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素足の季節!かかとの悩みの解決法は?
素足で過ごす日が多くなるこの季節。かかとのひび割れやガサガサが気になる方も多いのではないでしょうか。人目が気になる夏に向けて、正しいケアを確認しておきましょう。
歩行などの摩擦により常に刺激を受けているかかとは、刺激をやわらげようとして角質が固く、厚くなります。かかとのひび割れのほとんどは、この角質が重なり続け、分厚くなる「角化症」の進行が原因です。角質が厚くなりすぎてしまうと、水分が行きわたりづらくなり、乾燥してひび割れてしまうのです。
冬場はもとより、素足でかかとを痛めやすいこの季節では、乾燥対策プラス刺激による角化症対策が必須といえるでしょう。
乾燥対策をしてもなかなか改善しない、という人は、感染を疑ったほうがよいかもしれません。
<角質が厚くなっている場合>
1)適度に角質を落とす
まずは重なった古い角質を取り除くため、肌を温めてやわらかくしましょう。お風呂上がり、足湯の後などが効果的です。ただしお湯が熱いと肌が乾燥しやすくなるので、ぬるま湯で入るのがベター。
角質を落とす時は、しっかり水気をふきとってから行います。一般的にはかかと専用のヤスリやスクラブを使うといった方法がありますが、やりすぎると肌を傷つけ、さらに角質が厚くなることも。週一程度を目安に、できれば専門家のアドバイスを参考にして行いましょう。
2)保湿をする
角質を落としたら、保湿をして乾燥を防ぎましょう。保湿クリームを塗る、オイルマッサージをするなどの方法があります。
クリームの成分をより浸透させやすくするため、クリームを塗る前に、化粧水をしみこませたコットンなどをあてて保湿をしましょう。現在は様々なかかと用のクリームが販売されていますが、ワセリンでもOKです。
クリームを塗布したあとは、靴下をはいて乾燥を防ぎます。ただし長時間保湿を続けると、ふやけて肌のバリア機能が弱まってしまいます。履く靴下は、通気性のよいものを選ぶとよいでしょう。
3)栄養を補う
栄養不足によるかかとのガサガサには、食生活を見直すことが必要です。特にレバーやチーズに含まれるビタミンD、ナッツ類に含まれるビタミンE、カキやシジミなどから取れる亜鉛を中心に補いましょう。食事からが難しい場合は、サプリを利用するのも手です。
<雑菌によってかかとが荒れている場合>
1)市販薬を使う
保湿を行ってもガサガサやひび割れが改善しない場合、かかと水虫の可能性が考えられますので、市販の塗り薬を使ってみましょう。ただし効果が現れるまで数ヶ月かかる場合があります。
2)皮膚科を受診する
実際のところ、一目でひび割れの原因を特定するのは難しいものです。誤った判断から放っておくと足の指や爪に感染し、足裏全体のトラブルになりかねません。乾燥によるひび割れか雑菌の感染か、自分で判断しづらい場合は皮膚科を受診し、適切な処置をしてもらいましょう。
深刻な状況になる前に、予防するのが一番。自分に合った靴を選ぶ、素足は控える、部屋ではスリッパやルームシューズを履くなど、普段からかかとへの負担を最小限にすることが大切です。
おしゃれも健康も足下から。しっかりとかかとケアして、今年2018年もさわやかな毎日を過ごしましょうね!
