社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
「電車内でのメイク」はアリ?ナシ?
これってあり?なし?その判断は人によって異なるものが少なくありません。今回は3つの「ありなし」についてネット、周囲の人々の声を参考に調査してみました。
男性:あり35%/なし65%
(暮らしニスタ編集部2017年調べ)
長年、ありなし論争が続いている話題ではありますが、ネット上でも周囲に聞いても男女ともに「なし」派の声が多数を占めています。周囲でも「公の場で化粧ははしたない」というルール違反だという意見や、「周りの人の服を汚してしまいそう」という実害を気にする意見があがりました。
一方で「効率化するという意味では良いのでは」という男性の声をはじめ、男女ともに少数ながらも「あり」派も。また、「なし」派の中にも「口紅などのお直しくらいなら」というプチ寛容派や、「(電車が空いていたら)1、2分で眉を描くくらいはたまにやっちゃう」と罪悪感がありながらも許してほしいという声も見られました。
ちなみに筆者は「なし」派。メイクは公の場でするべきではないと思いますし、見せられる側も気持ちの良いものではありません。家でメイクの時間がとれない時にはファンデーションまでは済ませてメガネをかけて、出先で続きをするようにしています。
30代:あり61%/なし39%
40代:あり62%/なし38%
50代:あり57%/なし43%
60代:あり49%/なし51%
(しらべぇ編集部2015年調べ)
年代があがると「なし」派が増えていきますが、筆者の周囲は「あり」「なし」派が拮抗。「なし」派は「カジュアルすぎて社会人としてちょっと」「スーツにしわができそう」との意見が。また、「営業先に行く時はマナーとしてありえないと思う」と長年作り上げられたイメージが定着していることがうかがえる声もありました。一方、「あり」派の意見としては「両手が空くから便利そう」「スマートでかっこいい」と利便性と見た目の点で好印象だという意見も聞かれました。若い世代には抵抗が少ないこともあり、今後はスーツにリュックは常識になっていくのではないかとも思われます。
筆者個人としては「TPOをわきまえれば問題ない」と思います。最近では自転車で通勤する人を見ることも少なくありませんし、スタイリッシュなリュックは「おしゃれ」と思うこともあります。ただし、前述の調査の結果から見ても、面接や取引先への挨拶など、相手に年代の上の人がいる場合は手持ちカバンの方が無難かと思われます。
わける 58%
(ハウス食品2016年調べ)
筆者はクリームシチューをごはんにかけたことがないので、この結果には驚きました。ハウス食品の調べでは全国的にかける派、わける派の割合は拮抗したものの、近畿・中四国地方ではわける派が優勢との結果が。同社では近畿地方は食文化に対して保守的だからではないだろうかという仮説を立てていて、とても興味深い結果になっています。
周囲の人に聞いてみると、割合は拮抗。「なし」派は「味がぼんやりする」「クリームシチューにはパンが鉄板」という意見があがりました。逆に「あり」派は「なんでもごはんにかけちゃうから」という声や「洗うお皿がひとつで事足りるのは助かる」という合理的な意見も。各家庭でクリームシチューがメインとして出てくるのか、味噌汁の代わりとして出てくるのかも異なっていて、地域差というよりも家庭ごとの違いが大きいように感じました。
さまざまな「あり?なし?」を周りの人に聞いてみると、意外と人によって異なった意見が飛び出て、なかなかに興味深い結果が得られました。「あり?なし?」をちょっとした話題の小ネタにしてみてはいかがでしょうか。
女性の電車内でメイク、あり?なし?
女性:あり20%/なし80%男性:あり35%/なし65%
(暮らしニスタ編集部2017年調べ)
長年、ありなし論争が続いている話題ではありますが、ネット上でも周囲に聞いても男女ともに「なし」派の声が多数を占めています。周囲でも「公の場で化粧ははしたない」というルール違反だという意見や、「周りの人の服を汚してしまいそう」という実害を気にする意見があがりました。
一方で「効率化するという意味では良いのでは」という男性の声をはじめ、男女ともに少数ながらも「あり」派も。また、「なし」派の中にも「口紅などのお直しくらいなら」というプチ寛容派や、「(電車が空いていたら)1、2分で眉を描くくらいはたまにやっちゃう」と罪悪感がありながらも許してほしいという声も見られました。
ちなみに筆者は「なし」派。メイクは公の場でするべきではないと思いますし、見せられる側も気持ちの良いものではありません。家でメイクの時間がとれない時にはファンデーションまでは済ませてメガネをかけて、出先で続きをするようにしています。
スーツにリュック、あり?なし?
20代:あり65%/なし35%30代:あり61%/なし39%
40代:あり62%/なし38%
50代:あり57%/なし43%
60代:あり49%/なし51%
(しらべぇ編集部2015年調べ)
年代があがると「なし」派が増えていきますが、筆者の周囲は「あり」「なし」派が拮抗。「なし」派は「カジュアルすぎて社会人としてちょっと」「スーツにしわができそう」との意見が。また、「営業先に行く時はマナーとしてありえないと思う」と長年作り上げられたイメージが定着していることがうかがえる声もありました。一方、「あり」派の意見としては「両手が空くから便利そう」「スマートでかっこいい」と利便性と見た目の点で好印象だという意見も聞かれました。若い世代には抵抗が少ないこともあり、今後はスーツにリュックは常識になっていくのではないかとも思われます。
筆者個人としては「TPOをわきまえれば問題ない」と思います。最近では自転車で通勤する人を見ることも少なくありませんし、スタイリッシュなリュックは「おしゃれ」と思うこともあります。ただし、前述の調査の結果から見ても、面接や取引先への挨拶など、相手に年代の上の人がいる場合は手持ちカバンの方が無難かと思われます。
ごはんにクリームシチューをかける、あり?なし?
