレッシュしちゃいましょう!
皆が知っているディズニーランド、企画目白押しのユニバーサルスタジオ・ジャパン、新しくできた名古屋のレゴランド、どこに行くか迷ってしまいますね。今回は海外から来た3大遊園地を比べてみようと思います。
広さと待ち時間で比べる
単純に広さで比べてみると、ディズニーランドが51ヘクタール、シーが49ヘクタールで合計100ヘクタール。ユニバーサルスタジオジャパンが54ヘクタール、レゴランドが12.8ヘクタール(今後増設予定)となっています。やはりディズニーは圧倒的ですね。レゴランドは2つと比べてしまうと小さく感じますが、朝日新聞DIGITALのコラム「レゴランド、開業後に拡張へ 社長『リゾートにする』」では、敷地を拡大し施設を増やす話も出ているので、今後はより広くにぎやかになっていくのではないでしょうか。
待ち時間は、レゴランドだと多少スムーズなイメージ。一番人気で120分待ちです。長いようですが、他2つは諦めるしかないほど待たなくてはいけないものもあるので、快適といってもいいかもしれません。
値段で比べる
そして、なんだかんだ言っても気になるのがお値段。ディズニーランドかシーどちらかを楽しめるワンデーパスポートは大人7400円、子ども4800円。ユニバーサルスタジオジャパンは大人7600円、子ども5100円。レゴランドは大人6900円、子ども5300円。開演して間もないレゴランドの子ども料金は、なかなか攻めた価格設定となっています。
年間パスポートを見ていきましょう。ディズニーランド、またはシーのパスポートが大人63000円、子ども41000円。2パーク年間パスポートが大人93000円、子ども79000円。ユニバーサル年間パスが大人22800円、子ども16800円。レゴランドが大人17300円、子ども13300円。ディズニーの料金は相当お高いですね。しかし2パーク回れることを考えると、せっかく年間パスを取るならばお得感があります。ユニバーサルスタジオジャパンは様々な割引特典がついています。細々としたものって結構かかるので、これはありがたいですね。
どのくらいで元が取れるのか計算しますと、ディズニーランドまたはシーのみで考えると、9回遊べば元が取れます。2パーク年間パスポートだと、一日にどちらか遊ぶというのであれば13回、一日にどちらも遊ぶという場合(チケット2枚買い)は7回以上遊べば良いということですね。
ユニバーサルスタジオジャパンは4回、レゴランドは3回行けば元が取れます。お手軽に一年間堪能できるのはレゴランドですが、アトラクションの数やリピート率などを考えると妥当なお値段ではないでしょうか。
ターゲットで比べる
海外発祥の遊園地としては似ていても、それぞれが目指す方向性は全く違うもののようです。ディズニーランドとシーは、もともとターゲットが分かれていました。ランドは子供連れの家族向け、シーはカップルや中高年層向けとされていましたが、近年ではシーも家族向けとして設定されつつあるようです。また、豊富なキャラクターのグッズ展開で、若い女性から支持を集めています。
ユニバーサルスタジオジャパンは人気のハリー・ポッターを取り入れて話題となりましたが、映画に限らず、幅広いコンテンツを視野に入れているのが強みです。日本のアニメやゲームのアトラクションも取り入れ、作品のファン層も獲得しているようです。
レゴランドは、より子どもにターゲットを絞っているように見受けられます。レゴブロックを組み立てて何ができるかを考える「学び」要素もあり、子どもが感性を豊かにするために一躍かっているのではないでしょうか。こうして見ると、子どもの価格設定がちょっとお高めなのも納得です。大人料金が少し安いので、一緒に見に行けばそこまでお得感はなくても、損はしないといった印象です。
どこへ行っても楽しめるように
どこへ行くにも、行き先でどのようなことができるのか、どのようなものがあるのかを調べることは大事です。実際に行ってから、がっかり、というのは避けたいところです。でも一方で、アトラクションには新しい発見やサプライズがあってこそ楽しめるという面もあります。調べて行くのも、ほどほどの方が楽しめるもしれません。年間パスポートも値段だけ見るとお高いですが、実際に行ってみるとその魅力に取りつかれて、その値段でも元は取れると思うかもしれません。楽しみ方も人それぞれ、休日は思いっきり非日常を体験して、リフレッシュしちゃいましょう!
<参考サイト>
・東京ディズニーリゾート パークチケット
http://www.tokyodisneyresort.jp/ticket/
・ユニバーサルスタジオジャパン 年間パス
http://www.usj.co.jp/ticket/apass/benefit.html
・LEGOLAND JAPAN パスポート
https://www.legoland.jp/tickets/buy-tickets/
・Border Line レゴランド名古屋を比較!2大パークとの数字の違いから分かることとその反応
http://borderline.blue/レゴランド名古屋を比較!2大パークとの数字の違/
・東京ディズニーリゾート パークチケット
http://www.tokyodisneyresort.jp/ticket/
・ユニバーサルスタジオジャパン 年間パス
http://www.usj.co.jp/ticket/apass/benefit.html
・LEGOLAND JAPAN パスポート
https://www.legoland.jp/tickets/buy-tickets/
・Border Line レゴランド名古屋を比較!2大パークとの数字の違いから分かることとその反応
http://borderline.blue/レゴランド名古屋を比較!2大パークとの数字の違/
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
「学ぶことが楽しい」方には 『テンミニッツTV』 がオススメです。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
なぜ空海が現代社会に重要か――新しい社会の創造のために
エネルギーと医学から考える空海が拓く未来(1)サイバー・フィジカル融合と心身一如
現代社会にとって空海の思想がいかに重要か。AIが仕事の仕組みを変え、超高齢社会が医療の仕組みを変え、高度化する情報・通信ネットワークが生活の仕組みを変えたが、それらによって急激な変化を遂げた現代社会に将来不安が増...
収録日:2025/03/03
追加日:2025/11/12
『武功夜話』は偽書か?…疑われた理由と執筆動機の評価
歴史の探り方、活かし方(5)史実・史料分析:秀吉と秀次編〈下〉
豊臣秀次事件に対する見方を変えた『武功夜話』だが、実は偽書疑惑もある。今回は、そのことに鋭く迫っていく。『武功夜話』は、豊臣秀吉に仕えて大名まで上り詰めた前野長康の功績を中心に記された史料だが、その発表・出版の...
収録日:2025/04/26
追加日:2025/11/28
日本企業が世界のビジネスに乗り遅れた要因はオウンゴール
内側から見たアメリカと日本(6)日本企業の敗因は二つのオウンゴール
日本企業が世界のビジネスに乗り遅れた主な要因として、二つのオウンゴールを挙げる島田氏。その一つとして台湾のモリス・チャン氏によるTSMC立ち上げの話を取り上げるが、日本はその動きに興味を示さず、かつて世界を席巻して...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/11/25
歴史作家・中村彰彦先生に学ぶ歴史の探り方、活かし方
編集部ラジオ2025(29)歴史作家の舞台裏を学べる
この人生を生きていくうえで、「歴史」をひもとくと貴重なヒントにいくつも出会えます。では、実際にはどのように歴史をひもといていけばいいのか。
今回の編集部ラジオでは、歴史作家の中村彰彦先生がご自身の方法論...
今回の編集部ラジオでは、歴史作家の中村彰彦先生がご自身の方法論...
収録日:2025/10/17
追加日:2025/11/27
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」という現象は起こるのか。対人コミュニケーションにおいて誰もが経験する理解や認識の行き違いだが、私たちは同じ言語を使っているのになぜすれ違うのか。この謎について、ベストセラー『「何...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/02


