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DATE/ 2022.08.14

雨の日はネットがつながりにくい?原因と対策

 「雨が降るとWi-Fiのネットやスマホの通信が遅くなる」そんな風に感じたことはありませんか? ネットがつながりにくい要因としてはWi-Fiの接続台数が多かったり、スマホで扱うデータ容量が大きいことなどが考えられますが、実は天気の影響を受けるのはウソのようなホントの話。一体どういうことなのでしょうか?

雨の日に速度が低下する原因

 その原因のひとつが、電波は水に吸収されやすいという性質を持っていることです。無線を利用したインターネット接続は電波を利用した通信方式になっているため、水分の多い雨の日だと電波は吸収されて弱くなってしまうのです。スマホやポケット型Wi-Fiなどモバイル回線を使用したインターネット接続の場合には、電波は雨の中を基地局まで飛んでいるので、通信速度が遅くなってしまうのもやむをえません。雨が激しければ激しいほど、その影響は大きいものになってしまいます。

 自宅のWi-Fiは室内での電波を飛ばしているのだから問題ないと思うかもしれませんが、雨の日は室内の湿度も高くなっているので同じ状況になっているといえるでしょう。また、Wi-Fiの電波は木材、コンクリート、金属などを通ることや縦に移動することが苦手なため、室内であっても窓の外を通って電波が届くことがあります。そうすると雨にさらされてしまうため、家の中のWi-Fiであろうと電波が弱くなってしまうのです。

 また、雨の日になると外出を控える人が多いことも原因のひとつです。家にいると動画を見たりゲームをしたりなんとなくスマホを見てしまったり…家にこもる人が多いということは、ネットを利用する人が増えると言い換えることができます。ネットの需要が高まると回線は混雑してしまうので、必然的に通信速度の低下を招いてしまうのです。

速度が低下しないために対策できることは?

 無線でのネット接続が不安定になる理由を見ると、個人でできる対策はほぼないというのが実状です。ただし家庭内のWi-Fiに限っていえば、電波が飛びやすい工夫をすることでつながりにくさを軽減できるかもしれません。その方法をご紹介しましょう。

・Wi-Fiを物陰に隠れる位置に置かない

 Wi-Fiの電波は障害物を通ることが苦手なので、テレビの裏や棚の中にしまうと電波が弱くなってしまいます。なるべく見通しの良いところに置くことで電波が飛びやすく、快適にインターネット接続ができるでしょう。

・接続台数を減らしてみる

 接続している端末が多いとそれだけ電波が分けられるため、1台あたりの電波が弱くなって速度が遅くなることがあります。雨が降っていてつながりにくい場合には、その時使用していない端末の接続を切ることで通信速度が改善することがあります。

 もし雨の日にネットの接続が遅いと感じた場合には、ぜひこうした方法を試してみてください。それでも通信速度が改善されない場合には、通信速度が早く安定した固定回線に切り替えることも検討しても良いかもしれません。

<参考サイト>
・雨の日はネットが繋がりにくい?ウソのような理由 | 家電小ネタ帳 | 株式会社ノジマ サポートサイト
https://www.nojima.co.jp/support/koneta/11448/
・雨の日にWi-Fiがどれだけ遅くなるのか検証 | フレッツ光ナビ
https://internet-flets-campaign.net/column/raindownspeedem/
・雨の日のWiFiが遅い・繋がらない時の原因と対処法4選! - FUJIログ通信
https://fuji-wifi.jp/column/?p=5749
・Wi-Fiの置き場所で電波改善!ルーターを隠して収納していませんか? | IODATA アイ・オー・データ機器
https://www.iodata.jp/ssp/magazine/227/index.htm

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