社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
「器が小さい」と思われる人の特徴
よく「あの人は器が小さい人だな」という話を耳にしますが、実際、どのような人のことを指すのでしょうか。たとえば、会社のなかで知らず知らずのうちにそう思われているとしたら、ちょっと悲しいですよね。それが上司という立場の人ならなおさらです。
では、「器が小さい人」には具体的にどんな特徴があるのでしょう。今回、スタッフが独自にアンケートをとって調べたところ、5つの特徴が見えてきました。
普段は意識していなくても、もしかすると、自分にもあてはまるかもしれません。一度、自分のことも客観視してみてはいかがでしょう。
では、「器が小さい人」には具体的にどんな特徴があるのでしょう。今回、スタッフが独自にアンケートをとって調べたところ、5つの特徴が見えてきました。
自分の非を認めない
問題が起こったとき、喧嘩をしたとき、うまくいかなかったとき、自分の何がいけなかったのか、反省しない人は、「器が小さい人」だと思われているようです。勘違いをして人を責めたり、不用意な発言で人を傷つけてしまったにもかかわらず、謝った方が負けだと意地を張ってしまう人もいるそうですが、そうなると余計にかっこ悪いですね。気をつけたいものです。自分の損得だけ考えて行動する
人を助けたり、手伝ったりというときに、「それって何か得するの?」と考えてしまうのも、「器が小さい人」の特徴とのこと。見返りなど求めず何でもしよう、とまでは言いませんが、とにかく自分の得になることしかしないということでは、器は小さいままということです。また、自分が好きな人にはとことん尽くせても、嫌いな人にはまったく優しくしない、という人もこの部類に入るでしょう。人の幸せを喜べない
人が成功したときに、素直に祝福できないことも器の小さい人の特徴です。他人がうまくいっても、そのことに嫉妬してしまい、おめでとうすら言えないのは、とても悲しいことですよね。でも実は、こういう人たちの大半は、自分に自信が持てていないのだといいます。相手が先に行ってしまい、置いてけぼりにされたと感じているそうです。許容範囲が狭い
誰でも、それを言われたら、あるいはそれをされたら我慢できないという境界線のようなものを持っているのではないでしょうか。その許容範囲があまりにも狭いと、器が小さいと思われてしまうようです。自分の価値観や考え方などから少しでも外れているともうだめだと切り捨てたり、怒ったりするのもこのタイプの特徴です。人のミスに厳しすぎる
仕事でミスをしたときは、指摘されても仕方はありません。しかし、たとえば他愛もない普段の会話の中で、ちょっとした言い間違いをした、あるいは思い違いで答えてしまったことに対して、厳しすぎる人がいますが、そうした人も器が小さい人と思われているそうです。ミスは決していいことではないですが、あまりに完璧を求めすぎると、窮屈に感じるということでしょう。「器が小さい人」は自信がない?
今回、「器が小さい人」の特徴として5つ挙げましたが、みなさんはどう感じましたか。見方を変えると、怒りやすいのは傷つきやすいから、幸せを喜べないのは自分に自信がないから、優しくできないのは相手のことが怖いから、と捉えることもできるのではないでしょうか。そうなると、人から「器が小さい人」と見られているということは、もしかしたらその人自身の弱さや不足感から出てきていることなのかもしれませんね。普段は意識していなくても、もしかすると、自分にもあてはまるかもしれません。一度、自分のことも客観視してみてはいかがでしょう。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
雑学から一段上の「大人の教養」はいかがですか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
最近の話題は宇宙生命学…生命の起源に迫る可能性
未来を知るための宇宙開発の歴史(13)発展する宇宙空間利用と進化する技術
技術の発達・発展により、宇宙空間を利用したさまざまなサービスが考え出されている。人間の環境を便利にするものであり、また攻撃技術にもつながるものであるが、さまざまな可能性を秘めている。さらに宇宙空間の利用は、天文...
収録日:2024/11/14
追加日:2025/10/19
学力喪失と「人間の理解」の謎…今井むつみ先生に聞く
編集部ラジオ2025(24)「理解する」とはどういうこと?
今井むつみ先生が2024年秋に発刊された岩波新書『学力喪失――認知科学による回復への道筋』は、とても話題になった一冊です。今回、テンミニッツ・アカデミーでは、本書の内容について著者の今井先生にわかりやすくお話しいただ...
収録日:2025/09/29
追加日:2025/10/16
ソニー流「多角化経営」と「人的資本経営」の成功法とは?
エンタテインメントビジネスと人的資本経営(1)ソニー流の多角化経営の真髄
ソニー・ミュージックエンタテインメント(ジャパン)は、アメリカのコロムビアレコードと1968年に創業した、日本初の外資とのジョイントベンチャーである。ソニーはもともとエレクトロニクスの会社だったが、今のソニーグルー...
収録日:2025/05/08
追加日:2025/10/20
なぜ算数が苦手な子どもが多いのか?学力喪失の真相に迫る
学力喪失の危機~言語習得と理解の本質(1)数が理解できない子どもたち
たかが「1」、されど「1」――今、数の意味が理解できない子どもがたくさんいるという。そもそも私たちは、「1」という概念を、いつ、どのように理解していったのか。あらためて考え出すと不思議な、言葉という抽象概念の習得プロ...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/10/06
ショパン…ピアノのことを知り尽くした作曲家の波乱の人生
ショパンの音楽とポーランド(1)ショパンの生涯
ピアニスト江崎昌子氏が、ピアノ演奏を交えつつ「ショパンの音楽とポーランド」を紹介する連続シリーズ。第1話では、すべてのピアニストにとって「特別な作曲家」と言われる39年のショパンの生涯を駆け足で紹介する。1810年に生...
収録日:2022/10/13
追加日:2023/03/16