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回転寿司で食べる量の平均や人気ネタは?
日本が生み出した食文化の代表といえばお寿司です。特に2020年版の業界レポートによると、回転寿司業界の規模はおよそ6000億円。成長率は4.7%で、資料中に分析のある150業界のなかでも56位。まだまだ成長を続けていることがわかります。2015年から穏やかに増加傾向にあるようです。こういった成長を続けている回転寿司ですが、みんな一度にどのくらい食べて、いくらくらい使っているのでしょうか。少し詳しい分析を見てみましょう。
1位 スシローグローバルHD 1,990
2位 くら寿司 1,361
3位 カッパ・クリエイト 748
4位 アトム 496
5位 元気寿司 434
トップであるスシローの売上高は前年比(2018年比)13.8%増と唯一の2桁増。4位のアトムは東京ではあまり知られていないかもしれませんが、コロワイドグループの一員として、ステーキ・焼肉・寿司・居酒屋などを、中部・東北・北関東地区を中心に店舗展開している企業です。どのチェーンでもコロナ禍で来店客は減少したようですが、持ち帰り需要などは順調とのこと。
1位 サーモン 45.4%
2位 マグロ(赤身) 34.6%
3位 ハマチ・ブリ 29.7%
4位 マグロ(中トロ) 28.4%
5位 エビ 28.3%
サーモンは2012年の調査から10年連続で1位。また、最初に食べるネタランキングについてもトップ5はすべて同じ顔ぶれとなっています。一方、シメに(最後に)食べることが多いネタという質問では以下の通り。
1位 サーモン 9.7%
2位 エビ 4.7%
3位 マグロ(赤身) 4.5%
4位 玉子 4.3%
5位 マグロ(中トロ) 4.0%
同5位 鉄火巻き 4.0%
サーモンははじめでもシメでもトップ。その人気ぶりがわかる結果です。シメではエビや玉子、鉄火巻きといったところが新しくランクインしています。また、食べたいけれど高くて我慢、というのも回転寿司ではよくあることかもしれません。この質問項目でのトップはダントツで「マグロ(大トロ)」です。ちなみに値段が高過ぎて手が出ないと答えた平均額は605円。600円となると100円の寿司であれば6皿分、たくさん食べたいという願望とは相反します。味で贅沢するかおなか一杯にするか。悩ましい選択を迫られます。
回転寿司業界トップはスシロー
まずは回転寿司業界がどうなっているのか見てみましょう。2019年の時点で回転寿司チェーンは大手5社で84%を占めています。以下、この5社の売上ランキングです。右の数字は売上高(億円)。1位 スシローグローバルHD 1,990
2位 くら寿司 1,361
3位 カッパ・クリエイト 748
4位 アトム 496
5位 元気寿司 434
トップであるスシローの売上高は前年比(2018年比)13.8%増と唯一の2桁増。4位のアトムは東京ではあまり知られていないかもしれませんが、コロワイドグループの一員として、ステーキ・焼肉・寿司・居酒屋などを、中部・東北・北関東地区を中心に店舗展開している企業です。どのチェーンでもコロナ禍で来店客は減少したようですが、持ち帰り需要などは順調とのこと。
回転寿司を選ぶ基準1位は「安さ」
マルハニチロが行ったアンケート(全国の15歳~59歳の男女)によると、回転寿司店を選ぶ際の基準は、1位「値段が安い(40.2%)」、2位「ネタが新鮮(31.6%)」、3位「家から近い(26.7%)」となっています。続けて、「ネタの種類が豊富」「タッチパネルで注文できる」(いずれも25.4%)です。回転寿司はファミレスのように長居する場所ではなく、おなかいっぱいになったら帰るといった、ある意味純粋に食べるための場所です。ここでのアンケート結果から考えられるのは、回転寿司に求められている要素は、好きなものを好きなだけ誰にも気兼ねせずに食べられる、というものかもしれません。男性平均11皿、女性平均8.1皿
同社のアンケートによると回転寿司店で食べる皿数は、男性は平均 11.0 皿、女性で平均8.1皿とのこと。ちなみに、回転寿司店でこれまでに最高で何皿食べたことがある?という質問に対しての回答は、男性は平均 18.4 皿、女性は平均 12.7 皿となっています。ちなみに食べる皿数が多いエリアは「四国」で平均 10.0 皿。四国で消費が多いのは瀬戸内海の海産物に加えて、太平洋側は黒潮の流れに位置するなど、豊かな海洋環境にすぐにアクセスできる点が大きいのかもしれません。特に高知県は全国一のカツオ消費県で、一人あたりの消費量は全国平均の5倍以上とのこと。男性平均1,742円、女性平均1,371円
