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DATE/ 2019.06.18

名古屋走り、茨城ダッシュ…ローカルな危険運転

 あおり運転や高齢者ドライバーによる事故など交通事故が相次いでいます。運転するときに気をつけなければいけないことはたくさんありますが、全国各地に地域特有の危険な運転ルールがあることを知っていますか。

 「名古屋走り」「茨城ダッシュ」「伊予の早曲がり」など、各地それぞれの危ない交通ルールを紹介します。

ウインカーに注意! 名古屋走りと松本走り

 ローカルな危険な交通ルールといえば、筆頭にあがるのが「名古屋走り」。「名古屋で運転するのはちょっとコワイ!」という声もよく聞きますね。

 「名古屋走り」というのは主に「ウインカーを出さないで車線変更する」運転のことです。こうした運転車両が名古屋市に多いことからこの名がつけられました。道路交通法では「運転者は、同一方向に進行しながら進路を変える場合には、その3秒前に合図を行う」とされています。

 ウインカーといえば、「松本走り」もよく知られています。長野県松本市には「交差点でウインカーと同時に右左折する」車両が多いのだそうです。

交差点の危ないルール 「茨城ダッシュ」「伊予の早曲がり」

 関東エリアでよく知られているのが「茨城ダッシュ」です。茨城県では、「青信号に変わった瞬間に直進車よりも先に右折」する車両が多いと指摘されています。

 同じ信号にまつわるルールに徳島県の「阿波の黄走り」があります。「黄信号で速度を上げて交差点に進入」するのが特徴です。

 愛媛県の「伊予の早曲がり」は「茨城ダッシュ」に似ています。「交差点で直進車より早く右折」する運転を指します。

交差点で歩行者がいても止まらない 「山梨ルール」

 「伊予の早曲がり」や「茨城ダッシュ」と同じく交差点の事例に兵庫県のローカルルールがあります。「交差点で先に入った車が優先される」、その名も「播磨道交法」です。

 運転者だけでなく歩行者にも大きな危険の及ぶ可能性が高いのが山梨県の「山梨ルール」です。「信号機のない交差点で歩行者がいても止まらない」ことを指します。これは危ないですね!

 交通事故は、自分がいくらルールを守っていても100パーセント避けることはできません。もちろん、ルールをきちんと守り、注意力を高めることで、かぎりなく100パーセントに近づけることはできます。また、運転前の予備知識があなたを守ります。

 知らない土地に出向く時は、面倒くさがらずに、地域特有の危ない交通ルールがないかもチェックしてみてください。
(10MTV編集部)

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