社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2018.01.27

「40代男性」の印象は一体どこを見て決まる?

 男性の40代は、メタボになったり頭髪が薄くなったり、加齢が気になりはじめるタイミング。中年を通り越して「オジサン」化し初老の印象を受ける人もいますし、脂が乗ってきて、まだまだこれからというヤングミドルな風貌の人もおり、その印象に大きく差が開く時期かもしれません。

 できることなら、少しでも若く、かっこ良く、あわよくば女性にモテたい…と思っている40代男性は、どんなところに気をつければ良いのでしょうか。今回は、40代男性の印象を左右するパーツやポイントについて、30人の女性達に意見を伺っていきます。

「若い」「かっこいい」印象はここで決まる!

1位 筋肉

 ムキムキマッチョではなくていいが、「適度に筋肉のある引き締まった身体」は半数以上の女性からの支持がありました。多少肉付きが良くても筋肉が見て取れる身体は、若くてかっこ良く見える、スポーツをしていそう、と人気です。また自己管理や健康管理ができているとの好印象も。それに比べて「痩せている」のは、シワっぽくなる、不健康そう、と思いのほか不評です。

2位 姿勢

 「猫背だったり、俯きがちだったり、姿勢が悪いだけで何歳も老けて見える」と、思った以上に、姿勢の良さが重要という意見が目立ちました。腰痛などが増える40代男性は、姿勢が悪い人も案外多いのです。また姿勢がいいと見た目だけでなく、自信があって仕事もできそうに見えるということで、ポジティブなイメージを持たれがち。良い姿勢を保つためには、1位の「筋肉」も必要になってきますね。

3位 肌

 女性だけでなく、男性の肌の「ツヤ」「ハリ」も見た目年齢に大いに関係がありそうです。特に男性の場合「肌がたるんで毛穴が開いていると、老けた印象」「カサカサ乾燥している男性は、おじいさんぽい」と、肌の状態は大きなポイント。肌には、疲れやストレス、また衛生状態が如実に反映されるので年齢がごまかせない、と女性はチェックしているようです。

 筋肉、姿勢、肌と、そのいずれにも女性達が求めているのは「健康的」ということ。見てくれのかっこ良さもさることながら、健康ということは若さを印象づける重要なポイントだとも言えますね。

「老けている」「かっこ悪い」はここで決まる!

1位 たるみ太り

 「若い時に太っているのと、40代の肥満は全く違う」との意見を多く集めた、いわゆる中年太り。2、30代の頃のパンパンに太っている状態とは違い、40代の脂肪をつけた贅肉がたるんだ、だらしのない体型は老けた印象に繋がります。特にお腹まわりや、あごまわりの太った肉が下垂すると、「オジサン」というイメージが濃くなってしまいます。

2位 ニオイ

 「どんなにイケメンでも、近寄って加齢臭がしたら、歳だなと思う」と匂いに手厳しい女性達。また加齢から来る歯槽膿漏や内臓疾患で口臭がしたり、アルコールやタバコの匂いが強いなど、女性達は、匂い問題に気を配れない・気づかない=オジサン、という括りに入れてしまうそう。逆に「無臭だったり、いい匂いがすると、それだけで単純に若いな~と思ってしまう」そうです。

3位 顔色

 明らかにお酒の飲み過ぎから、ドス黒い顔色だったり、脂ぎった赤ら顔の男性は老けた印象に見られがちです。また、寝不足や不摂生をすると、その影響がすぐ顔に出てしまうのが40代男性の辛いところ。目の下のクマや深く入ってしまったシワ、またムクミなども顔に影を作ってしまうので、顔全体が暗く疲れた印象になってしまいます。

 まだまだ若いと思っていた40代男性も、「クサい」「だらしない」「疲れている」に当てはまると、女性の受ける印象は急に「オジサン」になってしまうよう。2、30代男性にはあまり見られない老化のサインに気づいたら、気をつけて対策したいものです。

 40代男性は、働き盛りでありながら、生活習慣病や基礎代謝の低下など、健康に不安が生じたり老化が始まったり、ますます自分の身体の変化に敏感になる必要があります。生まれながらの容姿やスタイルの良さではなく、40代男性の「若々しくて、かっこいい」という印象を作るのは、健康的な肉体と大きな因果関係がありそうです。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
雑学から一段上の「大人の教養」はいかがですか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。 『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

日本でも中国でもない…ラストベルトをつくった張本人は?

日本でも中国でもない…ラストベルトをつくった張本人は?

内側から見たアメリカと日本(1)ラストベルトをつくったのは誰か

アメリカは一体どうなってしまったのか。今後どうなるのか。重要な同盟国として緊密な関係を結んできた日本にとって、避けては通れない問題である。このシリーズ講義では、ほぼ1世紀にわたるアメリカ近現代史の中で大きな結節点...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/11/10
2

知ってるつもり、過大評価…バイアス解決の鍵は「謙虚さ」

知ってるつもり、過大評価…バイアス解決の鍵は「謙虚さ」

何回説明しても伝わらない問題と認知科学(3)認知バイアスとの正しい向き合い方

人間がこの世界を生きていく上で、バイアスは避けられない。しかし、そこに居直って自分を過大評価してしまうと、それは傲慢になる。よって、どんな仕事においてももっとも大切なことは「謙虚さ」だと言う今井氏。ただそれは、...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/16
今井むつみ
一般社団法人今井むつみ教育研究所代表理事 慶應義塾大学名誉教授
3

近代医学はもはや賞味期限…日本が担うべき新しい医療へ

近代医学はもはや賞味期限…日本が担うべき新しい医療へ

エネルギーと医学から考える空海が拓く未来(3)医療の大転換と日本の可能性

ますます進む高齢化社会において医療を根本的に転換する必要があると言う長谷川氏。高齢者を支援する医療はもちろん、悪い箇所を見つけて除去・修理する近代医学から統合医療への転換が求められる中、今後世界の医学をリードす...
収録日:2025/03/03
追加日:2025/11/19
4

AIは「暗黙知・常識に基づく高度な判断」が不得意

AIは「暗黙知・常識に基づく高度な判断」が不得意

AIとデジタル時代の経営論(6)暗黙知と判断力

一橋大学大学院国際企業戦略研究科研究科長・教授の一條和生氏によれば、AIが不得手なのは、暗黙知・常識に基づく高度な判断である。人間の役割はこうした暗黙知を捨てず、個々の状況での判断力を磨いていくことだ。暗黙知を支...
収録日:2017/07/24
追加日:2017/10/30
一條和生
一橋大学名誉教授
5

「宇宙の階層構造」誕生の謎に迫るのが宇宙物理学のテーマ

「宇宙の階層構造」誕生の謎に迫るのが宇宙物理学のテーマ

「宇宙の創生」の仕組みと宇宙物理学の歴史(1)宇宙の階層構造

宇宙とは何かを考えるうえで中国の古典である『荘子』・『淮南子(えなんじ)』に由来する「宇宙」という言葉が意味から考えてみたい。続いて、地球から始まり、太陽系、天の川銀河(銀河系)、局所銀河群、超銀河団、そして大...
収録日:2020/08/25
追加日:2020/12/13
岡朋治
慶應義塾大学理工学部物理学科教授