テンミニッツ・アカデミー|有識者による1話10分のオンライン講義
会員登録 テンミニッツ・アカデミーとは
社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2015.07.05

知っておきたい「炎上しないSNSコメント」7つの作法

 誰もがスマホやタブレットを持つようになり、FacebookやTwitterといった共感でつながるソーシャルネットワークサービス(SNS)を活用している人も多いのではないだろうか?

 発信者にとって、「いいね」や「リツイート」の数だけでなく、ついたコメントは気になるもの。見ている人が不快になる言葉の使い方や表現には注意が必要だ。

 SNSでのコメント発信は、知り合いからその知り合いまで、幅広く拡散することを想定する必要がある。特に自分以外のことを載せる場合には、事前に確認することでトラブルの芽を摘んでおきたいところ。

 ふと書きこんだ一言で炎上!なんてことにならないよう、気持ちのよいコミュニケーションのためのコメント、その7つの作法を知っておきたい。


1. 相手の立場や気持ちを考える

・状況にふさわしい内容か、事前にチェックする
・紋切り型の表現に注意する

2. 相手のプライバシーに配慮する

・他人の行動や嗜好など、些細な個人情報を書きこまない
・読まれることに配慮し、個人的な情報はダイレクトメッセージで!

3. 病気や訃報には慎重に

・内容にあわせて「いいね」ボタンのクリックに注意する
・臆測や聞きかじりの情報でコメントしない

4. 共感は素直な言葉で

・「同感です」みたいな繰り返しの表現にならないように注意する

5. ネガティブに同調しない

・ネガティブな記事に対して、むやみに同調して煽らないように注意する

6. 自分の自慢話を持ち込まない

・話題の中心を自分に移していないか注意する

7. 反論や討論を目的にしない

・意見を述べる場合は自分自身の記事で表現し、相手記事のコメントでは控える

 コメントはそれとなく人格が表れてしまうものなので、相手を尊重する気持ちと状況への配慮より、実際の人間関係をイメージして発信することを心がけたい。

~最後までコラムを読んでくれた方へ~
自分を豊かにする“教養の自己投資”始めてみませんか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,500本以上。 『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

世界で最もクリエイティブな国は? STEAM教育が広がる理由

世界で最もクリエイティブな国は? STEAM教育が広がる理由

数学と音楽の不思議な関係(4)STEAM教育でつくる喜びを全ての人に

世界では「創造性がどれくらい大事か」という問題意識が今、急激に高まっている。創造性とは全ての人にあり、偏差値などでは絶対に計れない、まさに無限軸の創造性のこと。そうした創造性を育む学びが「STEAM教育」である。最終...
収録日:2025/04/16
追加日:2025/09/18
中島さち子
ジャズピアニスト 数学研究者 STEAM 教育者 メディアアーティスト
2

なぜ日本の所得水準は低いのに預金残高は大きいのか

なぜ日本の所得水準は低いのに預金残高は大きいのか

続・日本人の「所得の謎」徹底分析(2)政府債務と預金残高の背景

国際的に見て、政府の債務残高が大きい日本。その背景には、バブル崩壊後の財政赤字を取り戻せていないことがあった。その一方で、預金残高も高い日本。所得が低いのに預金が多い日本の謎を解説する。(全4話中第2話)
※...
収録日:2025/07/10
追加日:2025/09/17
養田功一郎
元三井住友DSアセットマネジメント執行役員 YODA LAB代表 金融・経済・歴史研究者
3

米長邦雄のアンラーニング、弟子の弟子になってV字成長

米長邦雄のアンラーニング、弟子の弟子になってV字成長

経験学習を促すリーダーシップ(2)経験から学ぶ力

人が成長していくために重要な経験学習。その学習サイクルを適切に回していくためには、「経験から学ぶ力」が必要になる。ではそこにはどのような要素があるのか。ストレッチ、リフレクション、エンジョイメントという3要素と、...
収録日:2025/06/27
追加日:2025/09/17
松尾睦
青山学院大学 経営学部経営学科 教授
4

「100年戦争」と考えて戦争に突入した日本の現実

「100年戦争」と考えて戦争に突入した日本の現実

戦前日本の「未完のファシズム」と現代(8)満州事変と世界大恐慌

日本の陸軍は第二次世界大戦を「100年戦争」であると見なした。勝てる見込みは少なかったにもかかわらず、天皇と国民の一体性という精神主義によって、総力戦になだれこんでいった。石原莞爾が満州事変を起こした時に描いたスト...
収録日:2020/02/26
追加日:2020/08/04
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授 音楽評論家
5

各々の地でそれぞれ勝手に…森林率が高い島国・日本の特徴

各々の地でそれぞれ勝手に…森林率が高い島国・日本の特徴

「集権と分権」から考える日本の核心(5)島国という地理的条件と高い森林率

日本の政治史を見る上で地理的条件は外せない。「島国」という、外圧から離れて安心をもたらす環境と、「山がち」という大きな権力が生まれにくく拡張しにくい風土である。特に日本の国土は韓国やバルカン半島よりも高い割合の...
収録日:2025/06/14
追加日:2025/09/15
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授 音楽評論家