金額については、男性は平均1,742円/人、女性は平均1,371円/人となっています。また、平均支払い額が高いエリアは「北海道」で1,839 円/人。ちなみに回転寿司店で「食べ過ぎた」と感じる金額はいくら?という質問に対する回答での平均は2,387 円/人。ついつい食べ過ぎてしまう回転寿司ですが、食べ過ぎても2000円台。やはりリーズナブルと言ってもいいのではないでしょうか。人気一位はサーモン
回転寿司の人気ネタランキングは以下の通りとなっています。1位 サーモン 45.4%
2位 マグロ(赤身) 34.6%
3位 ハマチ・ブリ 29.7%
4位 マグロ(中トロ) 28.4%
5位 エビ 28.3%
サーモンは2012年の調査から10年連続で1位。また、最初に食べるネタランキングについてもトップ5はすべて同じ顔ぶれとなっています。一方、シメに(最後に)食べることが多いネタという質問では以下の通り。
1位 サーモン 9.7%
2位 エビ 4.7%
3位 マグロ(赤身) 4.5%
4位 玉子 4.3%
5位 マグロ(中トロ) 4.0%
同5位 鉄火巻き 4.0%
サーモンははじめでもシメでもトップ。その人気ぶりがわかる結果です。シメではエビや玉子、鉄火巻きといったところが新しくランクインしています。また、食べたいけれど高くて我慢、というのも回転寿司ではよくあることかもしれません。この質問項目でのトップはダントツで「マグロ(大トロ)」です。ちなみに値段が高過ぎて手が出ないと答えた平均額は605円。600円となると100円の寿司であれば6皿分、たくさん食べたいという願望とは相反します。味で贅沢するかおなか一杯にするか。悩ましい選択を迫られます。
ファミリー層が多い方が儲かる?
回転寿司は一般的に原価率が大変高いことで知られています。たとえば飲食業界全体の原価率は平均15~30%前後といった感じですが、回転寿司業界の原価率は平均50%といった話もあります。一方、ネタによって原価率の差はかなりあります。たとえば、ツナマヨ、コーン、かっぱ巻き、タマゴといったものは、いずれも原価率20%以下とのこと。こういったネタが好きなのは一般的に子どもたちです。こうした理由から回転寿司はファミリー層の多いエリアに出店することも多いといった分析もあります。また、最近では機械化などによってさらにコストダウンが進んでいるとのこと。考え抜かれた経営戦略や徹底した合理化といったさまざまな手法によって、回転寿司は進化し続けているようです。<参考サイト>
回転寿司に関する消費者実態調査 2021|マルハニチロ株式会社 コーポレートコミュニケーション部
https://www.maruha-nichiro.co.jp/corporate/news_center/news_topics/20210324_research_sushi2021.pdf
寿司業界|業界動向Search.com
https://gyokai-search.com/3-susi.html
高知県 土佐さが日戻り鰹|PRIDE FISH(全国漁業協同組合連合会)
http://www.pride-fish.jp/JPF/pref/detail.php?pk=1400733435
回転寿司に関する消費者実態調査 2021|マルハニチロ株式会社 コーポレートコミュニケーション部
https://www.maruha-nichiro.co.jp/corporate/news_center/news_topics/20210324_research_sushi2021.pdf
寿司業界|業界動向Search.com
https://gyokai-search.com/3-susi.html
高知県 土佐さが日戻り鰹|PRIDE FISH(全国漁業協同組合連合会)
http://www.pride-fish.jp/JPF/pref/detail.php?pk=1400733435
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