かかとが荒れる原因1)乾燥&刺激
皮膚の一番外側には、角質と呼ばれる層があります。角質は皮膚を保護する役目があり、古くなると垢となってはがれ落ちて、その下から新しい角質が表に現れます。これが肌の新陳代謝(ターンオーバー)と呼ばれるものです。歩行などの摩擦により常に刺激を受けているかかとは、刺激をやわらげようとして角質が固く、厚くなります。かかとのひび割れのほとんどは、この角質が重なり続け、分厚くなる「角化症」の進行が原因です。角質が厚くなりすぎてしまうと、水分が行きわたりづらくなり、乾燥してひび割れてしまうのです。
冬場はもとより、素足でかかとを痛めやすいこの季節では、乾燥対策プラス刺激による角化症対策が必須といえるでしょう。
かかとが荒れる原因2)栄養不足
肌の保護に必要な栄養素、特にビタミンや亜鉛の不足も、かかとが荒れる一因です。偏った食事や生活の乱れが、ガチガチかかととなって表れているかもしれません。かかとが荒れる原因3)水虫などの雑菌
水虫など、雑菌による疾患によってかかとが荒れることがあります。水虫にかかったかかとはプツプツと斑点状に皮がめくれたり、白く粉を吹いたりして、通常のケアでは治すことが難しくなります。しかも足の指の水虫と違って、かかと水虫はかゆみなどの自覚症状がないため、荒れていても「乾燥のせいだ」と思う人がほとんど。乾燥対策をしてもなかなか改善しない、という人は、感染を疑ったほうがよいかもしれません。
これで安心!かかとのケア
では荒れてしまったかかとは、どのように改善をすればよいでしょうか。各症状によるかかとの改善方法、そして日頃のケアについてご紹介します。<角質が厚くなっている場合>
1)適度に角質を落とす
まずは重なった古い角質を取り除くため、肌を温めてやわらかくしましょう。お風呂上がり、足湯の後などが効果的です。ただしお湯が熱いと肌が乾燥しやすくなるので、ぬるま湯で入るのがベター。
角質を落とす時は、しっかり水気をふきとってから行います。一般的にはかかと専用のヤスリやスクラブを使うといった方法がありますが、やりすぎると肌を傷つけ、さらに角質が厚くなることも。週一程度を目安に、できれば専門家のアドバイスを参考にして行いましょう。
2)保湿をする
角質を落としたら、保湿をして乾燥を防ぎましょう。保湿クリームを塗る、オイルマッサージをするなどの方法があります。
クリームの成分をより浸透させやすくするため、クリームを塗る前に、化粧水をしみこませたコットンなどをあてて保湿をしましょう。現在は様々なかかと用のクリームが販売されていますが、ワセリンでもOKです。
クリームを塗布したあとは、靴下をはいて乾燥を防ぎます。ただし長時間保湿を続けると、ふやけて肌のバリア機能が弱まってしまいます。履く靴下は、通気性のよいものを選ぶとよいでしょう。
3)栄養を補う
栄養不足によるかかとのガサガサには、食生活を見直すことが必要です。特にレバーやチーズに含まれるビタミンD、ナッツ類に含まれるビタミンE、カキやシジミなどから取れる亜鉛を中心に補いましょう。食事からが難しい場合は、サプリを利用するのも手です。
<雑菌によってかかとが荒れている場合>
1)市販薬を使う
保湿を行ってもガサガサやひび割れが改善しない場合、かかと水虫の可能性が考えられますので、市販の塗り薬を使ってみましょう。ただし効果が現れるまで数ヶ月かかる場合があります。
2)皮膚科を受診する
実際のところ、一目でひび割れの原因を特定するのは難しいものです。誤った判断から放っておくと足の指や爪に感染し、足裏全体のトラブルになりかねません。乾燥によるひび割れか雑菌の感染か、自分で判断しづらい場合は皮膚科を受診し、適切な処置をしてもらいましょう。
日頃のケアで、ツルツルかかとを目指そう
以上、かかとの悩みの解決法について解説しました。深刻な状況になる前に、予防するのが一番。自分に合った靴を選ぶ、素足は控える、部屋ではスリッパやルームシューズを履くなど、普段からかかとへの負担を最小限にすることが大切です。
おしゃれも健康も足下から。しっかりとかかとケアして、今年2018年もさわやかな毎日を過ごしましょうね!
<参考サイト>
・エーザイ:角化症とは
http://www.eisai.jp/diseases-and-symptoms/detail/pbaid_3_nodeid_266_faqid_261_detail.html
・肌らぶ:かかとがひび割れる原因は2つ!今すぐ試してほしい対策!
https://hadalove.jp/cracks-in-the-heel-106101
・エーザイ:角化症とは
http://www.eisai.jp/diseases-and-symptoms/detail/pbaid_3_nodeid_266_faqid_261_detail.html
・肌らぶ:かかとがひび割れる原因は2つ!今すぐ試してほしい対策!
https://hadalove.jp/cracks-in-the-heel-106101
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