10MTVオピニオン|有識者による1話10分のオンライン講義 ログイン 会員登録
DATE/ 2018.05.25

働き盛りの40代、ボーナスの平均は?

 40代の労働者は、全労働者の27.8%を占めるボリューム・ゾーン。この年代が握るボーナスは、景気を左右する要因です。日本生命が契約者を対象とした「夏のボーナス」アンケートによると、昨年の夏、40代の人がもらったボーナスは男性58.6万円、女性30.5万円で、男女平均では50.5万円。さぁ、この夏のボーナスの予想額と満足度はどうなっているでしょうか。

40代のボーナス、この夏はいくらもらえる?

 民間のシンクタンク4社がはじき出したこの夏のボーナス予測は、前年比+1.2%から+2.2%と、強気の数字が出ています。中間をとって前年比1.8%増という第一生命経済研究所の数字で計算してみましょう。昨年度の実績から計算すると、40代男性は59.7万円、40代女性は31万円が支給される見込みとなります。

 また、日本生命アンケートによると、ボーナスの支給額が予想以上だった人は3.6%、予想以下だった人は19.0%に上ります。残り77.4%は「予想通り」。40代ともなると、1円台までピタリと的中しそうな経験を積んでいます。しかし、ボーナスの支給額に対する満足度は、「満足」「満足していない」「どちらでもない」がちょうど3分の1ずつという結果を示しています。

 「満足していない」派は、「満足」派よりほんの少し多く、男性36.4%、女性41.6%。ただ、使い道を聞いてみると、「生活費の補てん」にあてるが男性18.8%に対し女性15.0%、「ローンの返済」は男性13%に対し、女性は半分の6.5%です。40代男性にとって、ボーナスは「織り込み済み」の予算。行く先は決まっているので、多少の増減があっても「今さら」という感じなのでしょうか。

2017年の冬、40代ボーナスの多かった会社は?

 日経新聞がまとめた2017年冬のボーナス調査によると、40代社員にボーナスの手厚い会社トップ5は、

1位:東京エレクトロン/215.8万円
2位:大塚商会/127.9万円
3位:ミネベアミツミ/123万円
4位:キヤノン/121.6万円
5位:ホシザキ/119.1万円

となっています。エレクトロニクス、機械、自動車などの産業が頑張っていると「ものづくり日本」に希望が持てますね。

40代でボーナス支給の多い産業、少ない産業は?

 厚生省の分類による15の産業種別で、40代がどのくらいのボーナスをもらえるのかを調べてみました(額面は年間支給額)。

[40代で多くのボーナスがもらえる産業]
※産業:40~44歳/45~49歳

・金融業、保険業:181.8万円/208.9万円
・学術研究、専門・技術サービス業:152.5万円/171.8万円
・教育、学習支援業:134.9万円/156.9万円

 40代でボーナス支給が多いのは、断然ホワイトカラーのようです。少ない産業はどんな様子でしょうか。

[40代のボーナス支給が少ない産業]
※産業:40~44歳/45~49歳

・宿泊業、飲食サービス業:34.9万円/42.3万円
・他に分類されないサービス業:55.6万円/56.8万円
・生活関連サービス、娯楽業:59.3万円/68.9万円

 ちなみに全年齢全産業合計の年間賞与平均支給額は、90.6万円(42.5歳/勤続12.1年)。

 外国人旅行者の数が過去最速で1000万人を突破した2018年だけに、宿泊業のボーナスが増えることを祈ります。

<参考サイト>
・ニッセイ「夏のボーナス」に関する調査結果(2017年7月6日)
https://www.nissay.co.jp/news/2017/pdf/20170706.pdf#search=%27%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%94%9F%E5%91%BD+%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%82%B9+%E8%AA%BF%E6%9F%BB%27
・厚生労働省:平成29年賃金構造基本統計調査
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450091&tstat=000001011429&cycle=0&tclass1=000001098975&tclass2=000001098977&tclass3=000001098992&second2=1
・日本経済新聞:あの会社のボーナスは?2017冬日経調査
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/research-bonus/#/sheet/2017/winter/table?opening=true&rpp=100
(10MTV編集部)

人気ランキング

おすすめ記事

関連記事