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「哲学史」の検索結果

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ニーチェ:超人、ニヒリズム…善悪は弱者の嫉妬心にすぎない

西洋哲学史の10人~哲学入門(10)ニーチェ 超人

ニーチェは牧師の家庭に生まれつつ、キリスト教の価値を全否定した。そこから見いだされた「強いニヒリズム」は、何が「善い」のかを価値付けするのが困難な中で、いかに現実と向き合うかを教えてくれる。こうした「超人」の思...
収録日:2018/02/09
追加日:2018/06/29
貫成人
専修大学文学部教授

マルクス:下部構造が上部構造を規定する…唯物史観とは?

西洋哲学史の10人~哲学入門(9)マルクス 下部構造が上部構造を規定

マルクスは「下部構造が上部構造を規定する」という表現により、これまでの西洋哲学を根本から転倒させた。全世界の社会主義や共産主義にも影響を与えた彼の考えの中核はどのようなものなのか。専修大学文学部の貫成人氏が論じ...
収録日:2018/02/09
追加日:2018/06/22
貫成人
専修大学文学部教授

ヘーゲル:弁証法は現代でも実際に使える思考のテクニック

西洋哲学史の10人~哲学入門(8)ヘーゲル 弁証法

伝統的な西洋哲学を完成したとされるヘーゲルは、弁証法という哲学的手法を用いた。この手法は対立する立場を維持しつつ、上位の解を見つけていくというものであり、実際に使える思考のテクニックである。専修大学文学部教授の...
収録日:2018/02/09
追加日:2018/06/15
貫成人
専修大学文学部教授

カントは西洋哲学史上、最も重要な哲学者の1人

西洋哲学史の10人~哲学入門(7)カント 近代の基礎

西洋哲学史史上、最重要哲学者の1人とされるカントは、その批判哲学においてあらゆる人間の能力の可能性と限界について論じた。専修大学文学部教授の貫成人氏によれば、これらは人の認識やなすべきこと、美しさをめぐって、私た...
収録日:2018/02/09
追加日:2018/06/08
貫成人
専修大学文学部教授

ルソー:社会契約論、私有財産の否定、一般意志の重視

西洋哲学史の10人~哲学入門(6)ルソー 「自然に還れ」

フランス革命の動乱が始まる直前の18世紀に、ルソーは『社会契約論』を著した。それまでの社会においてベースとなっていた王権神授説に代わる、自由とその制限をめぐる新しい考え方とはいかなるものなのか。専修大学文学部教授...
収録日:2018/02/09
追加日:2018/06/01
貫成人
専修大学文学部教授

デカルト:「我思うゆえに我あり」に込められた意味

西洋哲学史の10人~哲学入門(5)デカルト「我思うゆえに我あり」

近世の哲学者デカルトは、教会の権威が動揺していった同時代の状況の中で、疑いの余地がない確実なものとは何かを問題にし、その結果「我思うゆえに我あり」というフレーズに帰着する。専修大学文学部教授の貫成人氏は、この発...
収録日:2018/02/09
追加日:2018/05/25
貫成人
専修大学文学部教授

アウグスティヌス:神は自分の外でなく内にあるという思想

西洋哲学史の10人~哲学入門(4)アウグスティヌス キリスト教の基礎

無味乾燥になりがちな宗教や哲学を、中世の哲学者であるアウグスティヌスは人間味のある文体と赤裸々な心情から論じた。現代キリスト教における教義を確立する中で彼が見いだしたのは、「人間はいかに救われるか」に関するそれ...
収録日:2018/02/09
追加日:2018/05/18
貫成人
専修大学文学部教授

アリストテレス:理想だけでは空回りする…プラトンとの違い

西洋哲学史の10人~哲学入門(3)アリストテレス 現実の諸要因

あらゆるものに共通する「イデア説」を考えたプラトンの弟子アリストテレスは、師であるプラトンに反目し、独自の議論を企てる。彼の学問は現実世界に根ざしたものだったが、それはいかなるものか。専修大学文学部教授の貫成人...
収録日:2018/02/09
追加日:2018/05/11
貫成人
専修大学文学部教授

プラトン:イデアとは何か…なぜ目標や理想になるのか

西洋哲学史の10人~哲学入門(2)プラトン イデア説

あらゆる人や物事の本質的理想とは何か。ソクラテスの弟子であったプラトンはそれについて考え抜き、「イデア説」を唱える。その意味と、そうしたプラトンの考えから分かることについて、専修大学文学部教授の貫成人氏が解説す...
収録日:2018/02/09
追加日:2018/05/04
貫成人
専修大学文学部教授

ソクラテス:「フィロソフィア」の意味を問う最初の哲学者

西洋哲学史の10人~哲学入門(1)ソクラテス 最初の哲学者

昔の人々によって書かれた難解な書物というイメージが先行する、哲学の本当の真髄とは何か。専修大学文学部教授の貫成人氏が西洋の代表的な哲学者10人を取り上げて哲学史について論じるシリーズレクチャー。第1話目は「最初の哲...
収録日:2018/02/09
追加日:2018/04/27
貫成人
専修大学文学部教授

今後身に付けるべき知性として「新しい語り方」を考える

世界の語り方、日本の語り方(1)なぜ「語り方」なのか

時代の転換に伴い、日本哲学の復権が叫ばれている。AIの時代に直面する日本人が今後身に付けるべき知性としての「語り方」とは何だろうか。シリーズ第一話の今回は、中島隆博氏の近著『世界の語り方』と『日本を解き放つ』を紹...
収録日:2019/02/14
追加日:2019/07/25
中島隆博
東京大学東洋文化研究所長・教授

哲学者ヒュームはなぜ「共感」を重視したのか

「幸福とは何か」を考えてみよう(3)共感しますか、共有しますか

幸福はその人の感じ方次第なら、「おめでたく」なることで、それは簡単に手に入る。だが一方で、幸福には「共感」が欠かせないとヒュームは言う。共感について考えていくとき、揺さぶられるのは個々人の感情だが、感情に果たし...
収録日:2020/03/19
追加日:2020/08/14

西郷隆盛、ガリレオ…偉人伝が教えてくれた人間のモデル

哲学の役割と近代日本の挑戦(6)歴史を動かす人物と歴史の見方

戦前はとても国際的で、三木清や九鬼周造がドイツに留学し、当時の最先端の哲学を現地で学ぶなど、世界的にも哲学に切磋琢磨した時代だった。その時代についてもちゃんと覚えておくべきだし、さらにいえば、そうした時代に歴史...
収録日:2023/07/28
追加日:2023/11/04
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科 研究科長・学部長・教授