≪全文≫
【皆さまにお寄せいただいたご意見】
◆ボブ・ディランの「風に吹かれて」で「どれだけ砲弾が飛び交えば、武器は永遠に禁じられるの?」という歌詞があります。その歌は次のように続きます。「友よ、その答えは風に吹かれている。風の中に舞っているんだ」。
この歌詞は「戦争がなくなるかどうか」と似たような問いかけかもしれません。風の中の答えを世界中で考えていくことが大切だと思います。
◆外交で、やられたらやり返す発想を転換する(忍辱の鎧的な)。
◆地球の寿命を考えたら、戦争なんてしている場合でない。
◆過去の戦争には、必ず宗教が絡んでいると思う。権力者が自分の欲望を満たすために、宗教を利用してきた。逆に宗教者が勢力を拡張するために、国家や欲深かな経済的な権力者を利用した結果が戦争を起こして、多くの人命が失われた。
宗教にたくさんの宗派があるのは、欲深い人間が神の名を利用して、自分の主張を無理矢理通そうとした結果です。
神や仏は、決してそのようなものでは無いということをわかって欲しいと思います。
◆国際法の遵守を強制する警察に相当する圧倒的なパワーを持った組織や国がなければ、無法者を止めることはできないでしょう。
◆今、自由の意味を再定義しないといけない時が来た気がします。古代ギリシャから近代・現代と人間は各時代の自由を求めてきたけど、自由って何なのでしょうか?本当に一番必要なものでしょうか? 今、自分は自由って何か、問を抱えてます。
◆基本的な人権、公正の理解には、知識ではなく、思考力が問われると感じています。在英中IRAによる暴力や中東戦争の経験、そして世界中で戦争がない時代は人の歴史上では皆無であることを知った時、自分の無力感と同時に、子どもたちは必死に生き抜こうとしているのだと教員生活を通して知り、彼らに伝えることは「考えること」だという思いに至っています。映画「ぼくたちの哲学教室」を観てからは一層この思いが強くなっています。
◆戦争で使用する道具を云々してもどうにもならない。人の意識、教育しかないように思う。
権威的な国家、指導部による子供じみた覇権争いが多くの資源、人の命、機会や人生を無駄にしている。覇権という自己中心的な狭い価値観から抜け出して、多くの人の幸福を実現を目指す思想が必要。
◆戦争と平和、という二項対立の構造では抜本的な変化は難しい。か...
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概要・テキスト
会員の皆さまからお寄せいただいたご意見を元に考え、テンミニッツTVの講義をつないでいく会員アンケート企画。今回は「戦争をなくすために必要なのは何だと思いますか?」というテーマでご意見をいただきました。
この問に対し、テンミニッツTVの会員の皆さまはどのように考えておられるのか?そのデータから、様々な問題が浮かび上がってきました。
さらに、浮かび上がってきた問題について、テンミニッツTVの先生方はどのようなお話をされているのか。その点も紹介しております。
はたして、どのような結果が表われたのか?ぜひご覧ください。
この問に対し、テンミニッツTVの会員の皆さまはどのように考えておられるのか?そのデータから、様々な問題が浮かび上がってきました。
さらに、浮かび上がってきた問題について、テンミニッツTVの先生方はどのようなお話をされているのか。その点も紹介しております。
はたして、どのような結果が表われたのか?ぜひご覧ください。
時間:29:09
収録日:2023/11/29
追加日:2023/12/06
収録日:2023/11/29
追加日:2023/12/06
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