かける 42%わける 58%
(ハウス食品2016年調べ)
筆者はクリームシチューをごはんにかけたことがないので、この結果には驚きました。ハウス食品の調べでは全国的にかける派、わける派の割合は拮抗したものの、近畿・中四国地方ではわける派が優勢との結果が。同社では近畿地方は食文化に対して保守的だからではないだろうかという仮説を立てていて、とても興味深い結果になっています。
周囲の人に聞いてみると、割合は拮抗。「なし」派は「味がぼんやりする」「クリームシチューにはパンが鉄板」という意見があがりました。逆に「あり」派は「なんでもごはんにかけちゃうから」という声や「洗うお皿がひとつで事足りるのは助かる」という合理的な意見も。各家庭でクリームシチューがメインとして出てくるのか、味噌汁の代わりとして出てくるのかも異なっていて、地域差というよりも家庭ごとの違いが大きいように感じました。
さまざまな「あり?なし?」を周りの人に聞いてみると、意外と人によって異なった意見が飛び出て、なかなかに興味深い結果が得られました。「あり?なし?」をちょっとした話題の小ネタにしてみてはいかがでしょうか。
<参考サイト>
・電車内で化粧をするのって、あり?なし?女性100人に聞いてみた!
https://kurashinista.jp/column/detail/3007
・男性100人に調査!電車内で化粧をする女性、あり?なし?
https://kurashinista.jp/column/detail/3011
・スーツにリュック通勤はアリかを調査!仕事がデキる・出世している人ほどナシの傾向に
https://sirabee.com/2015/07/27/42002/
・クリームシチュー「かける派」「わける派」 結果は?
https://mainichi.jp/articles/20170304/k00/00e/040/287000c
・電車内で化粧をするのって、あり?なし?女性100人に聞いてみた!
https://kurashinista.jp/column/detail/3007
・男性100人に調査!電車内で化粧をする女性、あり?なし?
https://kurashinista.jp/column/detail/3011
・スーツにリュック通勤はアリかを調査!仕事がデキる・出世している人ほどナシの傾向に
https://sirabee.com/2015/07/27/42002/
・クリームシチュー「かける派」「わける派」 結果は?
https://mainichi.jp/articles/20170304/k00/00e/040/287000c
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
「学ぶことが楽しい」方には 『テンミニッツTV』 がオススメです。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,500本以上。
『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
叩き潰せ、正しいのは自分だけ…ロイ・コーンの教えとは
[深掘り]世界を壊すトランプ関税(1)トランプ大統領の動機と思考
トランプ政権が発表した関税政策は、世界を大きな混乱に落とし込んでいる。はたして、トランプ大統領の「動機」や「思考」の淵源とはいかなるものなのか。そして世界はどうなってしまうのか。
島田晴雄先生には、...
島田晴雄先生には、...
収録日:2025/04/15
追加日:2025/04/25
共生への道…ジョン・ロールズが説く「合理性と道理性」
危機のデモクラシー…公共哲学から考える(5)共存・共生のための理性
フェイクが含まれた情報や陰謀論が跋扈する一方、多様性が尊重されるようになり多元化する人々の価値観。そうした現代社会で、いかにして私たちはともに公共性を保って生きていけるのか。多様でありながらいかに共存・共生でき...
収録日:2024/09/11
追加日:2025/04/25
水にビジネスチャンス!?水道事業に官民連携の可能性
水から考える「持続可能」な未来(8)人材育成と水道事業の課題
日本企業の水資源に関するリスク開示の現状はどうなっているか。革新的な「超越人材」を生み育てるために必要な心構えとは何か。老朽化する水道インフラの更新について、海外のように日本も水道事業に民間資本が入る可能性はあ...
収録日:2024/09/14
追加日:2025/04/24
太陽系は銀河系の中で塵のように小さな存在でしかない
ブラックホールとは何か(1)私たちが住む銀河系
銀河の中心にある巨大なブラックホールは一体何なのか。それを考えるためには、宇宙にある数多の銀河の構造について正しく理解する必要がある。私たちが住むこの太陽系は、天の川銀河という巨大な銀河のごくごく小さな一部分で...
収録日:2018/10/31
追加日:2019/03/26
実は考古学者と人類学者で違う!? 渡来系弥生人の定義
弥生人の実態~研究結果が明かす生活と文化(6)弥生人のDNA
後の二重構造説の見直しにつながっていく「ヤポネシアゲノムプロジェクト」は、これまで手薄だった弥生人のDNA分析によって、古代人の分布について新たな見方を示した。そして、鳥取県にある青谷上寺地遺跡の調査では、現代日本...
収録日:2024/07/29
追加日:2025/04/23