テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
ログイン 会員登録 テンミニッツTVとは
社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2023.12.06

あなたが感じる他人の「非常識」な行動は?

 常識として身についている社会のルールやマナー。自分だけがこだわっていて、自分が思っている以上に周りの人が知らなかったり、わきまえていないことを感じたことはありませんか?

 多様な人々が集う場面では、自分の常識は他人の非常識、自分の非常識は他人の常識、そんなことに気がつくことが少なくありません。

 今回は、アンケート形式で取材した「あなたの感じる他人の非常識」をそれぞれのシーン毎にまとめてレポートいたします。

家庭環境について感じる非常識

「成績が下がってきているのに、テストの前日、寝ている娘の態度かな。やる気がでないのか、疲れすぎているのか...」(40代前半女性)

「夜の10時を過ぎているのに外で遊ぶ子ども。そんな状況でも注意しない親や周囲の大人」(40代前半女性)

「子どもにも問題があるのに、それは全く考えず、いじめられたと先生にクレームを言うモンスターペアレンツ」(40代前半女性)

「マンションで、自分の降りた階にエレベーターを留め置く人、普通、降りるとき1階のボタンを押して戻しておくでしょ」(50代前半女性)

「ゴミの分別をしないで、そのまま出してしまう住人。回収されずにそのままになっていても気にせずです」(40代前半男性)

職場で感じる非常識

「出社時のエレベーターで音漏れ構わずヘッドフォンつけっぱ、しかも遅刻してまったく悪びれない新入社員」(20代後半男性)

「自分のミスを認めない、その場の空気を読めない、人の話を聞かないで自分の話しかしない人」(20代前半男性)

「自分の言いたいことだけ言う上司、時と場合により敬語が出来ない部下」(30代前半男性)

「職場の20代の子が辞めるんだけれど、2週間前に言われたの。せめて、次の人を採用するまでの猶予は欲しかったー。正社員だし。まぁ、いい大学出て、うちの職場はもったいないとずっと思ってたからいいんだけどね。」(40代後半女性)

「20人分のドクターの採用がらみの願書に、入職日を平成で記入するのに、わざわざ平成を二重線で消して西暦で書いてくる医局秘書」(40代前半女性)

「新人歓迎の食事会では例年、とんでもない箸の持ち方をする子が必ずいて、つい正しい箸の持ち方をレクチャーしてしまいます」(50代前半女性)

「食事のときに「クチャクチャ」と音を立てて食べたり、お椀にご飯が大量にこびりついているのに完食を自慢する後輩社員」(20代後半男性)

公共空間で感じる非常識

「電車で出会うのが、混雑の中どんなに混んでも…人の背中を台にしてスマホをさわる人...ポーチからメイク道具だしてフルメークする人...足を踏むのはしょうがないにしても、謝らない人...女性専用車両に故意的に乗り込む男性」(40代前半女性)

「歩き煙草や、歩きながら、自転車乗りながらのスマホ操作、挨拶しても返さない人、まぁ当たり前のことばかりなんだけど、非常識に目につくのはそんな感じです」(50代前半男性)

「歩道でおしゃべりに夢中になっているママ。子どもを見ていなくて自転車にひかれそうになっていました」(50代前半女性)

「複数人で歩いて通行を妨げる、TPOをわきまえず、スマホで写真や動画を撮る人たち」(30代前半男性)

「エスカレーターで東日本右側通行、西日本左側通行、それぞれに限らず、普通に前方見て分かるのに、歩く側でわざわざ止まり、後方に長蛇の列を作らせる人」(20代前半男性)

「高速道路などの合流ポイントが混雑しているとき、少し手前で様子を見ながら一台一台合流するところを、道路がギリギリのところまで進んで割り込むドライバー」(30代後半男性)

自分の常識は他人の非常識、自分の非常識は他人の常識

 知人・友人のLINEグループに投げかけたアンケートなので多少サンプルに偏りがありますが、よく聞くエピソードから特殊なケースまでバリエーションを感じていただけたのではないでしょうか。

 自分の常識は他人の非常識、自分の非常識は他人の常識、気をつけたいものです。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
より深い大人の教養が身に付く 『テンミニッツTV』 をオススメします。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,100本以上。 『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

急成長するインドネシアとトルコ、その理由と歴史的背景

急成長するインドネシアとトルコ、その理由と歴史的背景

グローバル・サウスは世界をどう変えるか(3)インドネシアの成長とトルコの外交力

グローバル・サウスの中でも高度経済成長を遂げているのがインドネシアだ。長期のスカルノ時代とスハルト時代を経てその後に民主化が進んだ、東南アジアで最大のイスラム教国である。また、トルコは多国間に接する地理的特性と...
収録日:2024/02/14
追加日:2024/04/17
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授
2

多神教の日本と民主主義…議論の強化と予備選挙の導入を

多神教の日本と民主主義…議論の強化と予備選挙の導入を

民主主義の本質(4)日本の民主主義をいかに強化するか

民主主義の発展において、キリスト教のような一神教的な宗教の営みがその礎にあった。では、そうした宗教的背景をもたない日本で、民主主義を育てるにはどうしたらいいのか。人数が多ければ正しいというのは「ポピュリズム」の...
収録日:2024/02/05
追加日:2024/04/16
橋爪大三郎
社会学者
3

26歳で老中首座…阿部正弘が幕末の動乱期に担った使命とは

26歳で老中首座…阿部正弘が幕末の動乱期に担った使命とは

徳川将軍と江戸幕府~阿部正弘編(1)若き老中首座・阿部正弘の使命

阿部正弘は幕末の若き老中首座として、徳川家斉・徳川家慶・徳川家定の時代を支えた。黒船で泰平を揺るがしたペリーが再来し、日米和親条約が結ばれ、鎖国政策は終わりを告げる。近代日本への舵取りを果たしたと評価される阿部...
収録日:2021/03/29
追加日:2024/03/09
4

きわめて特異的な「ウイルスと宿主の関係」

きわめて特異的な「ウイルスと宿主の関係」

ウイルスの話~その本質と特性(1)生物なのか、そうではないのか

ウイルスとはいったい何なのか。彼らは生物とは異なり、自分でエネルギーを生み出して生存するわけではなく、遺伝情報のみを持ち、他の生物の機能を利用して自らを複製している。そうした「ウイルスと宿主の関係」はきわめて特...
収録日:2020/02/17
追加日:2020/03/12
長谷川眞理子
日本芸術文化振興会理事長
5

なぜ今「心理的安全性」なのか、注目を集める背景に迫る

なぜ今「心理的安全性」なのか、注目を集める背景に迫る

チームパフォーマンスを高める心理的安全性(1)心理的安全性が注目される理由

「心理的安全性」は近年もっとも注目されるビジネスバズワードの一つともいわれている。その背景には、コロナ禍におけるリモートワークの増大、社会全体が未来予測の難しい「VUCAの時代」に入ったことがある。職場環境が多様に...
収録日:2022/04/26
追加日:2022/07/23
青島未佳
一般社団法人チーム力開発研究所 理事