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DATE/ 2017.12.16

男選びに失敗する女性の4つの特徴

 またダメな男性と付き合ってしまった...と、自分の男運のなさを嘆く女性は結構います。失敗しても懲りずにいつも同じような男性を好きになってしまったり、「この人なら大丈夫」と思ったのに毎回つきあう彼に問題が続出する、いわゆるダメンズの女性達。もしかするとそれは男運が悪いのではなく、自分自身が人を見る目がないということなのかもしれません。

 そんな男性を見る目がなく、なかなか恋愛がうまくいかない女性達にはどんな恋愛傾向があるのでしょうか。今回は自称“ダメンズ”の女性達にお話を伺い、その特徴をまとめてみました。

男を見る目がない女性が陥る恋愛、4つの特徴

1.派手な肩書きの男性に弱い

 一流企業勤務、有名な文化人など、肩書きで男性を選んでしまう女性は恋愛で失敗しがち。ミュージシャン、有名アパレルの社長、メディアによく登場する作家と、著名な男性とばかり付き合ってきたというYさんは、まず肩書きや職業を見て好きになってしまうので、中味は二の次で失敗してきたと告白。また、ブランド大好きOLのMさんは、男もブランド重視で見てしまうので、性格に問題があっても目をつぶってしまうそう。そこに固執し過ぎる女性は、本来の姿を見て見ぬ振りをしてしまうので、中身がダメな男性に引っかかる傾向があります。

2.恋愛のスタートダッシュが早い

 一目惚れが多く、男性の人となりが分からないうちに恋愛にのめり込んでしまう女性も要注意。相手を知ることよりも、自分の恋愛感情を優先して行動してしまうのは高リスクです。毎回一目惚れから猛アタックするというKさんは、「この人しかいない!」とすぐにのめり込んでしまうので、男性と体の関係を持つのも早く、それによってさっさと飽きられ遊ばれてしまうのだと思うと分析。素敵な男性と出会っても、一旦冷静になってみることも大事なことかも知れません。

3.男性の押しに弱く、流されやすい

 それほど好意を持っていなかったはずの相手でも、情熱的にアプローチされると、いつの間にか好きになってしまいがちな女性も。自分を褒めてくれたりロマンチックな言葉で押されると、つい気分が良くなって流されてきたというTさんは、断り下手でもあります。自分を好きと言ってくれる男性としか付き合ったことがなく、自分から好きになった男性とは一度も交際したことがないそう。こんな風に受け身で男性任せの恋愛では、女性は選ばれる側になるだけ。男性を見る目が養われず、「こんな人だと思わなかった」という結果に終わることも多いようです。

4.ひとりが怖くて、別れられない

 四六時中、彼氏の欠点や浮気をグチりながらも「私がいないとダメだから」と別れないどころか世話を焼いてしまう女性、いますよね。ダメな彼氏でもいないよりはマシ、と必要とされたくて常に尽くしてしまうというSさんは、彼が好きかどうかよりも「ひとりになりたくない」という気持ちの方が大きいそう。「この人と別れたら、一生結婚できないのでは…」と思ってしまうAさんは、彼氏の浮気やお金にルーズな部分も「結婚したら直るかも」と我慢していると言います。「ひとり」を恐れるあまり目が曇ってしまう女性は多いのではないでしょうか。

男性から見た「こんな女性は、恋愛で失敗する」

 男性から見た「男を見る目がないな」と思う女性の特徴についてもアンケートしてみたところ、こんな厳しい声も。

・結婚に焦り過ぎている女性は、男に重大な欠点があっても気づかない。もしくは結婚すればいつか直ると勘違いしている
・顔や見た目で男性を好きになるイケメン好きの女は、遊ばれて終わりがちです。ブサイクでもいい男はいるのに、表面だけで男を選ぶと失敗しますよ!
・マメな男はだいたい浮気性なのに、チヤホヤされると「愛されている」と簡単に信じる女性
・恋愛がすべてという女性は、男からするとちょろい!でも長くつきあうと重くなるタイプなので深入りはしません

 いかがでしたか?
 
 男性側からの客観的な意見は確かに納得の内容ですが、どうして同じ失敗を繰り返すのか、なぜ男を見る目がないのか、と思っている女性達もアンケートをしてみると、その理由を自分で分かっている方が多かった印象がありました。

 たぶん冷静になればダメな男を見訳ける能力はみなさん持っているのですが、恋の渦中にいる時は、誰しも平常心で異性を見極められるわけではありません。見る目がないのではなく、もしかしたら恋する異性のことを「見ていない」のか「見たいように見ている」のか、そのどちらかなのかも。意識的に、目を背けずに「見よう」とすることが、恋愛が上手くいくためのスタートとなるのではないでしょうか。
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今井むつみ
一般社団法人今井むつみ教育研究所代表理事 慶應義塾大学名誉教授