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DATE/ 2019.01.24

「保険見直し屋」のオススメは信用できるのか?

 みなさん、「保険見直し屋」をご存知ですか。簡単に言うと、加入している生命保険や医療保険などの診断を、無料で行っている来店型の保険の相談窓口のことを言います。いま、ニーズの高まりにともなって、これらの業者がどんどん店舗を増やしています。

 それにしても、保険の見直しはなぜ無料なのか。そして、無料なのにもかかわらず、どうやって利益を上げているのか、保険見直し屋の儲けのカラクリに迫ります。

保険見直し屋のビジネスモデル

 無料と聞くと、ついつい手を出してしまうのは誰でも同じこと。けれども「タダより高いものはない」と言われる通り、タダの裏には何かしらカラクリがあるものです。売る側の立場になって考えればすぐに見当のつくことですが、何もかも無償で提供していたら商売になりません。

 保険見直し屋のビジネスモデルもそう複雑なものではありません。まず前提として、来店したお客さんからはお金はとりません。これは確かなことです。それならどうやって利益を得ているのかというと、お客さんが契約した保険の会社からキックバックを得られるようにしているのです。

建前としての「中立的な立場」

 お金はとらずに最適な保険を紹介してくれる。そうか、そういうことであれば安心、と考えたいところですが、もうすこしだけ売る側の立場から考えてみましょう。

 疑うべくは「中立的な立場」という点です。はたして本当に「中立的な立場」から相談に乗ってくれるのか。基本的にはそのような立場であるはずですが、これはあくまで「建前」であるとも言えるでしょう。

 なぜなら、保険の見直しも商売だからです。商売の目的は利益をあげることです。すなわち、保険会社からできるだけ多くのキックバックを得たいと考えるのが普通です。場合によっては、会社から課されたノルマもあるかもしれません。「中立的な立場」を守らず、「売上第一」で考える相談員もいるかもしれないのです。

人任せではなく自分で判断できるように

 実際に某大手の保険見直し業者に関するネットの口コミでも「宣伝文句として「気軽に相談を」を謳っているが、契約する前提で話をしてくる」とか「(保険に加入しやすい)健康な人以外相手にされない」などといった意見もみられます。

 では、保険見直し屋はまったく信用できないのか。そんなことはありません。実際に優秀な相談員は自分にとって都合の悪い質問に対しても誠実に回答し、本当にお客さんが必要な保険を提案して売上に結び付けていくとも聞きます。

 しかし結局のところ、自分に合う保険かどうかは、自分が決めることです。「タダより高いものはない」となってしまわないように自分で調べたうえで、保険見直しは「参考情報を得るために」くらいのスタンスで利用すると良いでしょう。
(10MTV編集部)