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DATE/ 2017.12.17

安全な街コンを見分ける方法

 今や日本各地で当たり前のように開催されている「街コン」。メディアで取り上げられることは少なくなりましたが、実は昨今、さらなる“進化”を遂げています。

 鉄道旅を楽しめる「鉄コン」やマスク必須の「マスクコン」、お寺で行う「写経コン」まで…。多様化し、ますます盛り上がりを見せている「街コン」の今に迫りました。

そもそも街コンとは?

「街コン」という名前を聞いたことはあっても、その実態を知らない人も多いのではないでしょうか。

 街コンとはもともと、多くの人に来てもらうための「町おこし」を主目的に開催されたものです。パートナー探しを目的に参加する人も少なくないため、街コン情報の多くはいわゆる「婚活パーティ」のような出会いを連想させる内容になっていますが、大きな特徴は次の3点に集約されます。

1 規模が大きい
2 格安料金で食べ&飲み放題
3 婚活パーティより気軽

 市の団体が行う街コンでは数千人規模になるところも。参加費を支払えば特定の店で自由に飲食できるのも大きな特徴です。そのため、「グルメを堪能したい」「街を散策したい」といったライトな理由で参加する人も多数。レジャーランドを貸し切って遊ぶような感覚に似ているかもしれませんね。

ちょっと変わった“進化形街コン”あれこれ

 最近は参加者のニーズに合わせた個性的な街コンが増えています。今時の街コンはどのようなものか、ご紹介しましょう。

<多種多様な趣味コン>
 その名の通り、共通の趣味や嗜好を持つ人同士が集まる街コンです。主に以下の3タイプがあります。

・エンタメ、パーティ型
 エンタメやスポーツ、ポップカルチャーなど、特定ジャンル同士が集まるタイプの街コンです。映画好きのための「映画コン」、猫カフェ、ドッグカフェでくつろげる「ニャンコン」「ワンコン」、読書好きにはたまらない「図書館コン」など、ジャンルによってさまざまなシーンが用意されています。

・遠足、観光型
 動物園や美術館、温泉地など、レジャー施設や観光名所を巡るタイプのもので幅広い世代に支持されています。山登りのようなアウトドア系のほか、貸し切り列車で日帰り旅を楽しめる「鉄コン」「旅コン」も人気を集めています。

・体験、ミッション参加型
 非日常体験を手軽に楽しめる体験型街コンも、年齢問わず支持されています。料理教室や陶芸、工房体験といった正統派のものから、話題のVRや謎解きゲームなどが体験できるアミューズメント系、お寺の「写経コン」「座禅コン」といった変わり種もあります。

<内面重視、マスクコン・暗闇コン>
 マスク着用が義務づけられた、一風変わった街コンです。中にはアイマスクをして完全に視界を防ぐ「暗闇コン」というものも……!

 ちなみに実際に仮面をつける「仮面コン」も存在しています。現代版・仮面舞踏会といったところですね。

<社会貢献、ボラコン>
 農業や地域イベントの手伝いなど、ボランティアを目的にした街コン。出会いの場というだけでなく、地域貢献ができるという点で年配者にも受けいれられているようです。ボランティア活動前後でパーティを組むスタイルも。

気になる安全面は?良心的な業者の見分け方

 街コンブームに乗じ、モラルを無視した参加者や参加費を不当に集める悪質業者がいるのも確か。トラブルに巻き込まれないようにするためにも、優良な運営業者を見極めることが大切です。

<優良な業者・街コンを見分けるポイント>
・開催実績を公開している
・返金保証制度がある
・主催者の顔や連絡先が明確である
・参加店舗の情報が掲載されている
・場所と料金に見合った規模である

 「街コンジャパン」など、大手の街コンサイトはこうした情報を開示しており、参加の際は必ず身分証明書の提示をするなど、参加者の不利益にならないよう仕組みを整えています。街コンに申し込む際はこれらのポイントが押さえられているか、しっかり吟味しましょう。

 ちなみに、日本街コン協会に参画している非営利の街コン(宮コン、奈良コンなど)もありますので、初めての人はそちらから参加してみるというのもありかもしれません。

<参考サイト>
・日本街コン協会
http://machi-kyo.com
・街コンジャパン
https://machicon.jp
(10MTV編集部)