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DATE/ 2019.08.10

こっそり教えて!既婚者の「へそくり」事情

 既婚者の皆さんは、夫や妻に内緒でへそくりをしていますか?へそくりと言うと、お母さんが箪笥にこっそりと貯めている、そんなイメージがありますが、最近のへそくり事情はどうなっているのでしょうか?

 今回は男女各15人、合計30人の既婚者に「へそくり」に関するアンケートを実施し、へそくりの実態について調査してみました。

男女別「へそくり」あり・なし調査。

 まず、へそくりの有無を聞いてみたところ、こんな結果となりました。

【男性】へそくりが「ある」…8人 「ない」…7人 (15人中)
【女性】へそくりが「ある」…10人 「ない」…5人 (15人中)

 約半数以上の男女が、「へそくりがある」と回答していますが、女性の方がやや多い結果に。夫はお小遣い制で、妻が家計を管理している家庭が多いことから、女性の方がへそくりを貯めやすい環境なのかもしれません。一方、共働きの家庭の場合、生活費はお互いに分担し残りは自己管理といった人も増えているようで、夫や妻の知らない貯金があるのでそれを「へそくり」と定義している方も少なくないようでした。

へそくりの平均金額はどのくらい?

 続いては、気になるへそくりの金額について質問してみたところ、平均すると夫は88万円、妻は127万円。女性の方が若干男性を上回っています。

しかし、その金額には結構なばらつきがあり、男性の場合、最高が500万円、最低では5万円。女性では、最高が1000万円、最低では10万円という金額に。高額のへそくりがある男性は、結婚前からの貯金の一部を隠し持っているケースがほとんどで、小額な方は、お小遣いの残りを貯めている、ギャンブルやFXや株でお金を増やしている、副業で稼いだお金等が代表的。女性の場合は、高額な方の中には、親からの遺産、夫からの生活費で暮らしを賄い自分の稼ぎはそのまま貯めている、なんていう強者も。小額の方は、生活費を切り詰めて貯金、保険の一時金などをコツコツ貯めているという声もありました。

そのへそくり、夫や妻にはバレている?

 へそくりと言うのであれば、夫や妻にバレていないのが前提となりますが、果たして本当に「バレていない」のでしょうか?

 男性では8人中6人が「妻にはバレていない」と回答。一方女性は10人中6人が「夫にはバレていない」と回答。「バレていない」と思っている人の方が若干多いという結果が見えましたが、しかし「妻にへそくりがあるのは分かっているが、金額までは知らない」「お小遣い制なのに、やたら羽振りがいい時もあるので、へそくりや臨時収入があるのには気付いている」と、パートナーの懐事情はなんとなく知っているという方も多い印象が。一緒に暮らしていれば、バレずにへそくりを貯めるのはそう簡単なことではなさそうです。

バレないために、こんな努力をしています!

 「バレていない」と自信があってもバレている可能性は高いですが、「バレていない」と答えた男女にはバレないようにどんな工夫をしているのかも聞いてみました。

【男性】
・ひみつ口座の貯金通帳やカードは家に置かない、ネットバンクのみでやり繰りしている。
・小額ならSuicaとかキャッシュレスカードにチャージしてしまう。
・通販でへそくりで買物をしたら家でなく会社に届くようにして、妻が寝ている深夜帰りの日などにこっそり持ち帰る。
・通勤バッグの中の会社の書類袋にプールしている。

【女性】
・いつも「パート代入れても家計がギリギリ」と夫に言って、貯金やへそくりが出来ないと思わせている。
・見せ口座を用意し「いくら貯まった」と夫に見せ、オープンにしている雰囲気で隠し口座をカモフラージュしている。
・使わないバッグの底に入れその上に物を入れたり、引き出しの内側シートの下に潜ませています。
・クローゼットの奥の、もう着ない冬物コートのポケットに入れている。

 皆さん、バレないために不断の努力をされているようですが、「バレない」ことに関しては妻の方が若干上手かもしれません。ただ現金を隠すのではなく、夫にへそくりはないと思わせておく、というテクニックを駆使している方も。それで1000万円貯めた女性もいるから驚きです。

要注意。へそくり上手な専業主婦がへそくりを守るには?

 しかし、そんな女性にもひとつ気をつけなければならないポイントが。もし専業主婦歴が長く、パートなども含めほとんど仕事をしてこなかった女性なら、夫の収入で家計の中からコツコツ貯金したお金は「夫のお金」と見做され、夫が死亡した相続の際に税金が課せられる可能性があります。小額の箪笥貯金ならバレないこともありますが、銀行口座があれば、それは妻の財産と認められないのが一般的。

 もし自分個人の財産としてまとまった金額をプールしたいなら、夫の生前に税金が掛からない、あるいは小額で済む金額で、「夫からもらった」という贈与の手続きをしてもらうのが次善策です。長い人生、何があるか分かりませんから、バレる・バレないよりも、へそくりの守り方を学んでおくのも大切なことかもしれませんね。
(10MTV編集部)

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