社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
職場で求められる「清潔感」とは?
クールビズやカジュアルフライデー等から始まり、働きやすいカジュアルな服装を推奨する企業も増えています。しかし、スーツでもカジュアルでもそこには服装に関する暗黙のルールがあり、最低限のドレスコードとも言える「清潔感」が求められているもの。だらしがない、みっともないと思われないように職場で意識したい「清潔感」とは、どのような基準なのかおさらいしてみませんか。
まずは服装に関しての意見からご紹介します。
【シワや汚れが目立つ】
スーツが皺だらけ、アイロンをかけていないのが一目で分かるワイシャツなど、シワシワ・ヨレヨレなのは清潔感が欠如します。またシャツの襟や袖が黒ずんでいたり黄ばんでいたりの劣化は、洗濯していても不潔感を醸し出す原因に。
【露出度が高過ぎる】
女性の胸がばっくり開いたトップスや短すぎるスカート、下着が見えそうなローライズのパンツ、生足などは職場では「セクシー」ではなく「清潔感がない」と思われがち。男性も無駄に胸のボタンをいくつも開けたりすると夜の雰囲気が出てしまい、遊んでそう=不潔というイメージに。
【靴が汚く、匂いそう】
靴はビジネスマンの格が顕れるアイテムと言われますが、傷んでいたり汚れたままだったりすると、どんなにいいスーツを着ていても清潔感はダウン。また職場でつい靴を脱いでしまう男性もいますが、そんな時に汚い靴だと「足が臭そう」と感じてしまうもの。脱ぐなら靴下の汚れや穴にも要注意です。
【毛玉や擦り切れなど服が傷んでいる】
毛玉ができたり、ほつれのある服は衛生的には問題がなくても、だらしがなく見られがち。また、膝が出ていたり、お尻が薄く擦り減ってしまっているスーツなども、貧乏くささが目立ってしまいます。ボタンが取れたまま着ているのもそうですが、服もメンテナンスするのが清潔感の要です。
続いて、意外と多かった髪や爪などのディテールです。
【ボサボサ、脂ぎっている】
寝癖がついてボサボサな頭や洗っていないかのような脂ギッシュな髪など、頭髪の不潔感は目立つもの。カジュアルファッションの日ならまだしも、スーツなどの服装とのギャップが強いとさらに悪目立ちして清潔感を奪ってしまいます。
【ロン毛や過度なカラーリング】
営業などの男性は「散髪に行け」と上司に言われたこともあるかもしれませんが、年長者からは伸びっぱなしで長髪になっていたり目に掛かっている髪型は清潔感がないと見られがち。女性でも超ロングをばさっと下ろしていたり、カラーで傷んでプリンになっていると不潔な印象になってしまいます。
【黒ずんだ爪やマニキュアの禿げた爪】
仕事中は意外と相手の指先に目がいくものです。爪に汚れが溜まっていたり、あまりに長く伸びていると不潔な印象を持たれてしまいます。またせっかくマニキュアを塗っていても、禿げたままにしているとみっともないもの。特に濃いカラーなどは粗が目立つため、だらしのないイメージに。
そして、言われると一番辛いかもしれない「匂い」です。
【生乾き臭や汗の匂いを漂わせる】
いわゆる密になることも多い職場では、匂いも清潔感の基準に。特に不潔な印象になってしまうのは、誰が嗅いでも不快な生乾き臭や、汗臭さ。元々の体臭や、濃い香水の匂いなどよりも、清潔にしていれば防げるはずの悪臭は「ちゃんとしてよ」と思ってしまうもののようです。
・周りや仕事相手に「不潔感」で不快な思いをさせないこと
・服や身体も、メンテナンスや手入れをして職場に行くこと
・仕事の場の身だしなみは「楽」を最優先しないこと
また、新型コロナの影響でもはやデフォルトになったマスクですが、「上司が何日も同じマスクを洗わずつけ続けている」、「メイクがついたり、薄汚れていたり、意外とマスクが汚い同僚が多い」と声もあり、まさに清潔感や衛生管理が大切なマスクは新たな職場の清潔基準となりそうな気配も。
