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DATE/ 2018.03.19

東大生1800人が選ぶ「就職注目企業ランキング」

 街に初々しいリクルートスーツをきた学生が増えてきました。就活の時期です。2019年卒の就活スケジュールは、3月にエントリー開始され、6月から選考が始まります。今年も売り手市場が見込まれていますが、どのような動きになるでしょうか。今回は東大生が注目している企業ランキングと全体の動向を比べてみましょう。

東大生が選ぶ就職注目企業ランキング

 就活する学生の企業探しは多様化しています。売り手市場の現状では、いいことばかりが書かれている就活ナビサイトよりも、より内実のわかる口コミサイトが人気を集めているようです。以下は、こういった口コミサイトの一つ「Vorkers」で実際に東大生が調べている企業の一覧、「東大生1800人が選ぶ、就職注目企業ランキング」でのトップ10です。

1 株式会社野村総合研究所
2 アクセンチュア株式会社
3 三菱商事株式会社
4 マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパン
5 野村證券株式会社
6 株式会社ボストンコンサルティンググループ
7 東京海上日動火災保険株式会社
8 ゴールドマン・サックス証券株式会社
9 シンプレクス株式会社
9 株式会社三菱総合研究所

 コンサルティングやITソリューション、証券会社といったところでしょうか。商社としては3位の三菱商事が奮闘しています。

一般の学生が選ぶ就職人気企業ランキング

 ここでマイナビ・NIKKEIの調査による2018年卒の一般の就職人気企業ランキングを見てみましょう。

<文系総合>
1 全日本空輸(ANA)
2 JTBグループ
3 日本航空(JAL)
4 三菱東京UFJ銀行
5 東京海上日動火災保険
6 三井住友銀行
7 エイチ・アイ・エス(H.I.S.)
8 みずほフィナンシャルグループ
9 損害保険ジャパン日本興亜
10 伊藤忠商事
(理系総合のトップ3は、1位「ソニー」、2位「味の素」、3位「資生堂」)

 航空、旅行、銀行、保険会、先に挙げたランキングとはかなり異なります。共通しているのは、東京海上日動火災保険株式会社のみ。誰もが知っている、仕事のイメージがつかみやすい企業ばかりではないでしょうか。

 一方、東大生が選ぶランキングでは、名前だけでは何の会社なのかわからないかもしれません。もちろん、一般の人気企業はインターネットでの投票なので、CMを行っているような知名度の高い企業に票が入るのも頷けます。

BtoB事業の魅力を発信することが大事

 さて、企業が人材を確保する際に考えるべきことは何でしょうか。東大生が選ぶ企業はコンサルティングやソリューションなど、より社会の根幹に関わる企業です。この点はもちろん意識や能力の高さも関係があります。しかし、すべての就活する学生がわかっておいたほうがいいことは、世の中の事業売上の多くはBtoBの取引であり、スケールの大きな動きがここに潜んでいる、ということかと思われます。

 もちろん、売り手市場だからこそ、知名度によらず学生は自分自身のキャリアをしっかりと考える必要があると思われます。また、BtoCの企業もより自社の仕事内容に適合した人材にきてもらいたいはずです。この意味でまず大事なことは、学生にBtoB事業を知ってもらうこと、理解してもらうことではないでしょうか。

<参考サイト>
・PRWire:Vorkers「東大生1800人が選ぶ、就職注目企業ランキング」
https://prw.kyodonews.jp/opn/release/201802201079/
・マイナビ2018就職企業ランキング文系総合ランキング
https://job.mynavi.jp/conts/2019/tok/nikkei/ranking18/ranking_index.html
(10MTV編集部)

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