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低反発と高反発!マットレスはどっちが良いのか?メーカーに聞いてみた
人生の3分の1は睡眠なのだから、寝具はいいものを買わなきゃ、なんて売り文句もありますが、ベッドマットを選ぶ時に直面するのが「低反発マットレス(以下低反発)と高反発マットレス(以下高反発)はどっちがいいのか」問題。その名の通り正反対の特徴を持つ2つのマットレス、どちらが良いのか比較検討してみたいと思います。
一方、高反発は、反発力が強い、つまり固めのマットレスです。こちらの代表的なメーカーであるエアウィーヴのサイトを見てみると「体重を押し返す力が強いため、身動き・睡眠時の寝返りが楽に」「通気性抜群で、夏は蒸れにくい。冬は暖かい」と謳っています。
メリットがあれば、もちろんデメリットもあります。低反発はフィットする感触が売りである一方で、通気性があまり良くないため夏場は寝苦しさを感じるかもしれません。また、体が沈み込むことで寝返りが打ちづらいという指摘もあります。高反発の場合、通気性は良いのですが、メリットである固さが仇となり身をゆだねたときの快適さという点では低反発に劣る傾向があります。つまりどちらもメリット、デメリットが表裏一体と言えるでしょう。
そこで、トゥルースリーパー、エアウィーヴに、それぞれ低反発、高反発のメリット、デメリットを聞いてみました。
<トゥルースリーパー>
「低反発-筋肉量が少なく(普通・やせ型)、寝返りが少ない方にお勧めです。高反発-大柄や筋肉質の方、寝返りが多い方にお勧めです。通気性については、高反発だと季節に応じて裏と表で使い分けでき便利です」
<エアウィーヴ>
「高反発は適度に押し返す復元性があるため寝返りが打ちやすいです。柔らかな感触を寝具に求める方には固く感じるかもしれません。低反発は体全体を包み込む柔らかさがありますが、寝返りが打ちづらく血行が悪くなる場合もあります」
まとめてみると、横たわった時の気持ち良さと価格を重視するなら低反発、寝返りの打ちやすさと通気性を重視するなら高反発と言ったところでしょうか。とは言え、実際に寝てみないと良さはわからないもの。トゥルースリーパー、エアウィーヴともにお試し期間をもうけているので、何週間か使ってみて比較するのも良いですね。次に寝具を買い替えるときの参考にしてみてください。
心地よい柔らかさVS寝返り重視の固さ
低反発とは、反発力が低い、言い換えれば柔らかいマットレスのことです。代表的な低反発の商品であるトゥルースリーパーの特長は「適度なカタさで、心地よいフィット」「十分な厚みで体への負担を軽減」「体圧を吸収し、みんなグッスリ」。体が自然と沈み込む心地よさが売りとなっています。一方、高反発は、反発力が強い、つまり固めのマットレスです。こちらの代表的なメーカーであるエアウィーヴのサイトを見てみると「体重を押し返す力が強いため、身動き・睡眠時の寝返りが楽に」「通気性抜群で、夏は蒸れにくい。冬は暖かい」と謳っています。
メリットがあれば、もちろんデメリットもあります。低反発はフィットする感触が売りである一方で、通気性があまり良くないため夏場は寝苦しさを感じるかもしれません。また、体が沈み込むことで寝返りが打ちづらいという指摘もあります。高反発の場合、通気性は良いのですが、メリットである固さが仇となり身をゆだねたときの快適さという点では低反発に劣る傾向があります。つまりどちらもメリット、デメリットが表裏一体と言えるでしょう。
双方に長所、短所を聞いてみると…
また、価格面で見ると、最もスタンダードな商品のシングルサイズを比較した際にメーカーによって差はあるものの、全般的に低反発の方がリーズナブルです。そこで、トゥルースリーパー、エアウィーヴに、それぞれ低反発、高反発のメリット、デメリットを聞いてみました。
<トゥルースリーパー>
「低反発-筋肉量が少なく(普通・やせ型)、寝返りが少ない方にお勧めです。高反発-大柄や筋肉質の方、寝返りが多い方にお勧めです。通気性については、高反発だと季節に応じて裏と表で使い分けでき便利です」
<エアウィーヴ>
「高反発は適度に押し返す復元性があるため寝返りが打ちやすいです。柔らかな感触を寝具に求める方には固く感じるかもしれません。低反発は体全体を包み込む柔らかさがありますが、寝返りが打ちづらく血行が悪くなる場合もあります」
まとめてみると、横たわった時の気持ち良さと価格を重視するなら低反発、寝返りの打ちやすさと通気性を重視するなら高反発と言ったところでしょうか。とは言え、実際に寝てみないと良さはわからないもの。トゥルースリーパー、エアウィーヴともにお試し期間をもうけているので、何週間か使ってみて比較するのも良いですね。次に寝具を買い替えるときの参考にしてみてください。
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