社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
食べて強くなる、秋の味覚って?
暑さも和らぎ涼しさを感じられる時節、夏に溜まっていた疲れも少しずつ抜けて、食への欲求も増している頃ではないだろうか。
今回は秋の代表的な食材とその効能について記していきたい。
<効能>
・ビタミンB1が豊富で、元気になる
・高い栄養素で手軽にカロリーがとれる
・渋皮の部分にあるタンニン(ポリフェノールの一種)には、抗酸化作用があり、生活習慣病の予防になる
・食物繊維が豊富で、便秘改善になる
・カリウムが豊富で、余分な塩分を排出してくれる
小さいのに栄養価の高い栗。夏、汗をかいて流れ出た塩分を取り戻そうと余分にとってしまった、普段から食生活が乱れているという人は、栗を食べてリセットできることだろう。カロリーが高いので食べ過ぎには注意。
<効能>
・カルシウムの吸収を促すビタミンDが豊富で、骨が強くなる
・カロリーが低く食物繊維が便秘改善に
・βグルカンが免疫力を高め、がんの予防になる
・葉酸によって赤血球やたんぱく質を作る手伝いをし、貧血予防に
・多くのミネラルが高血圧を防ぎ、疲労回復にもなる
幅広く料理に使える上にがん予防にもなるなんて優れもの。種類によってもビタミン含有量などの違いがあるので、自分に合ったきのこを見つけるのもいいかもしれない。
<効能>
・ビタミンCが豊富。でんぷんのおかげで、熱を加えても壊れにくい
・豊富な食物繊維で、便秘知らず
・カルシウムが多く、骨を強くする(きのこと一緒にとると効果UP)
・βカロチンによってがん予防に
・血液中のコレステロールを減少させる
近年登場した紫いもも、すっかり身近なものになった。さつまいもの効能に加え、アントシアニン(ポリフェノールの一種)の含有量が非常に高く、抗酸化作用を持っている上に、目に良いとされている。
<効能>
・魚油に含まれるDHA、EPAが豊富で血液をサラサラに、悪玉コレステロールを減少する働きもある
・ナイアシンによって、肝臓の働きを良くする。
・ビタミンB12が魚の中でもダントツに多く、皮膚や粘膜に良い。
網の上で焼くサンマのにおいはたまらない。二日酔いに効くナイアシンは、風味豊かな血合の部分に多い。残さず食べよう。
秋の味覚はまだまだある。体を温める効果がある食材も多いので、できるだけ旬のものを口にしたい。
今回は秋の代表的な食材とその効能について記していきたい。
栗
秋の味覚の代表といえば栗。カフェやレストランでも栗の風味を活かした商品が展開されている。そのまま食べてもよし、菓子やおこわにアレンジしてもよし。<効能>
・ビタミンB1が豊富で、元気になる
・高い栄養素で手軽にカロリーがとれる
・渋皮の部分にあるタンニン(ポリフェノールの一種)には、抗酸化作用があり、生活習慣病の予防になる
・食物繊維が豊富で、便秘改善になる
・カリウムが豊富で、余分な塩分を排出してくれる
小さいのに栄養価の高い栗。夏、汗をかいて流れ出た塩分を取り戻そうと余分にとってしまった、普段から食生活が乱れているという人は、栗を食べてリセットできることだろう。カロリーが高いので食べ過ぎには注意。
きのこ
やっぱり美味しいきのこ。パスタや炊き込みご飯、寒くなってきたら鍋にも、使い勝手は抜群。<効能>
・カルシウムの吸収を促すビタミンDが豊富で、骨が強くなる
・カロリーが低く食物繊維が便秘改善に
・βグルカンが免疫力を高め、がんの予防になる
・葉酸によって赤血球やたんぱく質を作る手伝いをし、貧血予防に
・多くのミネラルが高血圧を防ぎ、疲労回復にもなる
幅広く料理に使える上にがん予防にもなるなんて優れもの。種類によってもビタミン含有量などの違いがあるので、自分に合ったきのこを見つけるのもいいかもしれない。
さつまいも
ホクホクとおいしいさつまいも。栗と並んでスイーツ界を支えている。<効能>
・ビタミンCが豊富。でんぷんのおかげで、熱を加えても壊れにくい
