社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
「スマホ結露」症状と対処法とは
寒い日の住宅事情でのお悩みのひとつに窓の結露がありますよね。実はこの結露、窓だけでなくスマホでも起こることをご存じですか? スマホの故障の原因にもなりかねないスマホ結露について、正しい知識をつけてきちんと対処できるようにしておきましょう。
ただ厄介なことに、窓の結露とは違いスマホの結露は見た目で判断することが難しい場合がほとんど。スマホが結露してしまうとカメラで撮影した写真がぼけてしまう、正しく音が出ない、スマホの挙動がおかしくなるなどの不具合が出てしまい、最悪の場合にはデータが飛んでしまうこともあります。冬場に身に覚えのない故障が起こった際にはスマホ結露が原因かもしれない、ということを覚えておきましょう。
スマホ結露の正しい対処法は、除湿剤であるシリカゲルとスマホをジップロックなどの密閉容器に入れて、スマホの水分を除湿することです。目安として一晩ほど入れておくとスマホ内部の水分をとることができるといわれています。それでも治らない場合にはすでに故障してしまった可能性があるので、修理に出すことも検討する必要があるかもしれません。
とはいえ、スマホを持ち運んでいて気温差が激しい場所に持ち込むこともありますよね。そんな時はスマホの操作による発熱が余計に気温差を引き起こしてしまうこともあるので、環境に温度が馴染むまでスマホを操作しないようにしましょう。
普段はあまり意識しないスマホ結露。正しい対策と対処法を知って、スマホ結露で故障させないよう気を付けるようにしましょう。
スマホも結露するの?
そもそも結露とは、急激な温度変化によって空気中の水分が水滴になってしまう現象のこと。窓の結露は外気温と室内気温の差が激しいことから起こるのですが、スマホでも同じ現象が起こってしまうのです。精密機械であるスマホは水分に弱く、スマホ結露が故障の原因になってしまうこともあります。ただ厄介なことに、窓の結露とは違いスマホの結露は見た目で判断することが難しい場合がほとんど。スマホが結露してしまうとカメラで撮影した写真がぼけてしまう、正しく音が出ない、スマホの挙動がおかしくなるなどの不具合が出てしまい、最悪の場合にはデータが飛んでしまうこともあります。冬場に身に覚えのない故障が起こった際にはスマホ結露が原因かもしれない、ということを覚えておきましょう。
スマホが結露してしまったら
もしカメラ内部に水滴がついているなど明らかにスマホ結露が起こっていることがわかった場合には、精密機械の大敵となる水分をなるべく早く取り除くことが大切です。このとき、水分を飛ばすためにドライヤーを使ったり、スマホを気温になじませるために冷蔵庫に入れたりすることは絶対にやめてください。急激な温度変化はスマホにさらなるダメージを与えてしまうため、故障の原因にもなりかねません。スマホ結露の正しい対処法は、除湿剤であるシリカゲルとスマホをジップロックなどの密閉容器に入れて、スマホの水分を除湿することです。目安として一晩ほど入れておくとスマホ内部の水分をとることができるといわれています。それでも治らない場合にはすでに故障してしまった可能性があるので、修理に出すことも検討する必要があるかもしれません。
スマホを結露させないためにできること
外から見えにくいスマホ結露は厄介なので、そもそも結露させないようにすること、つまりスマホを急激な温度差にさらさないことが大切です。寒い日に外で持ち歩く際にはポケットやカバンに入れるだけでも効果がありますし、スマホケースに入れることで温度変化をやわらげることもできます。また、寝る時に充電している人は、スマホを布団の中に入れるようにしましょう。充電による発熱と冷やされた部屋の気温差で結露してしまうことがあるので、スマホを冷やさないようにすることで結露を防ぐことができます。とはいえ、スマホを持ち運んでいて気温差が激しい場所に持ち込むこともありますよね。そんな時はスマホの操作による発熱が余計に気温差を引き起こしてしまうこともあるので、環境に温度が馴染むまでスマホを操作しないようにしましょう。
普段はあまり意識しないスマホ結露。正しい対策と対処法を知って、スマホ結露で故障させないよう気を付けるようにしましょう。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
物知りもいいけど知的な教養人も“あり”だと思います。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
深刻化する中国の人権問題…中国共産党の思惑と人権の本質
中国共産党と人権問題(1)中国共産党の思惑と歴史的背景
チベット、内モンゴル、新疆ウイグルなど、少数民族に対する深刻な人権侵害をめぐって欧米諸国から強い批判を浴びている中国。しかし、こうした人権問題は今に始まったことではない。中華人民共和国建国の経緯と中国共産党の思...
収録日:2021/10/15
追加日:2021/12/24
プロジェクトマネジメントとは?国際標準から考える特性
プロジェクトマネジメントの基本(1)国際標準とプロジェクトの定義
プロジェクトマネジメントが世界的に普及し始めたのは1990年代。ソフトウェア産業の発展とともに拡大を続け、時代のニーズを受けて多くのシーンに定着してきた。今回は、その基本に立ち返り、国際標準をもとに、プロジェクトと...
収録日:2025/09/10
追加日:2025/12/03
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」という現象は起こるのか。対人コミュニケーションにおいて誰もが経験する理解や認識の行き違いだが、私たちは同じ言語を使っているのになぜすれ違うのか。この謎について、ベストセラー『「何...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/02
ジャパン・アズ・ナンバーワンで満足!?学ばない日本の弊害
内側から見たアメリカと日本(7)ジャパン・アズ・ナンバーワンの弊害
高度成長のために頑張った日本は「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の評価を得たが、その後の日本企業の凋落、競争力の低下を考えると、その弊害を感じずにはおられない。読書人口が減っている現状をみると、いつのまにか「世界...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/12/01
質疑編…司馬遼太郎の「史料読解」をどう評価する?
歴史の探り方、活かし方(7)史料の真贋を見極めるために
歴史上の出来事の本質を知るには、その真贋を見定めなければいけない。そのためにはどうすればいいのか。記述の異なる複数の本がある場合、いかにして真実を見極めるか。また、司馬遼太郎の作品が「歴史事実」として認識されて...
収録日:2025/04/26
追加日:2025/12/02


