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コンビニ食もダイエットに使えるってホント?
コンビニといえば、今やもっとも身近で常用するお店になっています。問題は価格や品目、選択肢が少なく、ややお高めという印象がありました。しかし、それを払拭するように、生活用品を、格安量販店に合わせた価格改正を打ち出していたり、品目についても、多く人のニーズに合わせるようにラインナップ改定がされてきています。その中で特に注目したいのが、健康とダイエット指向の品目についてです。
今年(2017年)6月26日に発表された、ファミリーマートの「ダイエット宣言」はご存じでしょうか?
ニュースでも話題になりましたが、「#ファミマでライザップ ファミマで糖質コントロール生活」というキャンペーン企画の記者会見です。6月27日~8月28日までの期間設定で、管理栄養士指導のもと、ファミマで売っている商品の中から1日の糖質量が100グラム以下になるメニューをSNSで公開したり、RIZAP キーマカレー風サラダ」(1個あたり糖質7.2グラム・132キロカロリー)や「RIZAP 辛豚骨ラーメン」(同糖質18グラム・304キロカロリー)など7品目を発表しました。
ダイエットから健康に気をつかう世代を意識したキャンペーンになりますが、もともと、コンビニの食品にはカロリー表示があり、サラダ類も充実していることからダイエットクラスターには注目されてきた経緯があります。
低糖質ダイエットには欠かせないタンパク質系では、セブンイレブンの「サラダチキン」は定番のランチコーデにピックアップされています。オフィスワークのダイエットクラスターにとって、手軽に買えて、カロリー控え目、オフィスでも食べれて、しかも美味しく、お腹も満足との評判です。
ダイエットだけでなく健康をより意識した戦略をとっているコンビニといえばローソン。オーガニックな食材など健康を意識した商品を扱う「ナチュラルローソン」の展開など、2013年にはコーポレートスローガンを「マチの健康ステーション」に変更し、業界で最も早期に健康路線を打ち出しています。代表商品としては、「グリーンスムージーシリーズ」や低糖質の「ブランパンシリーズ」などで、パッケージでも「NLロゴ」でアピール。いずれも累計販売個数数1億個を超えているというから驚きです。
こうした傾向が、ヘルシーにダイエットをするにはコンビニ商品から、というファミマとRIZAPのキャンペーンにつながるわけですが、こうした指向は、意識の高い若手ビジネスパーソンのみならず、健康診断の結果が気になりはじめる中高年世代のクラスターまで拡がりをみせているといってよいでしょう。
少子高齢化社会にとってのキーワードは「健康維持」、こうしたニーズをコンビニは取り逃がすことなく、品揃えからサービスを充実させていく傾向にあるようです。
今年(2017年)6月26日に発表された、ファミリーマートの「ダイエット宣言」はご存じでしょうか?
ニュースでも話題になりましたが、「#ファミマでライザップ ファミマで糖質コントロール生活」というキャンペーン企画の記者会見です。6月27日~8月28日までの期間設定で、管理栄養士指導のもと、ファミマで売っている商品の中から1日の糖質量が100グラム以下になるメニューをSNSで公開したり、RIZAP キーマカレー風サラダ」(1個あたり糖質7.2グラム・132キロカロリー)や「RIZAP 辛豚骨ラーメン」(同糖質18グラム・304キロカロリー)など7品目を発表しました。
ダイエットから健康に気をつかう世代を意識したキャンペーンになりますが、もともと、コンビニの食品にはカロリー表示があり、サラダ類も充実していることからダイエットクラスターには注目されてきた経緯があります。
低糖質ダイエットには欠かせないタンパク質系では、セブンイレブンの「サラダチキン」は定番のランチコーデにピックアップされています。オフィスワークのダイエットクラスターにとって、手軽に買えて、カロリー控え目、オフィスでも食べれて、しかも美味しく、お腹も満足との評判です。
ダイエットだけでなく健康をより意識した戦略をとっているコンビニといえばローソン。オーガニックな食材など健康を意識した商品を扱う「ナチュラルローソン」の展開など、2013年にはコーポレートスローガンを「マチの健康ステーション」に変更し、業界で最も早期に健康路線を打ち出しています。代表商品としては、「グリーンスムージーシリーズ」や低糖質の「ブランパンシリーズ」などで、パッケージでも「NLロゴ」でアピール。いずれも累計販売個数数1億個を超えているというから驚きです。
こうした傾向が、ヘルシーにダイエットをするにはコンビニ商品から、というファミマとRIZAPのキャンペーンにつながるわけですが、こうした指向は、意識の高い若手ビジネスパーソンのみならず、健康診断の結果が気になりはじめる中高年世代のクラスターまで拡がりをみせているといってよいでしょう。
少子高齢化社会にとってのキーワードは「健康維持」、こうしたニーズをコンビニは取り逃がすことなく、品揃えからサービスを充実させていく傾向にあるようです。
<参考サイト>
・「ファミマでライザップ」が火をつけた― コンビニが競う健康ビジネスという鉱脈
https://www.businessinsider.jp/post-34662
・「ファミマでライザップ」が火をつけた― コンビニが競う健康ビジネスという鉱脈
https://www.businessinsider.jp/post-34662
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