社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2019.11.10

女性に聞く「追う恋・追われる恋」どちらが理想?

 「追う恋」と「追われる恋」、多くの若い男性が草食化していることから、女性にとって恋の駆け引きは少しバランスが崩れつつあるような今日この頃です。それでも、押しの強い中年男性、またさらに押しの強い外国男性との出会いも増えてきていることから、視野を広くとれればバランスはとれているのかもしれません。

 今回は、そんな「追う恋」、「追われる恋」、それぞれ理想の恋愛パターンについて、街の女性の声を集めてみました。

幸せになれそうなのは「追われる恋」?

・10代のころは追うというより想い続けて終了でした。なので、つねに追われるようなカワイイ女になってみたい。理想ですが。(20代・学生)

・自分から告るなんてムリだったので、雰囲気づくりをこらしてアプローチしてもらえるようにと、がんばってます。でもそれが面白くなってきて...(20代・会社員)

・私のルックスはよくて十人並みなので追われたことはないんだけど、追うことにかけてはプロフェッショナルかな。ぎりストーカーにはならず、成功率はかなり高めです。絶対ムリなんだけど、追われる恋にはあこがれます!(30代・会社員)

・追う恋に疲れちゃった時に出会ったのが今の旦那で。そのときはじめて求められること、愛されることの幸せを実感!そんな夢のようなこともあったなという感じですが(40代・主婦)

・モテ期ってあるじゃないですか。それまでは追うばかりだったのが、追われてみて初めてわかったのがココロの余裕というか、恋愛にも遊び心がでてきて、イイ感じに。(30代・会社員)

・若いとそこそこ欲があるので、追ったり追われたり、でも恋は生もので長続きはしませんでした。今の主人には恋われて追われて、それほどタイプではなかったのですが、結婚してみて、愛される幸せを感じています。(40代・主婦)

楽しめるのは「追う恋」?

・かぐや様は告らせたいではないですが、ゲームっぽく追われるように追い詰めるという駆け引きが、今のスタンスです。(20代・会社員)

・自分と向き合えるのは追う恋かな。だって自分にウソつかなくていいから。(20代・学生)

・封印したい過去なんですが、同時期に何人かの男性にアプローチされていて、まだ若かったし、優柔不断な付き合いをして大失敗しました。今はだいぶメンタルも強くなってきたので、いまは完全に追う恋派ですね。(30代・会社員)

・言い寄ってくるオトコは大抵ロクでもない!いいオトコを振り向かせるためにいい女になるための努力をしたほうがいいよね。(40代・主婦)

・追われてばかりいると自分に甘くなる。若いウチはそれでもいいんだけど、歳をかさねると取り返しがつかなくなりそう。それなりの緊張感のなかで自分の魅力を高められるのは、やっぱり自分からのアプローチでしょう。(30代・会社員)

 今回、取材した街の女性の声では、「追う恋」と「追われる恋」、ほぼイーブンでした。一般的には「追う恋」のほうが幸せになれるといわれています。恋愛について、男女の盛り上がり方として、男性は体の関係を持った後に醒めやすく、女性は徐々に盛り上がる傾向からの分析です。女性が男性に恋われる期間を長くすることで、互いの恋愛の盛り上がりがシンクロするということなのでしょう。「追う恋」と「追われる恋」、どちらも一長一短ありますので、ご自身の性格に合わせて、ほどよくアプローチしたいものです。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
物知りもいいけど知的な教養人も“あり”だと思います。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。 『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

デカルトが注目した心と体の条件づけのメカニズム

デカルトが注目した心と体の条件づけのメカニズム

デカルトの感情論に学ぶ(1)愛に現れる身体のメカニズム

初めて会った人なのになぜか好意を抱いてしまうことがある。だが、なぜそうした衝動が生じるのかは疑問である。デカルトが友人シャニュに宛てた「愛についての書簡」から話を起こし、愛をめぐる精神と身体の関係について論じる...
収録日:2018/09/27
追加日:2019/03/31
津崎良典
筑波大学人文社会系 教授
2

偉大だったアメリカを全否定…世界が驚いたトランプの言動

偉大だったアメリカを全否定…世界が驚いたトランプの言動

内側から見たアメリカと日本(2)アメリカの大転換とトランプの誤解

アメリカの大転換はトランプ政権以前に起こっていた。1980~1990年代、情報機器と金融手法の発達、それに伴う法問題の煩雑化により、アメリカは「ラストベルト化」に向かう変貌を果たしていた。そこにトランプの誤解の背景があ...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/11/11
3

なぜ空海が現代社会に重要か――新しい社会の創造のために

なぜ空海が現代社会に重要か――新しい社会の創造のために

エネルギーと医学から考える空海が拓く未来(1)サイバー・フィジカル融合と心身一如

現代社会にとって空海の思想がいかに重要か。AIが仕事の仕組みを変え、超高齢社会が医療の仕組みを変え、高度化する情報・通信ネットワークが生活の仕組みを変えたが、それらによって急激な変化を遂げた現代社会に将来不安が増...
収録日:2025/03/03
追加日:2025/11/12
4

『100万回死んだねこ』って…!?記憶の限界とバイアスの役割

『100万回死んだねこ』って…!?記憶の限界とバイアスの役割

何回説明しても伝わらない問題と認知科学(2)バイアスの正体と情報の抑制

「バイアスがかかる」と聞くと、つい「ないほうが望ましい」という印象を抱いてしまうが、実は人間が生きていく上でバイアスは必要不可欠な存在である。それを今井氏は「マイワールドバイアス」と呼んでいるが、いったいどうい...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/09
今井むつみ
一般社団法人今井むつみ教育研究所代表理事 慶應義塾大学名誉教授
5

カーク暗殺事件、戦争省、ユダヤ問題…米国内戦構造が逆転

カーク暗殺事件、戦争省、ユダヤ問題…米国内戦構造が逆転

戦争と暗殺~米国内戦の予兆と構造転換(1)内戦と組織動乱の構造

2025年9月、アメリカのトランプ政権は、国防総省を「戦争省」へ名称を変更した。それは内戦の構造を根本的に反転させる、大きな変化を象徴する出来事だった。政府から国民に対して行われるトップダウンの内戦とはなにか。ゲリラ...
収録日:2025/09/24
追加日:2025/11/05
東秀敏
米国大統領制兼議会制研究所(CSPC)上級フェロー