社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
年収に見合った「家賃」はいくらなのか?
生活する上で最も大きな固定費といえば、家賃ではないでしょうか。昔はおよそ収入の3割(33%程度)が目処とされてきました。しかし、これはもはや昔の話。現在はもう少しシビアになっている様子です。ここでは、実際どれくらいが妥当なのか、年収別に見てみましょう。
現代では以前に比べてさまざまな働き方が選べるようになったと同時に、年功賃金制といった時間に任せれば給与が上がる仕組みは期待できません。雇用が維持される保証もないという状況も増えています。つまり、私たちは以前よりもリスクの高い社会に生きています。この社会ではリスクに備えて一定額を蓄えておく必要があります。
また今後、老後資金を年金だけでは賄えないことも明らかです。この点でもお金を蓄えておく必要性があります。しかし、現在では貯蓄しておくだけではお金は増えません。ゆとりを得るにはある程度を投資に回す必要もあります。国もiDeCoやNISAといった貯蓄を投資にシフトする方策を積極的に広めていますが、貯蓄を全額投資に回すのは危険です。投資にお金を回すには、ある程度の貯蓄があることを前提としなければなりません。つまり、一定額の貯蓄の上に老後資金としての投資が必要です。
さらに以前よりも消費税は上がっています。また、細かく考えればインターネットやスマホは、現在ではなくてはならない社会インフラです。これを維持するのにも毎月1万円程度は必要です。このように考えれば、2000年代以前よりも、現代では固定費が増え、自分の自由に使えるお金は減っていると考えられます。この時、一番に見直されるべき固定費は家賃です。
<年収(月割り額)20%:25%:30%>
200万円(約16.7万円/月):3.3万円:4.2万円:5.0万円
300万円(約25万円/月):5万円:6.3万円:7.5万円
400万円(約33.3万円/月):6.7万円:8.3万円:10万円
500万円(約41.7万円/月):8.3万円:10.4万円:12.5万円
600万円(約50万円/月):10万円:12.5万円:15万円
700万円(約58.3万円/月):11.7万円:14.6万円:17.5万円
800万円(約66.7万円/月):13.3万円:16.7万円:20.0万円
もちろん、一人で暮らすか、夫婦で暮らすか、また子供がいるかどうか、福利厚生の充実した会社勤めかフリーランスかといった様々な状況によって、家賃にあてることのできる金額は大きく変わります。しかし、節約できれば大きな違いが生まれることは確かです。例えば年収500万円の場合をとりだしてみましょう。30%だった場合の家賃は12.5万円、これが20%だった場合は8.3万円となります。つまり、毎月4.2万円の差が生まれるのです。これは見過ごせない金額だと言えます。
収入が少ないほどこういった固定費がシビアになることは想像に難くありません。また、夫婦2人の世帯でまだ子供がいない場合、貯蓄は手取りの20%が目安といった記事もあります。節約や貯金は習慣づけが大事です。一概に「家賃は収入の何割」と言えない部分はありますが、固定費に対する意識を持っておけば、あとで生き方に余裕が生まれることは間違いないでしょう。
収入の20%から30%程度が目安
最近は一般的に家賃の目安は20から30%とされることが多いようです。3割ということが言われていた時代は、日本の経済が上向いていくという予想がされていた時代です。つまり、未来の自分や国のお金に託せる時代の考えだったと言えるでしょう。しかし、現代の様相は異なります。現代では以前に比べてさまざまな働き方が選べるようになったと同時に、年功賃金制といった時間に任せれば給与が上がる仕組みは期待できません。雇用が維持される保証もないという状況も増えています。つまり、私たちは以前よりもリスクの高い社会に生きています。この社会ではリスクに備えて一定額を蓄えておく必要があります。
また今後、老後資金を年金だけでは賄えないことも明らかです。この点でもお金を蓄えておく必要性があります。しかし、現在では貯蓄しておくだけではお金は増えません。ゆとりを得るにはある程度を投資に回す必要もあります。国もiDeCoやNISAといった貯蓄を投資にシフトする方策を積極的に広めていますが、貯蓄を全額投資に回すのは危険です。投資にお金を回すには、ある程度の貯蓄があることを前提としなければなりません。つまり、一定額の貯蓄の上に老後資金としての投資が必要です。
さらに以前よりも消費税は上がっています。また、細かく考えればインターネットやスマホは、現在ではなくてはならない社会インフラです。これを維持するのにも毎月1万円程度は必要です。このように考えれば、2000年代以前よりも、現代では固定費が増え、自分の自由に使えるお金は減っていると考えられます。この時、一番に見直されるべき固定費は家賃です。
年収別の家賃シミュレーション
実際に年収別にシミューレーションしてみましょう。それぞれの年収で、月々20%、25%、30%でそれぞれおおよその金額を出してみます。<年収(月割り額)20%:25%:30%>
200万円(約16.7万円/月):3.3万円:4.2万円:5.0万円
