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DATE/ 2021.08.02

IQ上位2%!メンサはどんな団体か?

 米国はロサンゼルスに住む2歳の女の子が、米国人で最年少のメンサ会員となったというニュースが今年(2021年)の5月末に報じられました。両親は1歳6カ月の健診でその早熟ぶりを小児科医に伝え、メンサのテストを行う心理学者のもとへ。結果、IQが146に上ることが分かったといいます。MENSA(メンサ)とは、高IQ(知能指数)の持ち主であれば、誰でも入れる国際グループなのです。

どうすれば入れるのか?

 高IQ=頭のよい人ということで、学歴に依らず頭の良さの証明にもなるメンサ会員。日本在住で15歳以上であれば、誰でもJAPAN MENSA主催の入会テストを受けることができます。そして、全人口の上位2パーセント以内のスコアであると認められれば会員となることができるのです。なお。未成年(20歳未満)の入会は、保護者の承諾書が必要です。また、15歳未満の方は入会テストを受けることはできません。15歳未満で入会したい場合は、本人の入会意思がある事・専門医等の知能測定の証明を提出できる事等が必要とのこと。ちなみに、専門医の証明書による入会は15歳以上の方でも可能です。

メンサの目的は?

 「メンサ」とは、ラテン語で「テーブル」の意味で、メンバーが平等に円卓を囲む様子を表わしています。高いIQを持つことだけを条件に、政治的に中立で、人種や宗教の違いから完全に自由である聡明な人々のための集まりを作るというアイデアから、英国の弁護士のローランド・ベリルと科学者で弁護士でもあるランス・ウェア博士によって1946年に創設されました。

 メンサには3つの目的が提示されています。

1.知性才能を、認知、育成し、人類の向上に役立てること。
2.知性の原理、性質、そしてその適用などを研究することを激励すること。
3.メンバーのための知的、かつ社会的活動を促進させること。

メンサの会員は?

 メンサのサイトによると、会員数は全世界100ヶ国以上で約134,000人。 日本には、約4,700人(2019年12月現在)の会員がいるとのこと。

 会員で日本国内でよく知られているのは、イケメン俳優として人気上昇中の岩永徹也さん、お笑い芸人の宇治原史規さん、タレントと医師を兼業する川村優希さん、フジテレビのアナウンサー安宅晃樹さん、ソニーコンピュータサイエンス研究所の上級研究員でバラエティー番組にもよく出演されている茂木健一郎さんなどです。

 海外では、SF作家のアーサー・C・クラークさん、女優のジョディ・フォスターさん、俳優のジェームズ・ウッズさん、「マインクラフト」の生みの親であるマルクス・ペルソンさんがよく知られています。

そもそもIQって?

 メンサはいたってシンプルな目的を持っていますが、「IQが高いことはいいこと」というのは誤解もあるようです。「優秀な大学を出ても仕事はできない」という話をよく耳にするように、IQの高さやそれに応じた学歴という尺度が、いまの仕事環境の実用性や社会的な価値に見合っているとはいえないからです。

 例えば。IQテスト=知能検査などの「処理速度」判定は、視覚運動機能の速度を測るようなものになっており、日常生活における行動の処理速度と、知能検査がはじき出す処理速度では、意味が異なっています。

 知能検査は、通常の学習についていけないような、知的な発達について遅れのある子どもを見出し、適切な教育を行うためのものとして開発された経緯があります。

 IQテスト=知能検査は、ゲーム感覚で閉じた世界観のなかでのベンチマークで、現実の対処能力とも重なるところはあるものの、現実を生きる上で状況を把握し、課題解決ができる判定指標にはなりにくい側面を持っていることは理解しておきたいところ。現実に必要とされる創造性や実行力は、今の知能検査にはあまり反映されていないことにも目を配りつつ、知的なゲームとしてメンサにチャレンジしてみるのは面白いと思います。

<参考サイト>
メンサとは│mensa
https://mensa.jp/about.html

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