どんな服装や髪型をしようが仕事がちゃんと出来ていればいい、と思う人もいるかもしれませんが、食品や薬品、医療や美容など、業種によっては社員の身だしなみが会社のイメージを悪くすることもあります。たとえ仕事が出来る人でも清潔感がないというだけで、自己管理が出来ていない、だらしがない、みっともない、マナーがなってない、という偏見を持たれてしまうのも損ですから、せめて周りに不快感を与えない身なりやお手入れを心掛けたいものですね。
清潔感がない、と職場で思われるポイントをチェック
そこで、企業で働く男女30人に、職場で「清潔感がない」と感じてしまう人の特徴や、清潔度を測られているポイントをヒアリングし、まとめました。まずは服装に関しての意見からご紹介します。
【シワや汚れが目立つ】
スーツが皺だらけ、アイロンをかけていないのが一目で分かるワイシャツなど、シワシワ・ヨレヨレなのは清潔感が欠如します。またシャツの襟や袖が黒ずんでいたり黄ばんでいたりの劣化は、洗濯していても不潔感を醸し出す原因に。
【露出度が高過ぎる】
女性の胸がばっくり開いたトップスや短すぎるスカート、下着が見えそうなローライズのパンツ、生足などは職場では「セクシー」ではなく「清潔感がない」と思われがち。男性も無駄に胸のボタンをいくつも開けたりすると夜の雰囲気が出てしまい、遊んでそう=不潔というイメージに。
【靴が汚く、匂いそう】
靴はビジネスマンの格が顕れるアイテムと言われますが、傷んでいたり汚れたままだったりすると、どんなにいいスーツを着ていても清潔感はダウン。また職場でつい靴を脱いでしまう男性もいますが、そんな時に汚い靴だと「足が臭そう」と感じてしまうもの。脱ぐなら靴下の汚れや穴にも要注意です。
【毛玉や擦り切れなど服が傷んでいる】
毛玉ができたり、ほつれのある服は衛生的には問題がなくても、だらしがなく見られがち。また、膝が出ていたり、お尻が薄く擦り減ってしまっているスーツなども、貧乏くささが目立ってしまいます。ボタンが取れたまま着ているのもそうですが、服もメンテナンスするのが清潔感の要です。
続いて、意外と多かった髪や爪などのディテールです。
【ボサボサ、脂ぎっている】
寝癖がついてボサボサな頭や洗っていないかのような脂ギッシュな髪など、頭髪の不潔感は目立つもの。カジュアルファッションの日ならまだしも、スーツなどの服装とのギャップが強いとさらに悪目立ちして清潔感を奪ってしまいます。
【ロン毛や過度なカラーリング】
営業などの男性は「散髪に行け」と上司に言われたこともあるかもしれませんが、年長者からは伸びっぱなしで長髪になっていたり目に掛かっている髪型は清潔感がないと見られがち。女性でも超ロングをばさっと下ろしていたり、カラーで傷んでプリンになっていると不潔な印象になってしまいます。
【黒ずんだ爪やマニキュアの禿げた爪】
仕事中は意外と相手の指先に目がいくものです。爪に汚れが溜まっていたり、あまりに長く伸びていると不潔な印象を持たれてしまいます。またせっかくマニキュアを塗っていても、禿げたままにしているとみっともないもの。特に濃いカラーなどは粗が目立つため、だらしのないイメージに。
そして、言われると一番辛いかもしれない「匂い」です。
【生乾き臭や汗の匂いを漂わせる】
いわゆる密になることも多い職場では、匂いも清潔感の基準に。特に不潔な印象になってしまうのは、誰が嗅いでも不快な生乾き臭や、汗臭さ。元々の体臭や、濃い香水の匂いなどよりも、清潔にしていれば防げるはずの悪臭は「ちゃんとしてよ」と思ってしまうもののようです。
清潔感がない、で職場の好感度を下げるのは損