300万円(約25万円/月):5万円:6.3万円:7.5万円
400万円(約33.3万円/月):6.7万円:8.3万円:10万円
500万円(約41.7万円/月):8.3万円:10.4万円:12.5万円
600万円(約50万円/月):10万円:12.5万円:15万円
700万円(約58.3万円/月):11.7万円:14.6万円:17.5万円
800万円(約66.7万円/月):13.3万円:16.7万円:20.0万円
もちろん、一人で暮らすか、夫婦で暮らすか、また子供がいるかどうか、福利厚生の充実した会社勤めかフリーランスかといった様々な状況によって、家賃にあてることのできる金額は大きく変わります。しかし、節約できれば大きな違いが生まれることは確かです。例えば年収500万円の場合をとりだしてみましょう。30%だった場合の家賃は12.5万円、これが20%だった場合は8.3万円となります。つまり、毎月4.2万円の差が生まれるのです。これは見過ごせない金額だと言えます。
収入が少ないほどこういった固定費がシビアになることは想像に難くありません。また、夫婦2人の世帯でまだ子供がいない場合、貯蓄は手取りの20%が目安といった記事もあります。節約や貯金は習慣づけが大事です。一概に「家賃は収入の何割」と言えない部分はありますが、固定費に対する意識を持っておけば、あとで生き方に余裕が生まれることは間違いないでしょう。
<参考サイト>
・これが「年収別適性家賃」|ライフルホームズ
https://www.homes.co.jp/cont/rent/rent_00002/
・「家賃は収入の30%」は時代遅れ?手取りから逆算する"理想の家賃"をお金のプロが解説|オウチーノニュース
https://o-uccino.com/front/articles/55627
・夫婦の生活費の内訳はいくら?理想の割合や上手な分担方法も解説!|家計見直しナビ
https://www.kakeinavi.jp/559/
・これが「年収別適性家賃」|ライフルホームズ
https://www.homes.co.jp/cont/rent/rent_00002/
・「家賃は収入の30%」は時代遅れ?手取りから逆算する"理想の家賃"をお金のプロが解説|オウチーノニュース
https://o-uccino.com/front/articles/55627
・夫婦の生活費の内訳はいくら?理想の割合や上手な分担方法も解説!|家計見直しナビ
https://www.kakeinavi.jp/559/
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
物知りもいいけど知的な教養人も“あり”だと思います。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,500本以上。
『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
花粉、炭素、酸素同位体…重複分析で分かる弥生時代の環境
弥生人の実態~研究結果が明かす生活と文化(3)弥生時代の環境と気候
古代の気候を推測するために、研究者はさまざまな方法を駆使してきた。海水面の位置をもとにした「弥生の小海退」説をはじめ、花粉や炭素濃度などから行う分析法には難点もある。その難点を克服した方法によって見えてきた弥生...
収録日:2024/07/29
追加日:2025/04/02
分断進む世界でつなげていく力――ジェトロ「3つの役割」
グローバル環境の変化と日本の課題(5)ジェトロが取り組む企業支援
グローバル経済の中で日本企業がプレゼンスを高めていくための支援を、ジェトロ(日本貿易振興機構)は積極的に行っている。「攻めの経営」の機運が出始めた今、その好循環を促進していくための取り組みの数々を紹介する。(全6...
収録日:2025/01/17
追加日:2025/04/01
なぜやる気が出ないのか…『それから』の主人公の謎に迫る
いま夏目漱石の前期三部作を読む(5)『それから』の謎と偶然の明治維新
前期三部作の2作目『それから』は、裕福な家に生まれ東大を卒業しながらも無気力に生きる主人公の長井代助を描いたものである。代助は友人の妻である三千代への思いを語るが、それが明かされるのは物語の終盤である。そこが『そ...
収録日:2024/12/02
追加日:2025/03/30
きっかけはイチロー、右肩上がりの成長曲線で二刀流完成へ
大谷翔平の育て方・育ち方(5)栗山監督の言葉と二刀流への挑戦
高校を卒業した大谷翔平選手には、選手としての可能性を評価してくれた人、そのための方策を本気で考えてくれた人がいた。それは、ロサンゼルス・ドジャースの日本担当スカウト小島圭市氏と、元日本ハムファイターズ監督で前WBC...
収録日:2024/11/28
追加日:2025/03/31
このように投資にお金を回せば、社会課題も解決できる
お金の回し方…日本の死蔵マネー活用法(6)日本の課題解決にお金を回す
国内でいかにお金を生み、循環させるべきか。既存の大量資金を社会課題解決に向けて循環させるための方策はあるのか。日本の財政・金融政策を振り返りつつ、産業育成や教育投資、助け合う金融の再構築を通した、バランスの取れ...
収録日:2024/12/04
追加日:2025/03/29