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DATE/ 2019.11.23

生活に食…関東と関西で最も驚いた「違い」は?

 ところ変わればルールも変わる。日本において代表的なのは、関東と関西の違いではないでしょうか。進学や転勤などで気づかされた関東・東西の違いについて、街の声を集めてみました。

生活文化の違い

・「マック」といわれて、APPLEのPCのことかとおもいきや、「マクドナルド」のことだった。関西が「マクド」、関東が「マック」、後から思えばよく知られた略称やん!!(学生:京都→東京)

・やっぱりエスカレーターの立ち位置でしょうか。急いでいるときは空いている方向を目指して駆け上がるのですが、ぼーっとしているとついつい左側で注意されることがあります。(学生:神奈川→大阪)

・関西の友人は、空いてる席があれば、優先席だろうと何だろうと、すぐに座るのにおどろいた!都内は座るのに躊躇したり、遠慮したりするのに!!(会社員:東京→大阪)

・部屋探しをしていて、畳のサイズの違いがあった。江戸間と京間の違いで、関西のほうが一回りサイズが大きい!(学生:東京→京都)

食文化の違い

・一家に一台たこ焼き器は本当だった!「たこ焼きは完全食やで、知らんけど」と照れ隠しでいってたけど、関西圏で訪れたいろんなホームパーティーでリアルに体感した。(学生:東京→大阪)

・焼きそばや、お好み焼きが定食になってご飯がついてくることも。炭水化物をおかずに炭水化物を食す驚き!!(会社員:東京→大阪)

・居酒屋や小料理屋で、関西では「つきだし」、関東では「お通し」、「アテ」と「つまみ」など、呑み用語のアップデートが必要です。(会社員:大阪→東京)

・関西は薄味で、関東は濃味とよくいわれているけど、実際は色味で、旨味や塩味的には関西の方が強いような...汁も飲み干している人多いし...(会社員:東京→京都)

・ソースのバリエーションの多さにびっくり!串カツや焼きそば、お好み焼きなど、食に合わせて、ウスターソース、中濃ソース、どろりとしたトンカツソース、おたふくのお好みソースなど、家庭においてもかなり使い分けているのが関西!(会社員:東京→大阪)

・カップ麺で有名な日清食品「どん兵衛」のつゆのタイプが違ってた。関西は昆布だしベースで薄色、関東は鰹だしベースで濃いめ。意外に知られていない?また、カップ焼きそばも、関東では圧倒的に「ペヤング」だけど、関西ではやっぱり日清食品の「UFO」が有名かな。(学生:大阪→東京)

・最近、たまごサンドが話題になるけど、厚焼き玉子をはさんでいるタイプは関西が定番でしょう。関東では、タマゴサラダがほとんどかな。(学生:京都→東京)

・嫁いでからびっくりしたのがお雑煮。まず、お餅のカタチが違っていて、関西が丸もちに対して、関東は角形の切り餅。汁の仕立ても、関東は醤油ベース!!すき焼きも、関西ではザラメと醤油で「焼く」のに対して、関東では「煮る」タイプで、なかなかなじめませんでした。(主婦:大阪→東京)

 新幹線からリニアへ、移動時間的にはかなり近づきつつある関西と関東ではありますが、ここに集めた声以上に文化的な違いはまだまだありそうです。
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