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■青島未佳先生
《ハラスメント防止に向けた風土づくり》
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■納富信留先生×中島隆博先生
《哲学から考える日本の課題~正しさとは何か》
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概要・テキスト
故ジャニー喜多川氏による性加害問題で、ジャニーズ事務所がこれを認め謝罪した会見の後、メディアやSNSでは非難の声が飛び交いました。またジャニーズ事務所に所属するタレントを起用したテレビCMなどの広告を停止する企業も多く見られました。
ジャニー喜多川氏の問題は、以前から指摘されており、裁判も行なわれていました。にもかかわらず、日本のメディアはジャニーズ所属タレントを重用しつづけ、いくつもの大企業がCMで使い続けてきたわけです。この問題に、本来、日本のメディアなどはどのように対応すべきだったのか――。
ここで、ぜひ参考として知っておきたいのが「アイヒマン問題」です。アドルフ・アイヒマンはナチス(国家社会主義ドイツ労働者党)親衛隊の中佐を務め、ゲシュタポ(秘密警察)のユダヤ人担当課課長として、ユダヤ人移送の責任者を務めた人物でした。
彼は戦後、アルゼンチンに逃亡・潜伏しますが、イスラエルの特務機関に連行され、エルサレムで裁判されて絞首刑になります(1962年)。
日本のメディアは、そのナチスのアイヒマンと同じような「悪」ではないか。はたして、どのような問題がそこには秘められているのか。
そのことについて、アイヒマン裁判を傍聴して研究したアメリカの政治哲学者ハンナ・アーレントの著作についてのテンミニッツTVの講義をひもときつつ考えていきます。
今回の編集部ラジオも、ぜひ、ご視聴ください。
ジャニー喜多川氏の問題は、以前から指摘されており、裁判も行なわれていました。にもかかわらず、日本のメディアはジャニーズ所属タレントを重用しつづけ、いくつもの大企業がCMで使い続けてきたわけです。この問題に、本来、日本のメディアなどはどのように対応すべきだったのか――。
ここで、ぜひ参考として知っておきたいのが「アイヒマン問題」です。アドルフ・アイヒマンはナチス(国家社会主義ドイツ労働者党)親衛隊の中佐を務め、ゲシュタポ(秘密警察)のユダヤ人担当課課長として、ユダヤ人移送の責任者を務めた人物でした。
彼は戦後、アルゼンチンに逃亡・潜伏しますが、イスラエルの特務機関に連行され、エルサレムで裁判されて絞首刑になります(1962年)。
日本のメディアは、そのナチスのアイヒマンと同じような「悪」ではないか。はたして、どのような問題がそこには秘められているのか。
そのことについて、アイヒマン裁判を傍聴して研究したアメリカの政治哲学者ハンナ・アーレントの著作についてのテンミニッツTVの講義をひもときつつ考えていきます。
今回の編集部ラジオも、ぜひ、ご視聴ください。
時間:14:04
収録日:2023/09/14
追加日:2023/09/20
収録日:2023/09/14
追加日:2023/09/20
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