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DATE/ 2023.07.22

毎月○万円を無理なく貯める!貯金箱活用法!

 将来のため、老後のためにきちんと貯蓄をしておきたい…そう思ってはいるけれど貯金が苦手、という方は少なくないでしょう。そんな人にオススメしたいのが、アナログな手段ともいえる貯金箱です。貯金箱活用のコツを抑えれば、お手軽に無理なく貯金を始めることができます。

貯金箱で失敗しないポイントは?

 貯金箱を使ってみたものの「すぐに飽きてしまう」「貯めてもすぐ使ってしまう」など、貯金箱が続かない方、続かなかった方も少なくないでしょう。まずは貯金を失敗しないために、貯金箱をうまく活用する方法を紹介しましょう。

 貯金を始めるにあたっては、まずは下記2つを明確にしておきましょう。

・目標金額を決める
・貯金する上でのルールを決める

 貯金が続かない理由のひとつ「すぐに飽きてしまう」のは、貯金を始めたもののいつまで続くのか分からないため、モチベーションが継続しないことが原因です。そのため「いつまで」に「いくら」貯金するのか、といった明確なゴールを決めることで貯金のモチベーションを保つことができます。貯金箱がいっぱいになると○万円が貯まるといった貯金箱を使うのもオススメです。

 また、どのタイミングで貯金箱にお金を入れるかのルール化をしておくことも大切です。ルールを決めていないといつのまにかやらなくなってしまうこともありますよね。なので、「1日1枚100円玉を入れる」「ランチを我慢したら500円入れる」「罰ゲームのようにこれをしたら500円入れる」など、自分で楽しめるルールを作ることで飽きずに貯金することができます。

 理由のもうひとつである「貯めてもすぐ使ってしまう」の対策としては、簡単には開けられないタイプの貯金箱を使うことをオススメします。缶切りでしか開けられない缶タイプや割らないと中身を出せない陶器タイプなどを使えば、ちょっとお金を取り出すことができなくなるためしっかりと貯金することができます。

貯金箱を選ぶ際のポイント

 目標金額、ルールを決めたら貯金箱を準備しましょう。目標金額によって貯金箱のサイズも変わりますし、機能、デザインともにさまざまな種類があります。目標金額に合わせて、また自分の好みに合わせて好きなものを選ぶのも楽しみです。

 目標金額がはっきりしている場合には「○万円がたまる貯金箱」を使うのも良いでしょう。例えば、10万円を貯める貯金箱であれば、100円玉なら1000枚、500円玉なら200枚が入ることになります。もし1日1枚の貯金を続けた場合、100円玉なら3年強で、500円玉なら1年も立たずに達成することができます。途中で使ってしまいそうな方は缶タイプや陶器タイプなど、簡単に開けられないものがオススメです。

 貯金箱の存在を忘れないためにも、なるべく目につくところに置いておくのもポイントです。そのため、デザイン性を重視して選ぶのも良いでしょう。キャラクターものやインテリアに馴染むものまでさまざまなデザインの貯金箱がありますし、コインを置くとカラクリが動いて貯金箱に収納してくれるユニークなものも。最近では推しのグッズを飾って推し活貯金ができるATM型の貯金箱も登場していて、貯金するのが楽しくなるアイテムも多数登場しています。

無理なく楽しみながら

 貯金箱での貯金の良いところは、初期投資も抑えて始められること、そして無理のない範囲でやったとしても少額でも確実に貯まっていくことです。これまで貯金がうまくいかなかった方も、今回紹介したポイントをもとに、貯金箱での貯金を始めてみてはいかがでしょうか?

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