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DATE/ 2020.12.31

「移住したい国ランキング」日本は何位?

 リモートワークがすっかり市民権を得て、地方移住が話題にもなる昨今ですが、今回は海外移住のお話です。アメリカのフィンテック企業・レミトリーが「移住したい国」という調査を実施したのですが、果たして日本は何位に入ったでしょうか?

日本は世界2位! 13の国と地域からラブコール

 2020年1月から10月の期間で、「海外への移住方法」についてGoogleのグローバル検索は29%増加したとのことで、コロナ禍で海外移住を考える人は世界的に増えているようです。「移住したい国」調査では、101の国と地域の検索データを元に、最も検索された場所のランキングを作成。さらに、各国ごとにどこへの移住希望が最も高いのか、という情報もまとめています。

 1位に輝いたのはカナダ。30か国が「最も移住したい国」としてカナダを選んでいたという結果になりました(あくまで検索データによる推定ではありますが)。続いて2位に入ったのが日本。レミトリーは素晴らしい景色や治安の良さ、雇用機会の多さなどで評価されたのでは、と分析しています。続いて3位はスペイン、4位はドイツ、5位はカタールでした。

 では日本へのラブコールを送った、「最も移住したい国」として選んでいたのはどこでしょうか?世界で人気1位のカナダとアメリカ、北米の2大国が日本を選んでいたことに加え、アジアからの人気が高く、ネパール、ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジア、台湾、フィリピン、インドネシア。他にはオーストラリア、ジョージア、モンテネグロがありました。ちなみに日本が最も関心を持っている対象はイギリスでした。

 アジア内から日本への人気が高かったように全体的な傾向を見ると近場を選んでいる国や地域が多く、ヨーロッパ諸国はスペインやドイツ、スイスなどが人気でした。フィンランド、スウェーデンの北欧国がスペインを選んだのは暖かさに惹かれたのかもしれないですし、ポーランド、チェコなどがドイツを選んでいるのは距離的な近さに加えて仕事探しという面もあるのかも、など地図で見るといろいろと想像がかき立てられます。

親日度合いと関係あり? 調べてみると

 そうした中でジョージア、モンテネグロが日本を選んだのはある意味イレギュラーなのですが、ジョージアは親日国としても知られています。少し前には牛丼チェーンの松屋がジョージア料理のシュクメルリ定食を販売して話題になったこともありました。

 親日という観点でその他の国も該当するのでしょうか?アウンコンサルティング株式会社が発表した「世界11カ国の親日度調査」を見ると、台湾、タイ、アメリカ、オーストラリアは「大好き」が50%超。一方で日本「大好き」率50%超なのに移住先1位に別の国を挙げていたのはシンガポール。シンガポールがラブコールを送ったのはオーストラリアでした(隣国のマレーシアもオーストラリアへの移住意向が強いようです)。

 コロナ禍ということで現実的にはすぐ海外移住するのは難しい時期ではあるものの、グローバルな移動に制限がない世になれば、こうした海外移住がより活発化するのかもしれませんね。 

<参考サイト>
・The Most Popular Countries for Moving Abroad | Remitly
https://www.remitly.com/gb/en/landing/where-the-world-wants-to-live
・【世界11カ国の親日度調査】日本への好感度、日本旅行前の情報収集について|アウンコンサルティング株式会社のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000034654.html

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