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シートベルトの着用率が最も低い都道府県は?
運転手であろうとなかろうと、車に乗る際に欠かせないシートベルト。かつては運転席、助手席のみ着用が義務付けられていましたが、2008年の道路交通法改正によって後部座席を含む全座席で義務付けられるようになりました。
今回は、警察庁とJAFが合同で行った「シートベルト着用状況全国調査」のデータをもとに、シートベルト着用の現状を紹介したいと思います。なお、この調査は2021年10月~12月にかけて、一般自動車道全国781か所、高速自動車道等全国105か所にて行われたものになります。
この調査では都道府県別の結果も出ているので、後部座席でのシートベルト着用率が低いワースト3の県も見てみましょう。(一般道、高速道で別々に結果が出ているため、一般道での着用率+高速道での着用率÷2の数値を順位化して比較しています)
・第45位:千葉県(一般道31.3%、高速道55.5%)
一般道の着用率31.3%は全国41位と、佐賀県や福岡県よりも上位にいるものの、高速道での着用率は55.5%と全国46位でした。その合計値からワースト3位、45位にランクインとなりました。
・第46位:大阪府(一般道29.9%、高速道56.3%)
ワースト2位にランクインした大阪は、運転席での着用率も一般道で97.5%、高速道で98.2%といずれも全国ワースト1位。シートベルト着用の意識向上の必要があるといえます。
・第47位:沖縄県(一般道20.1%、高速道35.6%)
後部座席での着用率がダントツで低かったのが沖縄県でした。実は後部座席でのシートベルト着用率の低さは、2020年度調査に続いて2年連続で最下位という結果に。運転席での着用率が極端に低いわけではないので、後部座席でのシートベルト着用の意識を高める必要があるといえるでしょう。
というのも、車はかなりのスピードで走行しているため、事故が起こると座席から体が投げ出されて車内で頭や体を打ったり、車外に投げ出されてしまう危険があるのです。また、後部座席に座っていた人の体が前の席に座っている人にぶつかることが重大な事故を招くことも。いずれもシートベルトで体を固定していれば防ぐことができるので、後部座席でのシートベルト着用は非常に大切なポイントになるのです。
また、法改正でルール化されたため、後部座席の乗客がシートベルトを着用していない場合には「座席ベルト装着義務違反」になってしまいます。高速道路であれば違反点数1点がつけられますが、一般道は口頭注意のみ。そのため重要視しない人もいるかもしれませんが、違反は違反なのできちんと後部座席でもシートベルトをつけるようにしましょう。
今回は、警察庁とJAFが合同で行った「シートベルト着用状況全国調査」のデータをもとに、シートベルト着用の現状を紹介したいと思います。なお、この調査は2021年10月~12月にかけて、一般自動車道全国781か所、高速自動車道等全国105か所にて行われたものになります。
シートベルトの着用率
全国を対象にしたシートベルト着用率の結果を見ると、運転席は一般道で99.1%、高速道で99.6%、助手席は一般道で96.7%、高速道で98.9%と、100%ではないもののほぼ着用していることが分かります。ただし、後部座席は一般道で42.9%、高速道で75.7%と、その割合はがくんと下がっています。この調査では都道府県別の結果も出ているので、後部座席でのシートベルト着用率が低いワースト3の県も見てみましょう。(一般道、高速道で別々に結果が出ているため、一般道での着用率+高速道での着用率÷2の数値を順位化して比較しています)
・第45位:千葉県(一般道31.3%、高速道55.5%)
一般道の着用率31.3%は全国41位と、佐賀県や福岡県よりも上位にいるものの、高速道での着用率は55.5%と全国46位でした。その合計値からワースト3位、45位にランクインとなりました。
・第46位:大阪府(一般道29.9%、高速道56.3%)
ワースト2位にランクインした大阪は、運転席での着用率も一般道で97.5%、高速道で98.2%といずれも全国ワースト1位。シートベルト着用の意識向上の必要があるといえます。
・第47位:沖縄県(一般道20.1%、高速道35.6%)
後部座席での着用率がダントツで低かったのが沖縄県でした。実は後部座席でのシートベルト着用率の低さは、2020年度調査に続いて2年連続で最下位という結果に。運転席での着用率が極端に低いわけではないので、後部座席でのシートベルト着用の意識を高める必要があるといえるでしょう。
後部座席でのシートベルト非着用のリスク
事故が起こったときに衝撃を抑えることが期待できるシートベルトですが、後部座席での非着用の場合、着用時に比べて4.8倍も致死率が上がってしまうことが内閣府の平成26年度の調査から報告されています。というのも、車はかなりのスピードで走行しているため、事故が起こると座席から体が投げ出されて車内で頭や体を打ったり、車外に投げ出されてしまう危険があるのです。また、後部座席に座っていた人の体が前の席に座っている人にぶつかることが重大な事故を招くことも。いずれもシートベルトで体を固定していれば防ぐことができるので、後部座席でのシートベルト着用は非常に大切なポイントになるのです。
また、法改正でルール化されたため、後部座席の乗客がシートベルトを着用していない場合には「座席ベルト装着義務違反」になってしまいます。高速道路であれば違反点数1点がつけられますが、一般道は口頭注意のみ。そのため重要視しない人もいるかもしれませんが、違反は違反なのできちんと後部座席でもシートベルトをつけるようにしましょう。
少しずつ着用率は上昇
全国的にも年々少しずつ着用率が上がっているものの、まだ当たり前のルールにはなっていないことがうかがえる後部座席でのシートベルト。交通ルールとして浸透させるにはひとりひとりの意識を変えることが大切です。万が一のときに大切な命を守るために車に乗る際にはどの席に座っていてもシートベルトをつけること、そして同乗者にも「シートベルト着けた?」と確認するようにしましょう。<参考サイト>
・シートベルト着用状況調査(2021年調査結果) | JAF
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/library/survey-report/2021-seatbelt
・命を守るシートベルト|知って得する セーフティドライブ|NEXCO 西日本の高速道路・交通情報 渋滞・通行止め情報
https://www.w-nexco.co.jp/safety_drive/highway_rule/seatbelt/
・シートベルトは後部座席も義務?違反点数や罰金|チューリッヒ
https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-back-seat-belt/
・第2節 平成26年中の道路交通事故の状況|平成27年交通安全白書(全文) - 内閣府
https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h27kou_haku/zenbun/genkyo/h1/h1b1s1_2.html
・シートベルト着用状況調査(2021年調査結果) | JAF
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/library/survey-report/2021-seatbelt
・命を守るシートベルト|知って得する セーフティドライブ|NEXCO 西日本の高速道路・交通情報 渋滞・通行止め情報
https://www.w-nexco.co.jp/safety_drive/highway_rule/seatbelt/
・シートベルトは後部座席も義務?違反点数や罰金|チューリッヒ
https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-back-seat-belt/
・第2節 平成26年中の道路交通事故の状況|平成27年交通安全白書(全文) - 内閣府
https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h27kou_haku/zenbun/genkyo/h1/h1b1s1_2.html
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