服装、髪や爪、匂いなど、様々な職場での「清潔感」を左右するポイントが分かりました。いずれのポイントを見てみても、職場で求められる「清潔感」は以下のようなことを最低限意識すべきです。・周りや仕事相手に「不潔感」で不快な思いをさせないこと
・服や身体も、メンテナンスや手入れをして職場に行くこと
・仕事の場の身だしなみは「楽」を最優先しないこと
また、新型コロナの影響でもはやデフォルトになったマスクですが、「上司が何日も同じマスクを洗わずつけ続けている」、「メイクがついたり、薄汚れていたり、意外とマスクが汚い同僚が多い」と声もあり、まさに清潔感や衛生管理が大切なマスクは新たな職場の清潔基準となりそうな気配も。
どんな服装や髪型をしようが仕事がちゃんと出来ていればいい、と思う人もいるかもしれませんが、食品や薬品、医療や美容など、業種によっては社員の身だしなみが会社のイメージを悪くすることもあります。たとえ仕事が出来る人でも清潔感がないというだけで、自己管理が出来ていない、だらしがない、みっともない、マナーがなってない、という偏見を持たれてしまうのも損ですから、せめて周りに不快感を与えない身なりやお手入れを心掛けたいものですね。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
雑学から一段上の「大人の教養」はいかがですか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
なぜ『ホトトギス』に注目?江藤淳の「リアリズムの源流」
AI時代に甦る文芸評論~江藤淳と加藤典洋(2)江藤淳の「リアリズムの源流」
文芸評論を再考するに当たり、江藤淳氏の「リアリズムの源流」を振り返ってみる。一般的に日本で近代小説が始まった起源は坪内逍遥だといわれるが、江藤氏はそれに疑問を呈す。そして注目したのが、夏目漱石の「坊ちゃん」であ...
収録日:2025/04/10
追加日:2025/07/02
ヨーロッパとは?地図で読み解く地政学と国際政治の関係
地政学入門 ヨーロッパ編(1)地図で読むヨーロッパ
国際政治の戦略を考える上で今やかかせない地政学の視座。今回のシリーズではヨーロッパに焦点を当て、地政学の観点から情勢分析をする。第1話目では、まず地政学の要点をおさらいし、常に揺れ動いてきた「ヨーロッパ」という領...
収録日:2025/02/28
追加日:2025/05/05
アジア的成熟国家モデルづくりへ、日本が目指すべき道とは
日本の財政と金融問題の現状(4)日本が目指すべき成熟国家への道
機関投資家や経営者の生の声から日本の金融市場の問題点を見ていくと、リスクマネーを供給するための市場づくりや人材育成等の課題が浮き彫りになる。良質なスタートアップ企業を育てるにはどうすればいいのか。今こそアジア的...
収録日:2025/04/13
追加日:2025/07/01
「イエス・キリスト」という名前の本当の意味は?
キリスト教とは何か~愛と赦しといのち(1)「イエス」とは一体誰なのか
キリスト教とは何か。「文明の衝突」が世界中で現実化する中、この問題は日本人にとっても重要なものになっている。上智大学神学部教授・竹内修一氏は、「キリスト教とは何か」という問いは、同時に「イエスとは誰なのか」も意...
収録日:2016/12/26
追加日:2017/02/28
最悪のシナリオは?…しかしなぜ日本は報復すべきでないか
第2次トランプ政権の危険性と本質(8)反エリート主義と最悪のシナリオ
反エリート主義を基本線とするトランプ大統領は、金融政策の要であるFRBですらも敵対視し、圧力をかけている。このまま専門家軽視による経済政策が進めば、コロナ禍に匹敵する経済ショックが世界的に起こる可能性がある。最終話...
収録日:2025/04/07
追加日:2025/06/28