・豊富な食物繊維で、便秘知らず
・カルシウムが多く、骨を強くする(きのこと一緒にとると効果UP)
・βカロチンによってがん予防に
・血液中のコレステロールを減少させる
近年登場した紫いもも、すっかり身近なものになった。さつまいもの効能に加え、アントシアニン(ポリフェノールの一種)の含有量が非常に高く、抗酸化作用を持っている上に、目に良いとされている。
サンマ
秋のつく魚といえば、サンマ。この時期、市場にはもうおいしいサンマが並んでいることだろう。背の青い光物といえば、栄養価の高い魚として有名だ。<効能>
・魚油に含まれるDHA、EPAが豊富で血液をサラサラに、悪玉コレステロールを減少する働きもある
・ナイアシンによって、肝臓の働きを良くする。
・ビタミンB12が魚の中でもダントツに多く、皮膚や粘膜に良い。
網の上で焼くサンマのにおいはたまらない。二日酔いに効くナイアシンは、風味豊かな血合の部分に多い。残さず食べよう。
秋の味覚はまだまだある。体を温める効果がある食材も多いので、できるだけ旬のものを口にしたい。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
自分を豊かにする“教養の自己投資”始めてみませんか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,300本以上。
『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
経営をひと言で?…松下幸之助曰く「2つじゃいけないか」
東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(1)経営とは何かをひと言で?
東洋思想を研究する中で、50年間追求してきた命題の解を得たと田口佳史氏は言う。また、その命題を得るきっかけとなったのは松下幸之助との出会いだった。果たしてその命題とは何か、生涯の研究となる東洋思想とどのように結び...
収録日:2024/09/19
追加日:2024/11/21
次の時代は絶対にアメリカだ…私費で渡米した原敬の真骨頂
今求められるリーダー像とは(3)原敬と松下幸之助…成功の要点
猛獣型リーダーの典型として、ジェネラリスト原敬を忘れてはならない。ジャーナリスト、官僚、実業家、政治家として、いずれも目覚ましい実績を上げた彼の人生は「賊軍」出身というレッテルから始まった。世界を見る目を養い、...
収録日:2024/09/26
追加日:2024/11/20
冷戦終焉から30年、激変する世界の行方を追う
ポスト冷戦の終焉と日本政治(1)「偽りの和解」と「対テロ戦争」の時代
これから世界は激動の時代を迎える。その見通しを持ったのは冷戦終焉がしきりに叫ばれていた時だ――中西輝政氏はこう話す。多くの人びとが冷戦終焉後の世界に期待を寄せる中、アメリカやヨーロッパ諸国、またロシアや同じく共産...
収録日:2023/05/24
追加日:2023/06/27
遊女の実像…「苦界と公界」江戸時代の吉原遊郭の二面性
『江戸名所図会』で歩く東京~吉原(1)「苦界」とは異なる江戸時代の吉原
『江戸名所図会』を手がかりに江戸時代の人々の暮らしぶりをひもとく本シリーズ。今回は、遊郭として名高い吉原を取り上げる。遊女の過酷さがクローズアップされがちな吉原だが、江戸時代の吉原には違う一面もあったようだ。政...
収録日:2024/06/05
追加日:2024/11/18
国の借金は誰が払う?人口減少による社会保障負担増の問題
教養としての「人口減少問題と社会保障」(4)増え続ける社会保障負担
人口減少が社会にどのような影響を与えるのか。それは政府支出、特に社会保障給付費の増加という形で現れる。ではどれくらい増えているのか。日本の一般会計の収支の推移、社会保障費の推移、一生のうちに人間一人がどれほど行...
収録日:2024/07/13
追加日:2024/11/19